影法師の独り言

社会の片隅で妄言を呟く

ジレンマ

2007-01-31 18:07:40 | 妄言
【安全保障のジレンマ】

A国とB国とが対立関係にあるとする。

ある時、A国がB国の攻撃に備えて軍拡を実行する。

しかし、B国はこれがA国の侵略の前触れかと脅威に感じ、対抗してA国を上回る軍拡を行う。

B国が自国以上の軍拡を行ったことに危機感を感じたA国は、さらにB国以上の軍拡を行う。

A国の軍拡の報を受けたB国は、さらにA国を上回る軍拡を実施する……

…これを繰り返し、緊張を極限まで高めた両国は、ついに戦端を開く。拡大に拡大を重ねた軍事力を衝突させた結果、両国は甚大な被害を被るのであった。



自国の安全を図るために軍事力を増強すればするほど、緊張感は増してかえって自国の安全が脅威に晒され、さらには取り返しのつかない状態に至ってしまう。これを国際政治学では『安全保障のジレンマ』と言う。

A国・B国を冷戦中の米ソに、軍拡を核兵器増強に置き換えれば、より状況は分かりやすいだろう。このジレンマを打破する手段としては、相互のコミュニケーションを確立する(例:ホットライン)、あるいは軍拡の上限を定める軍備管理(例:SALT)などが考えられる。



【科目登録のジレンマ】

「学問への意欲」と「楽したい気持ち」は相反関係にある。

「学問への意欲」を追求すると、レベルの高さから単位の取得度は困難になり、4年間で卒業できなくなるおそれが強まる。

「楽したい気持ち」を追求すると、科目登録時における選外の可能性は高くなり、4年間で卒業できなくなるおそれが高まる。



せっかくの学生時代、出来る限り趣味なり遊びなりに時間を費やしたい、と思って「楽したい気持ち」を追求すると、結局選外に引っかかり2次登録以降のトンデモ科目を取らざるを得なくなる。

一方で、専門分野を学べるアカデミズムに目覚め、いざその世界に突っ込んでみると、その壁は想像以上に高く、それに応じて単位取得も難しくなる。

学生に概ね共通する「学問への意欲」と「楽したい気持ち」、いずれも追求し続けると結局は卒業できなくなってしまうおそれがある。科目登録時に直面する、この状態を『科目登録のジレンマ』と言う。

これを解決する方法、それは大学が科目登録の上限を増やし、選択の幅を広げることにある。

白紙撤回

2007-01-23 15:05:11 | 日記
先日、新しいノートPCが決まりかけたという記事を投稿しましたが、あれからさらに調べていくうちに、「どうせ家で使う時間が一番長いんだから!」と次第にモバイル性よりも高性能を求めるようになり始めました。

ってことで、改めて探し中……。

ぼろぼろのPC

2007-01-18 02:11:15 | 日記
昨日、我がノートPCのヒンジ部分が壊れ、ノートのくせに閉じることが出来なくなりました。前回壊れたときは無理やり直したりしたんですが、今回は画面がついているほうと本体とが分離しそうになったりして、やむを得ず「折りたたみ禁止」の貼紙をつけている状態です。閉じることの出来ないノートPCなんて、すでにノートの意味を成していないし、さらには冷却ファンから轟音がするようになって、新しくなった親PC(デスクトップ)の方が明らかに静かだったり……。そろそろ買換え時ですよね。

今狙ってるPCのスペックは以下の通り

OS:Microsoft Windows XP Home Edition SP2
HD:160GB(5400rpm / シリアルATA / 2.5インチ)
CPU:Intel Core2 Duo プロセッサー T7400
(デュアルコア / 2.16GHz / L2キャッシュ4MB)
メモリ:2GB DDR2 SO-DIMM(667MHz, 1GB×2)
グラボ:NVIDIA Geforce Go 7300 128MB (PCI-Express接続)
マザボ:Intel945PMチップセット

高望みしすぎて、価格は21万ちょっとになっています。道のりは険しそうだ。

これでも地学選択

2007-01-16 04:17:55 | 日記
テスト期間に入り、あと合計8つの試験をこなせば春休み(早いですねぇ)に入るわけですが、ここ最近のやる気の無さは酷いです。まだまだ極小値が見えません、ブラックホールにでも捕まったかのような気分です。まだ「事象の地平面」には達していないと信じたいです。

と夜中に書いている時点でダメですね。まだドイツ語に手をつけていません。なんて書いていたら何か揺れてますよ。伊豆半島で地震ですか。マグニチュードは5.7とそこそこ大きいながら、深さが170kmのおかげで地表の震度は2,3程度。面白いのが伊豆が震源なのに、地震を実際に観測したのが関東~東北にかけての太平洋側に集中していること、静岡県以西はほぼ皆無。ちょうど日本海溝沿い、プレートの境目に沿って地震波が伝わったんでしょうかね。

あ、こんなこと書いていると自分の成績表に激震が走りそうだ。

国民食に舌鼓(2回目)

2007-01-11 13:15:33 | 日記
1週間前に行ったばっかりばっかりなのに、性懲りも無くまた介一家成瀬店に行って来ました。


前回は冬休み中でもあったせいか、店員は2人いましたが、平日の真ん中の夕方はやっぱり人は少なめ。大将1人で切り盛りしていました。

   

今回のチョイスは「チャーシューメン中盛」(950円)。まぁ別にこだわりがあるわけじゃなくて、メニュー表を上から順番に攻めてるだけなんですが。麺とスープは相変わらずの味で、美味しく頂いてきました。次回は順番からいえば「つけ麺」になるんでしょうかね。

