今日の見学は2カ所。本命だから、どちらか気に入るといいけど...。
◆会員制クラブ:麻布十番・六本木
麻布十番から六本木に向かう大通りを少し入ると、歴史を感じさせる塀が現れて、進むと豊かな緑に囲まれた入口に到着。前方には六本木ヒルズがデデ~ン!とそびえてる。中へ入ると、と~っても美しい庭が全面に! 建物は美術館のようなシンプルでちょっとアカデミックな雰囲気。ココはその筋では有名な建物らしく、日本の巨匠といわれてる建築家が設計したものらしい。50年以上前に建てられたものだから、正直くたびれた印象を受けるんじゃないかな~と思っていたけど、改装直後だそうですっごくキレイ。外側やデザインの雰囲気は残しつつ中を改装したそうだ。外観はかなりモダンな造りで、古さを全く感じないデザイン。やっぱり
良いデザインて古くならないんだな~と実感。当時コンクリート打ちっ放しってのは、かなり斬新だったはず。
さてさて、コーディネーターさんに案内されて披露宴会場へ。一面窓で庭がバッチリ! 部屋はそのまま庭に続いていて「ここは本当に六本木なのか!?」と思うぐらい静かで緑が濃い。う~ん...素敵だぁ。こちらの庭も歴史があって、京都の作庭の名人が作った庭園だそう。港区の名勝にも指定されてるとの事。庭から見える景色は、右に六本木ヒルズ、左に東京タワー...ここで東京観光できちゃうね。普段は会員しか使用できない建物なんだけど、ブライダルだけ特別に使えるそう。気になるのは食事かな。試食してみないとなんともね。それ以外は規模や雰囲気などなど含めて、ここイイかも。秋には紅葉が色づいてキレイらしいし。
◆古い洋館レストラン:新宿
装飾や調度品はもちろん本物で深みを感じるね~。そこらへんの邸宅風ゲストハウスとは全然違うわ。壁や部屋の装飾はどれも素敵なんだけど、ちょっと重い感じというか...私には重厚すぎるかな? 柱・床・調度品の色が深いというか濃いから、全体的に重くて暗いのよね。それが非日常って感じでイイんだけどさ。んで、ブライダルの見学ってだいたい最初にアンケートみたいなのに希望をいろいろ書くんだけど、その中に『予算』の項目があって、ここのはこんな4択だった。
(1)350~450万 (2)450~600万 (3)600~800万 (4)予算は気にしない
はぁ~? 最低金額が350万ですよ!
思わず(4)に○つけちゃおうかと思った。。。そ~ですかぁ~あ~そ~ですかぁ~。そ~いう所なんですね~ごめんなさい。。。と思ったけど、気を取り直してコーディネーターさんの話を聞き、館内を案内してもらった。
庭はこぢんまりしてて可愛らしい。白いテントを張ったガゼボがイイ雰囲気。ガーデン挙式はココでする事になる。素敵かも~! だけど秋になると花が減って今よりも少し寂しい雰囲気になるらしい。やっぱりガーデンウェディングは春よねぇ。でも秋になっちゃうんだから仕方がないわ。その後、レストランや控え室などなどを見て回った。どの部屋も素敵だけど...う~ん...私達らしいかと考えると...疑問かな。『ゴージャスな洋館』ってタイプじゃ~ないもんね。
ちょっと違うかも。
それと1番気になったのは、コーディネーターさん。こちらのペースを考えず、たったと説明してまわっちゃうのよね。もうちょっと見たいのに...って感じ。質問したりしても「こちらではこういうスタイルでのパーティになります」って感じであしらわれちゃうしさ。その後、食事の予約を入れてあってまだ30分もあるのに「では、お食事にご案内します」って説明は終わりになってしまった。私達がお金なさそうに見えるからど~でもいいって思ってるんですか~?
って被害妄想が頭をグルグルするわ。きっと建物見たさの冷やかしが多そうな所だから仕方かもしれないけど。人の対応って大切だよなぁ。その人でその場所の印象が決まっちゃうんだからね。ここはナシかな。