久保美也子徒然。。

フラメンコスタジオと日々のこと★

タイ料理☆

2008-07-19 23:18:57 | 日 記
今日タイ料理を食べにいった。

アジア料理は大好きで、大学時代からよくパキスタン料理やインド料理、イラン料理に韓国料理、台湾屋台料理に、インドネシアやベトナムと。。いろいろ友人と食べに行った。

というのも大学では国際文化学科というアジアの国々の文化を勉強する科にいたので、それぞれの友人が選択する国の料理を興味深々で食べにいっては、ごく自然にその国の文化をかたくるしい感じではなく気軽な感じで聞いたりしていたのだった。

今となるとどうにもこうにも社会に出て役にたつ、といった感じではない学部に行ってしまったなぁ、とは思うのだが、それなりに無い頭でいろいろな国があるんだなぁ、とごく自然に視野を広げるいいきっかけにしてくれたなぁと思う。

それまで自分もアジアの国の一員なのに、たとえばの国ですが中国? マレーシア?とか聞くとあまりにも興味がなく、すぐさま欧米の国の話にきりかえたりして、アジアの国に全く興味がなかった。。

そもそも入学の時から、国際文化の学科といったら欧米の勉強をするのが当たり前とどこからそう思ったのかろくに調べもせずに入学し、ガイダンスの日には
あなたはアラビア語にする!? それともペルシア語、インドネシア語に、ウルドゥ語(パキスタン)!?  と次々にきらびやかな民族衣装をきた先輩たちがピカピカと教室の中に入ってきて、 ある時はインドネシアのガムランのような楽器をぐぅわーん!と鳴りひびかせるのだった。。

しかしアラビア語にする!? ウルドゥ語にする!?と。楽しげなポップな雰囲気で聞かれても、当の本人は欧米の勉強をするものと思って入ってきているので

どっどれも濃すぎてでっできたら欧米のことばがいいのですけど。。と言いたくてもわが人生における大きなミスをくやむのみで、私はおとなしくガムランの音色を聞くばかりだった。。ぐぅわーん!!!。。 ある意味この音色はそのときのわたしの心境にふさわしかったのかもしれない。。

そしてかんがえたようで深くかんがえることもできずなかばやけくそぎみに ウルドゥ語(パキスタン)を選択したのであった。。

選択した語学の国は必ず研修で行くことになっていたのだが、野生の勘がさえていたのかある意味あのときパキスタンを選択して本当によかった。。

当時はカラチも少し落ち着いていたのだが、あのあとだいぶ危険な町になったみたいだし、当時はまだ少し国自体も少しは安全だったので(女子一人では歩けないけど。。)、今何かとタリバンなどで話のあがってくるパキスタン・アフガニスタン国境も直接目にする機会があたえられた。。(当時も銃をもった警備のかたと一緒に、研修だったのでたしか警察の許可をもらっていった気がする) たしか山岳地域の山をいくつも越えて。。

正直当時はなんのためにそんなところに行くのかもわかっておらず、公然と国境付近で密輸などをわりと頻繁にしているような国境付近で、その岩に囲まれたパキスタン側の村でゆうちょに羊の肉などをたべている 今となってはまぬけな感じのひとだったのである。
おまけに村のかたたちは東洋のひとははじめて見るようで、はたまた私はラーメンのように頭のてっぺんからパーマをかけていたので、村のかたには気になるようで、いろいろなしぐさでみんな私のパーマについて、指をくるくる巻いたりしてその構造について話しあっているようだった。。

今思うと何もわからず行ったにしろ、あの時をきっかけにその後もやはりパキスタン、、だけでなく他のアジアの国について何か少しでも耳にするとやはりすごく気になるし、そのことについて当時の学生時代の友達と話題になったり、

直接的ではないけれど、あの時の強制アジア文化の勉強が根付いているのであった。。 今でこそ日本にはエスニック料理もたくさんあるし、アジア方面の旅行も多いと思う。

でも15年くらい前はまだ日本の中にアジアはまだそんなに日常のなかにはあまり存在していなかったような気がする。 そう感じるのは私だけだったのだろうか。。

でもあのとき私の大勘違いでのスタートで、アジアについて強制的にべんきょうさせられなければ、私は今でもあまり南アジアや東南アジア、西アジアの国々にほとんど興味を示さなかったのではと思う。

役にたっているのかたっていないのかはわからないけれど、
人間は世界にいろんな人がいるし、パキスタンの町にひとたび足をふみいれた途端、わたしの中の価値感が大きくくつがえったのは確かだ。。

どう言葉で表現したらいいかわからないけれど、感覚的なものなので。。

ということで、タイ料理についてはほとんど何も書かず、この日記をしめたいと思います。
阿佐ヶ谷のタイ料理「ピッキーヌ」は最高でした!☆(最近改装したばかり) 複雑な味なのに、絶妙にからみあうまろやかさ。。 あまりの興奮に
(料理をたべにいくといつもだが)ブログに載せようかなと思っているのに写真をとりわすれました!。。汗

だから興奮が少し落ち着いたあと食べた、ジャックフルーツというデザートと、タイにはあまり関係ないかもしれない、ちょっとかわいい、そしてかなり気になるキャラクター楊枝入れ、そして仏像の彫りの入ったスプーンを写真にとってきました☆



ということで「ピッキーヌ」、最高でした!!☆


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