ティンク ティンクは、沖縄ポップの雄として活躍するりんけんバンドのリーダー、照屋林賢がプロデュースする女性ボーカルグループだ。1998年に結成され、りんけんバンドのホームグラウンドでもある北谷町美浜のライブハウス「カラハーイ」を拠点に活動。途中幾度かのメンバー交代を経て、この春からは我那覇セイラ、波名城夏妃、屋嘉比奈々、譜久村さやかの4名体制となった。現メンバーは全員が子どもの頃から琉球舞踊(以下、琉舞)や歌三線を習い、沖縄の伝統芸能に親しんできた実力派揃い。総合パフォーマンス力の高さは、歴代の中でもトップクラスだ。(by箆柄暦)
【写真右下】我那覇セイラ(がなは・せいら)
恩納村出身。幼少から琉球舞踊を習い、2011年にティンク ティンク加入。2014年からソロ活動を始め、2016年に1stアルバム『故郷』をリリース。2019年よりティンク ティンクの活動を再開。琉球古典芸能コンクール舞踊優秀部門で優秀賞受賞。
【写真右上】波名城夏妃(はなしろ・なつき)
宮古島市出身。中学生の頃から宮古民謡を習い、2015年にティンク ティンク加入。宮古民謡コンクールで最高賞受賞。
【写真左上】屋嘉比奈々(やかび・なな)
南風原町出身。幼少から琉球舞踊を習い、舞踊集団「童舞 花わらび」に所属。南風原高校郷土文化コースに進学し、在学中の2016年にティンク ティンク加入(2018年に高校卒業)。
【写真左下】譜久村さやか(ふくむら・さやか)
北谷町出身。幼少から師範である祖母の指導のもとで三線と琉球舞踊を習い、2019年にティンク ティンク加入。琉球民謡伝統協会民謡コンクールで最高賞受賞と教師免許・グランプリ取得、琉球古典芸能コンクールで舞踊の部優秀賞・三線の部新人賞をそれぞれ受賞。
[CD Info]
ティンク ティンク『TUNE』(チューン)
アジマァ
Rinken-2047
2,000円(税別)
2019/9/7発売
サシバ/旅ぬ道印/恋風/シーグラス/やらう道/おばー黄金言葉/恋ぬ道あがた/さらば黄金森