痛みは船長の声
人は船だ。人の心身は船だ。
その船が危うくなったとき、苦痛が生まれる。
痛みがあるとき、体の船長の警戒命令が強く発せられている。
「帆をたため!」と。
難破しないためにも船長の言うとおりにしなければならない。
そしてまた嵐が去ったときに帆を高く広く張り、
洋々と船を進めていけばよいのだ。
魅力の秘密
はっきりと仕組みがわかった事柄、もう解明された事柄、
納得した事柄、もはや人の関心を引かなくなる。
もう解明されたと思いこまれた事柄も。
だから、いつまでも人の関心を引き続けるためには、
曖昧さと底知れぬ深さをたたえていなければならない。
魅惑と神秘性と曖昧さは手をつないでいるのだ。
ニーチェの言葉Ⅱ引用

そらあかね
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