2007-08-21 23:18:42 | Weblog
8月12日は一家と朝4時半に弟の車で出発。 東名を通り、修善寺では渋滞により、修善寺温泉から達磨山を越えて戸田(へだ)に下る。 途中、瞽女(ごぜ)観音さまをみることができました。
峠から戸田港までは、車でも高低差のカーブばかりでスムーズにはいきません。 改めて、瞽女(ごぜ)さん達が、麓から峠を越えていくのがどれだけ過酷であったかが想像されます。
戸田からは海岸線沿いに小土肥、土肥と抜けて、まず思い出深い八木沢の海に。
前は海水浴をよくした海辺だったけれど、漁業優先と思われるコンクリートで覆われてしまい、昔の面影はありません。 海のすぐの所にある国民宿舎土肥ふじみ荘は閉館していました (令和4年版 ※)。
かつての観光全盛期は終わり、大勢でにぎわったこともあるこの海に来るのは、限られた人です。
一家で海辺を散策しますが、快晴で太陽が照りつけ、まさに夏真っ盛りです。
緑の山々からは、クマゼミが多いのか、「シワシワシワ」と合唱のように聞こえてきます。
よく見渡せば、コンクリートで敷き詰められた海辺以外は、自然については何も変わってはいません。
あ、そう、僕は変わっています。 年齢のことではありません。
自分の中、周りの環境、何もかもといっていい程、変わった。 昔の自分と今の自分は、ちがう。
防波堤から海の底をのぞいてみると、透き通っていて、気持ちよさそうに魚たちが泳いでいます。
大きめのカニがヒレのような足を器用に動かすのか、泳いでいるようにも見えたりしました。
母の故郷である家につきますと、なつかしい笑顔で出迎えてくださいました。
母の兄であります伯父さんのファミリーです。
自然と自分の表情が喜びで一杯になり、こみ上げてきます。
一人一人が、僕と僕たち一家にとって大切な、かけがえのない人です。 誕生しました、いとこの赤ちゃんもです。
しばし談笑ののち、庭の草刈りをさせてもらいました。
母の兄である伯父が先頭になり、甥以外の一家4人の計5人で刈っていきます。
草むしり、草刈りには手で刈る際、専用の道具(カマと同じく刃があります)がありますが、僕はカマで挑戦です。
伯父さんは草刈りがうまいです。 草の根まで取って、残るのは茶色い土のみです。
伯父さんや母と父が刈る様子を見ながら、真似て刈っていきます。
草を刈りながらひょっと草の上みると、茶色のカマキリがとまっていました。
「ねえ、あのカマキリ来年には人間くらいにおおきくなるから、その時には草刈りを手伝ってもらおうよ、そうすればカマでシュパッ、シュパッとやるから早く終わるよ」
これについての反応は、・・・・・。 今度はもっとうまくイイマス。
刈っている間は、禅寺のお坊さんの心境にちょっとだけなったつもりに。北鎌倉建長寺の境内は、雑草が見あたりませんでした。
芝生では、甥とひとつ違いのかわいい女の子が、簡易プールで水遊びをしています。
「キャッキャッ」と聞こえる度に、僕もはしゃいでしまいます。
お昼寝をしたあとは、なつかしの海に行くことにしました。
水着に着替えて、手にはフィンと水中メガネとシュノーケル。 いつものスタイルです。
とことこ歩いて、あの海に。
川沿いを歩いていきますが、例年では「あゆ」がスイスイ泳いでいて挨拶をしてくれます。
「あゆ」はいるかなー。 「あゆー出てきて」。
川には一面たけのある草がぼうぼう生えていて、川面はよく見えません。
念願の「あゆ」とのご対面は、成りませんでした。
ここで見られなくてもテレビで「あゆ」が見られるからいいや、あっちのほうが可愛い。 それにしても「あゆ」元気かな、と少々心配しつつも、海に向かいます。
なじみの古屋(ふるや)と言います、幼いときからお世話になっている雑貨店でドリンクを飲んで、事前に水分を体に染み渡らせます。
昔泳いでいたコンクリの場所より奥の方へ行きますと、波は荒くて大きい石ばかりですが泳ぐことが出来ます。 但し、子どもには危険です。
ここには、人はほとんどいません、そこがいいんです。
さっとすっぽんぽんになり、イザ海に。 ・・・ではなく水着は着ていました。
フィンを付ければスイスイと進んでいきます。
シュノーケルがあれば、海底を眺めていられます。
あーきれい。
体を90度曲げてサッともぐると、無重力の世界。
海面に戻ってくると、水の色はエメラルドグリーンです。
