日記?

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「12人の優しい日本人」

2005-10-10 23:03:59 | movie
12人の優しい日本人

ジェネオン エンタテインメント

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三谷幸喜脚本の「12人の優しい日本人」を観た。

今週は三谷幸喜が脚本を手掛けた作品を見まくろうと思っていたけど、
全く達成できておりません…。結局これだけ。

陪審員に選ばれ人を裁く立ち場になった一般人12人が、
夫をトラックに突き飛ばして殺した罪に問われている
女の判決をめぐって論争する。無罪11、有罪1で始まった議論は、
無罪10、有罪2になり、無罪6、有罪6になり、ある男の一言で最後には…。

脚本は面白いと思うけど、前半はちょっと不愉快。
なにが不愉快って、出演者が腹立つ。役柄がね。
こんな人間いたら気が合わないだろうなって人ばっかり出てくる。
人の意見になんでも流されるおばちゃん、
データを書き留めておくことで自分は論理的だと勘違いしている女、
会議にいっさい参加せず一刻も早く終わることを願う男、
大きな声で争うことが大嫌いでヒステリーを起こす男、
自分の過去を議論に持ち出して他を納得させようとする男。
議長がいるのに仕切りたがる出しゃばり男。

ああ、腹立つ。こんなやつらがいる会議にだけは出たくない。
自分を理解していないやつらは厄介だ。
でも、これだけ腹立つってことは大した役柄設定で、
結構な演技力なんだろうね。映画に入りこんでいる証拠かも。

12人の一人、豊川悦司は良かったなぁ。
ひどい服のセンス。商店街だけで買い揃えるとああなりそう。
あんな服着ながら自分をインテリに見せられる品と目力が羨ましい。

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