美しい部室、E330

2007-01-10 12:52:01 | サークル
昨年の暮れ、12/19(火)に24期と25期の有志により部室の大掃除が行われました。1/9現在も綺麗な状態が維持されています。しかし他サークルとの兼用部屋につき、いつまでこの状態が維持されるかわかりません。

新執行部が発足した25期の皆さんの何人がこのページを覗いているかは知りませんが、

不断の努力(特に総務)によってこの状態が持続されることを切に望みます。

  

なんか言い残したことがまだあったかもしれませんが、とりあえず24期の総務としての最後のメッセージとさせていただきます。

形式上は成人、実質上は・・・

2007-01-08 16:09:10 | 日記
今日は成人の日。多少前後はあれども、おそらく全国一斉に成人式が開かれたはず。我が地元の横浜では横浜アリーナで開催された模様。ニュースによれば、今年の成人は約139万人、日本の100人に1人の計算ですね。第二次ベビーブームの成人が94年ですから、しばらくは戦後最低の数値を更新し続けそう。

ちなみに、私は昨年11月に晴れて20歳となったわけですが、成人式には結局行きませんでした。

理由としては…
1:中高が私立なので特定区域に同級生が集まっているわけではなかった
2:しかも中学に入ってから引っ越した身につき友人が近辺には少ない
3:昨今の荒れた成人式を見てるとわざわざ突っ込むのは微妙
4:別にお偉いさんの話を聞いて鼓舞される若者でもない

そもそも、本来の「通過儀礼」、「成人としての自覚を高める」という意義よりも「同窓会」的意識が強い成人式そのものに存在意義を感じなくなりつつあります。成人としての自覚はそれぞれの経験を通じて見出していくものでしょう。酒が飲めることが成人と見なす人もいれば、仕事をはじめ自活するようになったことを成人と見なす人もいることでしょう。私は、今度の統一地方選挙を私自身の成人式と見なしています。これからは投票という行動を通じて政治にアプローチできるわけで、政治学を学ぶものとしてはこれは大きい。世界ではまだまだ選挙制度すら確立していない国(例えば、今自分がレポートに書いているアラブ首長国連邦とか)もある中で、この権利を行使できる立場にいるわけですから、そりゃ行使しないわけにはいかないでしょう?

まぁ、話が飛び飛びになりましたが、とにかく…

新成人の皆さん  (自分含む) おめでとうございます


P.S.

でも「来ないの/来なかったの?」とか「結構、知ってる人いたよ」とか「楽しかったよ」というメール、メッセージを見るたびに、微妙に後悔してたりする。



国民食に舌鼓

2007-01-04 16:56:57 | 日記
図書館に行くついでに横浜家系ラーメンを謳っている介一家成瀬店に行ってきた。

横浜家系ラーメンの特徴は太いストレート麺にこってりした豚骨スープ。脂っこいくせに、なぜかまた食べたくなる不思議さ。

実際高校時代、山手店には何度かお世話になった。大学に入ってからも山手店は何度か訪れているのだが、今回は新規開拓を目指して他店にも行ってみたわけだ。成瀬店は同じ介一家の中でも店舗面積が広く、十人前(!)の超大盛ラーメン(4000円)を出すなど独自性が高いようだ。

今回、注文したのはラーメン・チャーシュー丼・餃子から成るラーメンセット(並)、1000円とやや値が張るかもしれないが、なんとなく安心感をもたらす「いつもの介一家」の味であった。

  

うむ、また近いうちに行こう。


※ この記事のアップ日時は1/9ですが、内容は1/4のものです。画像が家からアップできず大学PCを利用したためであります。

まさに寝正月

2007-01-02 22:55:10 | 日記
今日起きたのは、朝の8時半。最近の生活と比べて、えらく早起きなのは家族からの白い視線を避けるため。

冷蔵庫を開けると、ヤクルトの容器を10倍ぐらいにした感じの乳製品が転がっていた。「ライチ風味」と名乗っていたので美味しそうだと飲んでみたら、ビニールが腐ったような味しかしなかったので、残りは家族に譲り渡して、ほうれん草のスープと食パンで朝食を済ます。

その後、部屋を掃除して教場試験+定期試験のために何かやろうか、と思って机に向かうもやる気は限りなく0に近く、ただひたすらWikipediaを眺めて午前中は終了。

昼ぐらいに父親が高尾山に初詣に行こうか、と騒ぎ出すが放置。午前中に来た年賀状は2枚であることを確認し、昼飯もろくに食わずにそのまま昼寝に入る。

部屋の冷え込みに目覚めてみると、気づけば既に17時過ぎ。さすがに空腹感を感じたので冷凍の肉まん1個を食べる。なんとなく体重を量ってみると休み前に比べて2~3kg増量しているのが判明したが放置。部屋が寒いのだが暖房つけるのもMOTTAINAIということで、毛布に包まって夕寝に入る。

飯の声に気づいて起きたら21時過ぎ。NHKでは青蔵鉄道の特集をしている。青蔵鉄道とは中国がチベットに建設した鉄道路線で、平均海抜約4500m、世界最高所(唐古拉山口駅 海抜5,072m)も通過する、まさに世界の尾根を走る鉄道路線。チベットの自然保護区(※ オオカミもいる)を通る際は高架線にして動物と列車が衝突しないようにと自慢してたが、じゃぁ保線作業はどうするんだろうか。ちなみに「北京政府がチベットの漢化政策を進めるための政治路線だ、NHKはそれを伝えているのか」と主張してたら家族から「胃の消化を悪くするからヤメレ」と言われた。


そんなこんなで三が日の半分が過ぎました。そろそろ何とかしないとなぁ。