綺麗な色の小魚が多く見られました。
海から上がり、横になる。
上を見ると雲はなく、青い空と太陽だけが目に入ります。
聞こえるのは波の音と、船の音だけ。
自宅でのヘリコプターやジェット機なんかは現れません。
ようやく解放された、という感じです。
遠くには駿河湾の先に山々が見えます。 右側には富士山の姿が見えます。
起きあがって、ずーっと海と周りの山々を眺めていました。
この時に、枯れてなくなっていたところに、入れてもらったような感じです。
帰りは弟の車に乗せてもらい、助手席から自然を眺めていきます。
山々は、太陽光が夕日に変わってきているので、緑からやや黄みががっています。
あーいいなあ。
家に戻りますと、また、大変。 ごちそうが待っていました。
詳しく書きたいのですけれど、多分書いたらこんなに美味しいものをー ! と後でどうなるかわかりませんので、書くのはやめることにしよう、したい。 ・・・チョッピリだけ。
お庭でのバーベキューに招待させていただきました !
伯父さんと伯母さん、いとこの二人とその奥さまのお二人へ、ありがとうございます。
○○○ちゃん、焼いてくれてありがとうね。
○○○○ちゃん、いつか一緒にもっと花火をやりましょう。
○○○ちゃん、大きくなったらあそびましょう。
こんなによくしてもらって、いいのかなあ。 なんと御礼を言ったらいいのかなあ。
今、両手で手を合わせます。
花火も出たりして、3年分のお盆がやってきたみたい。
ご先祖さま、こんなに素晴らしい夏休みをありがとうございます。
翌日は歩いてすぐの所にあります、お墓参りに行ってきました。
お昼時には、父と母とを引き合わせてくださった大きな恩のある方と、母の妹夫妻も来てくださいました。
今回はこられませんでしたが、叔父さん叔母さん夫妻のお子さんのいとこの事が心配になります。 元気にしているだろうか・・・。 元気ならいいのだけれど。
なつかしい話に夢中になっていたのですが、帰る時間になってしまいました。
車までは何人も見送りに来てくださいました。
学生時に母と二人で訪れて、帰りに祖母が送ってくれた事がありましたが、祖母は泣いてしまったのをおぼえています。
見送る側の寂しさは、どれほどのものなのでしょうか。
お別れの言葉をかわして、「さようなら」。
後ろ髪を引かれました。
ここからは大仁の父方のお寺に行き、お墓参りをしました。
一家で水を汲んで、墓石をささっと拭き、お花とお線香を添えて、手を合わせます。
来る前には既にお花が飾ってありました。 ああ、なんとありがたいことでしょう。 いつもそう思うのです。 一家の気持ちは同じです。
お墓参りが終わり車で去るときに、お寺の門の前で若い奥様がお子さんと一緒に見送りの為に立っています。
住職さんは優れた人ですが、この奥様にはいつも頭が下がります。
お墓参りのあとは、よろこばしいことをした後に、帰路につきました。 ココマデカクのが精一杯です。
二日間ともお天気で、夜はそよ風も吹いたりして天候には恵まれていました。
また、思い出ができましたよ。
本当に、本当に、皆々様ありがとうございました。
220401 15:45 16:43
220402 07:45
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「 そのかわり直感は鋭くなっているので、未来を予知したり、常識では予想できないくらい物事がうまくいったり、いったことが当たったりする場合が多くなります。 」
「 こういう人たちが精神病として扱われた場合は悲惨です。 大ゲサにいえば、キリストをはりつけにするような愚かな行為といえるかもしれません。 」
「 今の社会システムはこのような規格はずれの人を否定するメカニズムが働いているようです。 現在、世界を支配している精神は、このような高次の意識の目覚めを望んでいません。 」
キリストをはりつけにするような愚かな行為...
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[ 菅原神社 拝殿 / 画 上田博昭 様 ] ( 筆者 若干 arrange )
[ 同. 鳥居 桜 / ペン画 上田博昭 様 ]
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