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6日、ロンドンで顔をそろえた「ハリー・ポッター」の映画出演者たち=AP
【ロンドン=大内佐紀】世界中で人気の映画「ハリー・ポッター」シリーズの最終作となる「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」の日英米などでの公開を15日に控え、デイビッド・イェーツ監督や出演者計22人が6日、ロンドンで合同記者会見を開いた。
出演者らは「一緒に育ってきた人たちと会えなくなるのが悲しい」などと映画化第1作からの10年間を振り返った。
ロン役のルパート・グリントさんは「撮影が終わってからもう1年過ぎるけれど、まだ喪失感が抜けない」と子どもの頃から出演してきたシリーズが終わることへの戸惑いを隠さなかった。
米国で舞台に出演中のハリー役ダニエル・ラドクリフさんは「我々の絆きずなが壊れることはない」とのビデオメッセージを寄せた。ラドクリフさんは今月、雑誌のインタビューで、昨年半ばまでの数年間、アルコール依存症に苦しんだことを告白している。
(2011年7月7日11時27分 読売新聞)
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