麻薬カルテル幹部を殺害

「メキシコ当局は２日までに、中西部ミチョアカン州を拠点とする麻薬カルテル「テンプル騎士団」の幹部の一人、エンリケ・プランカルテ容疑者（４３）を殺害したと発表した。
現地メディアなどが報じた。
メキシコ海軍が３月３１日、中部ケレタロ州で同容疑者を発見、呼び止めたが応じず、発砲してきたため銃殺したという。
メキシコは２月に米国との合同作戦で国内最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」最高幹部ホアキン・グスマン被告を拘束。
３月にはテンプル騎士団を結成したナサリオ・モレノ容疑者を銃撃戦の末に殺害するなど、麻薬組織の切り崩しを強めている。
モレノ容疑者については、メキシコ大統領府が２０１０年１２月に殺害したと公表していたが、その後生存が判明。今年３月に殺害した際は指紋などを照合し本人と断定した。（産経ニュース ）」






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子供370人以上見つかる

「メキシコ内務省移民局（INM）は29日、国内14の州で今月17～24日の間に、米国に向かう途中で密入国請負業者に置き去りにされたとみられる子供370人以上が見つかったと発表した。
子供たちの年齢や国籍などは明らかにされていない。
移民局の声明は、「子供たちは極度の疲労状態にあり、足の負傷のほか脱水や自分の置かれた状況を正しく認識できなくなる失見当識などがみられる。
子供たちは自分たちがどこで置き去りにされたのか分かっていない」としている。
これに関連して、当局は人身売買に関与した疑いのある9人の身柄を拘束した。
INMは、「メキシコを単身で通過する不法移民とみられる子供の数は、ここ数か月の間に急増している」と指摘していた。
必要な証明書類を持たず、メキシコを通って米国に向かう危険な旅を企てる不法移民の数は年間およそ14万人に上り、その大半は中米の出身者だ。
多くは子供を連れており、米国に入る手助けをする「コヨーテ（coyote）」と呼ばれる請負業者を頼っている。
しかし、こうした不法移民が犯罪組織の標的とされ、強盗や恐喝、レイプ、誘拐、殺人の被害に遭うケースは非常に多い。(c)AFP」



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不法移民１００人超軟禁

「米テキサス州ヒューストンの警察当局は１９日、ヒューストンの家屋でメキシコなどからの不法移民１００人以上が軟禁されているのを発見、救出した。
妊婦や子供も含まれていた。米ＣＮＮテレビなどが報じた。
軟禁されていたのはメキシコやエルサルバドル、ホンジュラスなどからの５～４７歳の男女。
当局は、密入国をあっせんすると見せかけて軟禁し家族らに身代金を要求する組織の犯行とみており、関与したとみられる５人を拘束。
家から武器も押収した。
約１３５平方メートルの家屋に閉じ込められていた。ドアには外から錠が掛けられ、窓には板が打ち付けられていた。
トイレは一つしかなく非衛生的な環境だったという。
多くは２～４日間の軟禁だったが、１５日間軟禁されていたと話す女性もいた。（産経）」






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儀式で人間の臓器を使用か！？

「19日、メキシコ中西部ミチョアカン州の治安機関の責任者は、麻薬カルテル「テンプル騎士団」が自分達の儀式を執り行うために人間の臓器を使用した可能性があると伝えた。
それによれば、この麻薬マフィア組織は、新しいメンバーを入会させるイニシエーションの際に、心臓など人間の臓器を食べさせるなどしたという。
17日、メキシコ・ミチョアカン州の治安部隊は、有名な麻薬密売組織のボスの1人エンリケ・プランカルテ・ソリサの甥、マヌエル・プランカルテを、人間の臓器密売に関与した疑いで逮捕した。
しかし治安機関の責任者によれば、捜査官らは現在、彼らが密売のためではなく、儀式を執り行うため臓器を用いていたとの考えに傾いているという。(リア-ノーヴォスチ)」



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「生きていた」麻薬王、軍が射殺

「メキシコ当局は９日、同国の麻薬王として知られたナサリオ・モレノ容疑者を射殺したと発表した。
同容疑者は２０１０年、軍との銃撃戦で死亡したと発表されたが、その後も生存説が絶えなかった。
メキシコ国家公安機構の責任者によると、軍部隊は９日、モレノ容疑者を追い詰めて拘束しようとしたが、同容疑者が発砲したため射殺した。
モレノ容疑者を巡っては、カルデロン前政権が１０年１２月、２日間にわたる銃撃戦の末に殺害したと発表。政府がその裏付けを示さなかったことから「まだ生きている」とのうわさが流れた。１１年には検察当局が、遺体は収容されず死亡を確認できなかったと認めた。
指紋や写真も残されていなかった。
当局によると、９日に射殺された人物は、指紋から同容疑者本人であることが確認された。
まもなくＤＮＡ鑑定の結果も出るという。
モレノ容疑者は中西部ミチョアカン州で麻薬組織「ラ・ファミリア」を設立し、同州住民の自称「救世主」として経済的、政治的な影響力を行使していた。
モレノ容疑者の死亡が伝えられた後、同組織は分裂したが、州内の自警団は最近、生き延びた同容疑者が分派の組織「テンプル騎士団」を指揮していると主張していた。（ＣＮＮ）」



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