自分に足りなかったもの

25歳を過ぎてから次第にそう思うようになり、
足りないものを探すべく、皆とは違う道を歩むようになった。
そして最近、自分についてわかったような気がする。

そう、私に足りなかったものは「覚悟」だと思う。
大学へ行くときも、卒業して会社を選んだときも、
自分の決めたことを最後までやる、という覚悟がなかった。
「ここに骨を埋めてもいい」と思うほどの覚悟。
それがなかった。
「自分のやりたいことは、他にあるかも」とか
「自分の人生を、これで終わらせたくない」とか
現実的、具体的な目標もなく、先のことを考えすぎて、
目の前にあることには目を背けていたのかも。

だから、私は決断した。
協力隊へ参加する、と。
これは私にとって、単なる夢じゃなく現実なんです。
仕事を選ぶとか結婚相手を選ぶとかと同じくらい、
重要な意味を持つこと。
そして、この先どんなことがあっても
やり通したいこと。

母親にも言われました。
「反対を押し切ってまで行くんだから、覚悟して行きなさい。
　お母さんは協力しないから。」と
今の私にとって、とてもうれしい言葉でした。
私もそう考えていたから。


どうしてこんなことを書いているかというと
協力隊に参加する前の、自分の考えを書き留めていたいからです。

さて、マラウイから帰国したら
どうなっているでしょうか。