結局、一日中シトシトと雨が降り続いた今日の奈良でした。
母は、手持無沙汰で、テレビなども全然興味がなく、ただ家中をウロウロとするばかり。ただそれは放浪しているのではなく、「何か自分にできる用事はないだろうか」と考えては動く、という行為。通常は妻がやっていることも自分で何とかしよう、とか。例えば、縁側の雨戸を閉める。実際は、古くてガタピシなので母の力では無理なんです。しかも夕方4時ごろに閉めようとする(だいたい6時に閉めています)。仏壇の戸を閉める。これは私が寝る前にしているルーティーン。それを3度も閉めに行く。
もちろん理由があります。妻が疲れてうたた寝していること、私が酒を飲んでコタツで寝ていること。「寝ているから代わりにやってやろうと思って」 いや、ちゃんと時間が来たら動き出しますって!
母が、「自分ができることをいろいろやりたい」「家族に感謝されることをやりたい」と思ってくれることは、たとえそれがあとで手直しが必要になって手間がかかることであっても、前向きに頑張る気持ちなので、うれしいことです。ただ、私も妻も、それぞれに自分の時間で動いているので、それが崩されることになるのが、私たち夫婦は性格的に厳しいのです。だからとてもイラつきます。
でもそれが、母が確実に以前の母に戻りつつあることがわかるし、ある程度論理的な説明をしたら応答ができるようになっているので、母の行動の、私たちにとっての意味とか、そういう話を落ち着いてできるのがありがたいところです。これからも、母のやる気を認め尊重しながら、うまく折り合いがつけられるようにしていこうと思っています。
今日の晩ご飯は、ブリカマの塩焼き、アサリの酒蒸し、豚の冷しゃぶ、タケノコとチシャのお和え、大根の甘酢漬け。野菜はすべて自家製でした。なんか、それだけでも嬉しい♪
ブリカマは、このサイズ2つ、少し小さいの1つ、細かいけど肉が多い部位5つほど、が一つのパックに入って500円。十分4人分のおかずになります。しかも旨い! ホントにありがたい♪ ヤオヒコでこれが出たら、飲む日には絶対買います。そして私が、丁寧に塩を振って焼きます。満足~♪ 我が家の魚はヤオヒコ次第です(笑)。
酒蒸しには、私の飲み用の酒を使います。いわゆる料理酒では美味しくできません。自分の飲む酒を料理に使うのはもったいない気がしますが、その方が酒の肴として美味しくなるので、そちらが優先です。(^-^)
冷しゃぶの野菜、新タマネギ、アスパラ、サニーレタスは自家製野菜です。ワカメはさすがに自家製ではありませんが(笑)。はじめちゃんポークは美味しいし、ホントに楽しい味わいの一品です♪
掘ってきたタケノコと、栽培したチシャとを使って、古風な和え物です。裏庭にある山椒の木からとった木の芽をたっぷり使っています。これ、手間がかかるんですよ。でも、昔ながらの、ホントに山の豊かな味わいを感じる逸品です。これを作ってくれる妻に感謝です♪