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Tシャツとサンダルの候

酷暑から逃れていつもの湿原へ

24日

予報では、久留米の最高気温は37度!

目がくらむほどの猛烈な暑さである。

こんな時は、朝っぱらから逃げ出すに限る。

向かった先は・・・



いつもの湿原である。

気温26度。

別世界のように涼しいぜ。思惑通りだ。



ヒツジグサ




コオニユリ




クルマバナ




キスゲ




カワラナデシコ



シロバナのカワラナデシコの姿も。




コバギボウシ




サギソウ

今年もまた、白鷺が湿原に舞う季節となった。






ヒメミクリ




この湿原には、6種の食虫植物が自生している。

その6種が共に、開花時期を迎えている。



モウセンゴケ




ミミカキグサ

この二つは、湿原のあちこちに咲いていて、すぐに分るが、

残りはと言うと・・・


なにせ敵は遠く、そして小さい。



目から光線が出るくらい茂みを凝視していると、

やがて、小さな小さな紫色が見えてくる。



ホザキノミミカキグサ

ただ、撮れたとしても、被写体は激小と言っていい大きさ。

最大ズームで撮った画像を、更にパソコンで拡大して掲載している。

画質が粗いのはご容赦を。



これで三つ目。

あとの残りは諦めかけていると、


「どげんですか?お目当ては見つかったですか?」


ボランティアで湿原のお世話をされているご老人から、声をかけて頂いた。


「イヌタヌキモはあるかと思ったんですが。早かったですかね。」

「あ、そいはね。その木道をこう行って、こう行って・・・」

「あー、あそこですか。今から行ってみます。」


えーっと、こう行って、こう行って・・・

ここかな?



ほんとだ。

あった!

イヌタヌキモである。



さきほどの老人が、わざわざこちらにやって来て、


「あったでしょ。」

「ありました、ありました。有り難うございました。」

「ムラサキミミカキグサもヒメタヌキモも、この前はあったとバッテンね。今日は見えんごたる。」


残る二つは、またの機会に譲るとしよう。



蜻蛉も賑やかである。



日本で一番小さな蜻蛉 ハッチョウトンボ




同じように見えるが、こちらはショウジョウトンボ。

ハッチョウトンボより一廻り大きい。



ハラビロトンボ♀




ハラビロトンボ♂




アキアカネもしくはナツアカネのメス?




キイトトンボ




ハグロトンボ




コガネグモ






さてと、

昼飯食ったら、涼しい涼しい樫原湿原から、灼熱の久留米に帰るとするか。

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