それぞれの草刈り機を新しい刃に換えて、気持ちよくざくざくと刈った。
日当たりの悪い土手は私の分担。刈りにくくて、田んぼの際にしつこい草がよく生えている。そいつを、泥のように水を含んだ土をそぐようにして根から刈る。ちょっとムズカシイ作業なので、私の分担なのだ。
まぁいつものことだし、と油断していたのかもしれない。まっさらの鋭い刃が土に少し食い込んだ。かと思った瞬間、刃がバッと跳ねて私の爪先に当たった。
左足の中指の腹に熱い衝撃。しかし、切れたような痛みではなかったので、長靴のゴムが守ってくれたのだとわかった。

わかるだろうか、爪先のゴムが切れて少しえぐれているのが。
実は、この長靴は、春に買ったばかりで、それまで使っていたのよりもゴムの厚い品。たまたま農協にそれしか置いていなかっただけなのだが、それが幸いした。
いや~、マジ、気を付けんとイカンな。


草を刈ったあと、溝に落ちている草をあげた。
溝には小さなカエルがたくさんいて、ピョンピョン跳んで逃げていた。

この茶色くてちっちゃいのが、みなカエルです。

草あげ作業は30分ほどだったが、慣れない「さらえ」を使って、手の皮がむけた。(いつもは妻の作業なのだ)

右手の親指の付け根のところ。痛そうでしょ?

鍬や草刈り機は、この場所のすぐ左側を使っているらしく、そこには小さなタコがある。「さらえ」が、それらとは違う場所で握って使っているんだと初めてわかった。
…だからどうっていうこともないんやけどね。

