龍族であった頃の命が尽きる記憶を引き出そうと祈りはしたが、同じビジョンを見るだけだった。
少しネットサーフィンをして情報を漁ってみたが、龍族の争いに関しては10年前頃から様々なblogで過去世記憶がかなり出ており、出雲に繋がる争いの経緯まで書かれている情報すらあった。
しかし、私の真我が望む目的は龍族の対立や背景を深掘りする事でも無く、龍族の復活でも無く、命が尽きる際に背負った感情カルマからの解放であり、それをフラットにして今世の生きる身を軽くする事にある。
情報を漁る間に、
「さくら色の龍」
という絵本を知った。
絵本の内容を勝手に詳しくは書いてしまい申し訳無いが、
一人ぼっちの少女と青色の龍の交流を、欲に刈られた村の大人に傷つけられ、少女を思いやった龍の犠牲を少女の優しさが桜色の龍に代える話。
この絵本の龍の悲しみが、丁度私のビジョンで見た命が尽きる際の情景の
「悲しみ、虚しさ」
に重なって涙が出てしまった。
私のビジョンでは、小ぶりの龍であった為に戦いの最中には狙われ安かったのか、命が尽きる際の情景は只只悲しい目をし「諦め」や「悲しみ」ばかりが伝わってきた。
この感情をヒ―リングした後の私の変化は、自分の予想を越えていた。
それまで口で唱えていた日々の祈りが、胸から沸き上がる言葉へと変わったのが驚きだった。
こんなにまで、過去世での深い悲しい出来事が妨げになっていたのかと・・・。
少しグロい話になるが、龍の霊的な力を得る為に人が龍の命を奪うという事を、「龍の宝珠を奪う」としているのは霊的な表現であり、恐らく人間はその力を身にする為に龍の血肉を食したのだと・・私は感じている。
別の過去世で亡くなった影響で今世に持ち越したのは、子宮を剣で破壊された過去世が、今世婦人科系の病気で長く苦しんだ事を癒しの過程で知る事もあった。
過去世とは、これ程までに現世に影響を及ぼすものなのだとつくづく思い知らされた。
私の祈りの変化は歓迎すべき変化で、この過程を踏む事が学びでもあった。
しかし「悲しみ」だけで終る事だったのかはまだ疑問。
この後ろに人を寄せ付け無い更なる感情が隠れていないか暫くは観察しなければならないと思っている。
お正月休みを利用した内観は続けるが、変化があった記録として一旦は締める。
他者に放つ無意識の念が止まってくれたら、この件はクリアなのだけれど・・・裏切られた部分まで入らないと駄目かな???