柔らかな陽が差し込む昼下がり。
窓際では、我が家のペットらが日向ぼっこである。
もことフクは、それぞれのペットベッドで身を横たえるも、下っ端のウメはしがない段ボール箱である。
この哀愁漂う光景に、涙をこぼす必要はない。
ウメは段ボールが大好きなのだ。
特におろしたての段ボールには目が無い。
本人はむしろ気にいってる、
・・・と、思う。
『やーい』(もこ)
『・・・・・』(ウメ)
以下、
もこについて少し書く。
前回の旅行中、
多発性関節炎を発症させてしまったと思い、日程を切り上げて帰ってきたのは、ここで書いた通りだ。
帰ってすぐに病院に連れて行った。
検査の結果は、
「関節などの炎症は見られないようです。もしかしたら・・・」
軽い椎間板ヘルニアがあるかもしれない。
ステロイドは痛みを抑える効果があるので、
「このまま服用を続けましょう。」
私らが何より恐れていたのは、ステロイドの効果が薄れてきて、またぞろ多発性関節炎が暴れだす事態だった。
取り合えず、その心配は杞憂に終わったようだ。
ヘルニアはヘルニアで心配には違いないが、老犬にはよく見られる症状だ。
飛んだり跳ねたりを、極力抑える事で対処していくつもりである。
ひとまず、チョットだけ安心した。
以上、蛇足ながら。