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Tシャツとサンダルの候

酷暑の阿蘇登山

7月17日

全国的に酷暑が予想されるこの日、私は物好きにもこんな所を歩いている。



阿蘇砂千里ヶ浜

そう、

これから阿蘇登山である。



途中からは木道を降り、月の沙漠を行く。




中岳稜線へと続く、ガレ場の崖にやって来た。

標高差、230m(アプリ上で)の壁だ。



ヤレヤレである。



中間地点まで登ってきた。

振り返れば、砂千里の向こうに烏帽子岳。

その奥には草千里も見える。

更にその遙か向こうには、雲仙普賢岳の姿も。



やっと、稜線が見えてきた。

だがその前に、右端に見える瘤に登る。



よいしょっと。




南岳である。




南岳から稜線を見下ろす。

ここからは、お楽しみの稜線歩きである。



稜線をわたる風が、実に心地良い。

ガレ場を登ってきた者だけが貰えるご褒美だ。

人影が見えるのが中岳山頂。



はい、到着。

標識に腕を当てて、呑気に自撮りである。

ところが、これが原因で、あるものが写り込んでいない。

後で後悔する事態がやって来ることに、私はまだ気づいていない。



次の目標高岳。




高岳のルートとしては、

先ずはお鉢に降りて、月見小屋を経由し高岳東峰へ。

東峰からは、高岳稜線を行き山頂を目指す予定である。


取り敢えずは、分岐を右だ。


お鉢の底に降りてきた。




月見小屋通過




東峰への登り返し。




東峰まで登ってきた。




東峰から見る根子岳全貌。

いつもながら大迫力である。



天狗の舞台へ回り込んで、チョイと休憩だ。




天狗の舞台から見下ろす鷲ヶ峰。

こちらの迫力も凄い。



ジリジリと夏の日差しが降り注ぐ。

日陰が皆無の中岳&高岳。

ローストチキンの気分である。



高岳稜線を行く。




高岳到着だ。

薄ぼんやりと口を開けた姿は、間抜けとしか言いようがない。



高岳山頂から。

東峰脇から、ひょっこりと顔をだす根子岳。

これも、好きなアングルである。



山頂で、昼ご飯を済ませたら、下山だ。

爽やかだった風も、段々と生ぬるくなってきた。

とは言えこの時点では、まだまだ元気だったのだが・・・



月の沙漠に降り立った頃から、あまりの暑さにへばってしまった。

軽い熱中症と言っていい。

なのに私は、気づかないでいい事に気づいてしまう。


中岳稜線もしくは山頂からの、中岳火口を撮ってない!


久しぶりに火口には、湯だまりが出来てるって言うじゃないか。

呑気に自撮りしてる場合じゃないよ、まったく。



仕方ない。

へばった体でのろのろと、予定にはなかった、中岳火口へと向かう私。



んでもって、

これが、中岳火口である。



エメラルドグリーンとまではいかないが、それでも数年ぶりに見た湯だまりだ。







・・・バテた。

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