今日は、大学が休講だらけで昼から何もない日だった。
バイトは5時からしか入っていなかったが、特に行くところも、することもなく、昼過ぎにフロールに入った。
僕は僕の「特定の場所」でコーヒーを片手に本でも読むつもりだった。
まだ見習いの僕が手伝ったところで、無駄にバイト代を出し、ウロウロされても邪魔なだけだからだ。
「杉さん。」
「あれ? もう大学終わりか~?そのわりには授業料無駄に高いなぁ!」
と冗談を言いながら、僕の前で豆をひいている杉さん。
そのコーヒー豆の香りがなんとも良く、僕も早く一からコーヒーをひいてお客様に出したい、と思う。
「あ、リヒト。」←ここへきてようやく名前が・・・。(笑)
「もうすぐ美大の女の子が見習いで来るんだ。向こうはリヒトのこと、知ってるみたいだったぞ。」
「へぇ・・・。美大?名前は?年齢は?」
「あー・・・19歳?多分リヒトより一つ上で、名前は・・・美月、安良川美月。」
安良川美月・・・。ああ、覚えている。小学校六年生の時、僕のクラスに3ヶ月だけいた子だ。なんでも普段はロンドン在住だが、日本に住むおじいさんの具合が悪いとかで一時的に日本に住んでいた子で、英語のほうが得意だから、勉強についていくのは大変だろうと、日本では一学年下のクラスに入れられたのだ。
とはいえ勉強はすごく出来て、バイオリンを習っていて、スポーツも出来る、美人で手足の長い子だった。
ちょうど僕の後ろの席になって、
「名前は?どこから転校してきたの?」
と聞くと、流暢な英語とちょっと片言の日本語で、住んでいるところと名前を教えてくれた。
「美大に、行ったんだね。確かお父さんが有名な画家さんみたいだったけど。」
「そうみたいだな。うちはさ、バイトを雇うつもりなかったんだけど、親父が、知り合いの子だから雇ってやってくれって言ってさぁ。面接したらすんげー綺麗な子が来てびっくりしたんだよ。でも、何も着飾ってない眼鏡の・・・」
と杉さんが美月の説明しているところへ、「こんにちは。」
黒髪ストレート、大きな目に眼鏡をし、ジーンズにストライプ、コンバースの靴にリュック姿の彼女が、立っていた。
ここまで。(笑)
すでに文才なし。(笑)
チャオ♪
バイトは5時からしか入っていなかったが、特に行くところも、することもなく、昼過ぎにフロールに入った。
僕は僕の「特定の場所」でコーヒーを片手に本でも読むつもりだった。
まだ見習いの僕が手伝ったところで、無駄にバイト代を出し、ウロウロされても邪魔なだけだからだ。
「杉さん。」
「あれ? もう大学終わりか~?そのわりには授業料無駄に高いなぁ!」
と冗談を言いながら、僕の前で豆をひいている杉さん。
そのコーヒー豆の香りがなんとも良く、僕も早く一からコーヒーをひいてお客様に出したい、と思う。
「あ、リヒト。」←ここへきてようやく名前が・・・。(笑)
「もうすぐ美大の女の子が見習いで来るんだ。向こうはリヒトのこと、知ってるみたいだったぞ。」
「へぇ・・・。美大?名前は?年齢は?」
「あー・・・19歳?多分リヒトより一つ上で、名前は・・・美月、安良川美月。」
安良川美月・・・。ああ、覚えている。小学校六年生の時、僕のクラスに3ヶ月だけいた子だ。なんでも普段はロンドン在住だが、日本に住むおじいさんの具合が悪いとかで一時的に日本に住んでいた子で、英語のほうが得意だから、勉強についていくのは大変だろうと、日本では一学年下のクラスに入れられたのだ。
とはいえ勉強はすごく出来て、バイオリンを習っていて、スポーツも出来る、美人で手足の長い子だった。
ちょうど僕の後ろの席になって、
「名前は?どこから転校してきたの?」
と聞くと、流暢な英語とちょっと片言の日本語で、住んでいるところと名前を教えてくれた。
「美大に、行ったんだね。確かお父さんが有名な画家さんみたいだったけど。」
「そうみたいだな。うちはさ、バイトを雇うつもりなかったんだけど、親父が、知り合いの子だから雇ってやってくれって言ってさぁ。面接したらすんげー綺麗な子が来てびっくりしたんだよ。でも、何も着飾ってない眼鏡の・・・」
と杉さんが美月の説明しているところへ、「こんにちは。」
黒髪ストレート、大きな目に眼鏡をし、ジーンズにストライプ、コンバースの靴にリュック姿の彼女が、立っていた。
ここまで。(笑)
すでに文才なし。(笑)
チャオ♪