四つ叉氏 その８

四つ叉さんは未来を連れてホテルの部屋に入った。

四つ叉さんは未来をベッドに寝かせ
その横に座って

「未来大丈夫かい？」
心配そうに声を掛けた。

仮病の未来は
「少し横になれば大丈夫よ」
「少し寝かせてね」
未来は心の中で
しめしめ・・・
とほくそ笑んでいた。

小一時間ほどして
未来は
「よくなったみたい」
「ごめんね」
「迷惑掛けて」
と四つ叉さんに言った。

すると四つ叉さんは
「少しは良くなった？」
「よくなったのなら安心したよ」
と答えた。

未来は
「四つ叉さん」
「優しいのね」
「あたしの横に来て」
と四つ叉さんをベッドに誘った。

「あたしあなたが好きよ」
未来はそう言うと
四つ叉さんの唇にキスをした。

そして
「抱いて」
「アタシを抱いて」
と四つ叉さんを誘惑した。

四つ叉さんは未来に貪りついた。

四つ叉さんは性転換している筈の未来のペニスに驚いた。
未来の思惑通りである。
未来は演技で涙を浮かべ
「アタシ３cmだけ手術でチンチンが残ってるの」
「女になれてないの」
「膣も見て」
「女性とは全然違うでしょ」
「さっきも話したように借金だらけで再手術も出来ないの・・・」
「こんな女嫌いでしょ」
未来は四つ叉さんに抱きついて泣いた。

「大丈夫！」
「俺が手術代を出してあげる」
「生活費も応援してあげる」
四つ叉さんは未来に約束した。

未来は心の中で
こんな奴軽い軽い・・・
叫んでいた。

この続きはまた今度

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