バックトゥザフューチャーを見て思う。
最初のタイムトラベルに20分近くかけてるんだな。
今では考えられない丁寧さ。
そして丁寧な丁寧なマッドサイエンティストぶりのドクの描写。
そして、高校生としての青春モノとしての描写、青々しさ、家からでて家に戻って寝て、目が覚めるとやっぱり世界が変っていたという異世界感。
脚本のお手本と言われるほど現代では通用しないがやはりすごい。とにかくすごい。 . . . 本文を読む
海賊モノなのに冒険ものではない。
国家の制御の中で傭兵行為をしている。
時々面白いからといって若干の逸脱をする。
その程度。
最終到達地点が見えない。物語りがみえない。
モノをかたっていない。
語らずにどうしてそれがものになるというのか?
これがアニメになると思ってゴーサインを出した人間はどうかしている。
女の子がたくさんでたからといって、それらにべくとる感覚がついてなけれればどうしようもないのだ。 . . . 本文を読む
推理小説というものはどこが面白いのだろう?
感情移入できないキャラがたくさん登場して、たくさんどうでもいいセリフをしゃべって、最後には「作者はそんな言い方してないじゃーん」というトリックで御仕舞いとか。
それを普通の小説よりもたくさんの人間が読んでる一大産業になっている。どういうことなのだろう。 . . . 本文を読む
京都アニメーションの今期の新作、
氷果は大変つまらない。
どこがつまらないといってもどこもつまらない。
日常の推理。たしかにそれは挑戦的なテーマでニッチでよろしいことだろうと思う。
だが失敗している。
やっぱりドキドキもワクワクもしない。
先が気にならない。
本当にどうでもいい。
主人公のヤレヤレ感、無気力感、それが鼻につく。
それ自体はいいのだ、それがどこかにつながって、それがテーマと一体化して無気力で無くなっていく伏線などが提示されていれば。だが、無気力全肯定のこの導入部はなんだ。凝った伏線など無くていい、
この主人公には、このリアルな品質の世界観の中では、自分の無気力を変えたいという気持ちの描写がなければ、とてもエンターテイメントとしての作品にはいれられない。 . . . 本文を読む