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【第186報】東北地方太平洋沖地震

2011年07月01日 17時22分00秒 | 実況
◎【第186報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について(7月1日12時00分現在)

前回からの主な変更点は以下のとおり。

●原子力発電所関係
○東京電力(株)福島第一原子力発電所
・3号機について、タービン建屋地下の溜まり水を集中廃棄物処理施設へ移送開始(ポンプ1台)(6月30日8:56)
・3号機について、使用済燃料プール代替冷却装置1次系のリークテストを実施(6月30日10:43)。同装置の試運転を開始(同日18:33)
・1から3号機について、バッファタンクの設置・接続作業のため、処理水側からの給水を一時停止(7月1日7:27から)
・4号機について、仮設放水設備により使用済燃料プールに淡水を注水(6月30日11:30から11:55)
・6号機のタービン建屋地下の滞留水を移送し溜めていた仮設タンクからメガフロートへ移送(6月30日13:00から19:00)
・6号機のタービン建屋地下の溜まり水を仮設タンクへ移送開始(7月1日10:00)
・6号機のタービン建屋地下の滞留水を移送し溜めていた仮設タンクからメガフロートへ移送開始(7月1日10:00)
・リモートコントロール重機によりがれき(コンテナ5個分)を撤去(6月30日8:45から16:15)
・水処理装置の吸着塔ベッセル交換のため試運転を一時停止(6月23日13:00から14:44、6月24日10:00から12:50、6月25日10:00から15:00、6月26日10:00から18:10、6月30日10:46から13:35)
・濃縮水貯槽の増設・接続作業に伴い、水処理装置の淡水化装置を停止(6月30日9:00)
・水処理タンク水位低の警報が発報し水処理装置が自動停止(6月30日14:36)。水処理装置の運転を再開(同日18:50)。
●原子力安全・保安院等の対応
6月30日、原子力災害対策本部は、4月28日に公表した『「計画的避難区域」及び「緊急時避難準備区域」での生活について』を改訂し公表した。

6月30日、原子力災害対策本部は、「特定避難勧奨地点」での生活について、とりまとめて公表した。


<被ばくの可能性>
6月30日、東京電力は4月に緊急作業に従事しはじめた作業者の外部被ばく線量の評価及び、同作業者のうち6月25日までにWBCによる測定を実施した作業者についての内部被ばく線量に係る評価結果についてとりまとめた。なお、250mSvを超える作業員はいなかった。


<住民避難の状況>
原子力災害現地対策本部は、福島県及び伊達市との協議を踏まえ、6月30に伊達市の104地点(113世帯)に対して「特定避難勧奨地点」を設定し、伊達市に通知。



<警戒区域への一時立入りについて>
7月1日、浪江町、双葉町及び大熊町で、住民の一時立入りを実施。


<飲食物への指示>
出荷制限の追加
 ・群馬県桐生市、渋川市において産出された茶

 
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◇緊急時情報ホームページ
(過去の発表を御覧になる際、また設定変更・解除等の際は、こちらからお願い致します。)
http://kinkyu.nisa.go.jp/m/

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※このメールには返信できません。お問い合わせの際は、お手数ですが下記の連絡先までお願い致します。

◇原子力安全広報課
電話:03-3501-1505
   03-3501-5890

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原子力安全・保安院


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