こんにちは、ロングです。
前回の続きから、3回目の対決は
①スーパー2シャーシ対決・・・コースアウトで負け
②MAシャーシ対決・・・始め優勢だったが、徐々に追いつかれて負け
という散々な結果に終わってしまいました。
スーパ-2シャーシにいたっては、前回から連続でコースアウト負けという実に悲惨な結果でありました...。本当に一体何がどうなってるのかと...。
練習の時は安定していて、本番に限ってこのザマ....
この奇天烈な現象に、いくら温厚の僕でもそろそろキレてマシンたちを叩きつけてやりたくなる気分ですが、そんなことをしていても仕方ありません...。
ですが、この現象はいくらなんでも腑に落ちないってもんです...。
対決を振り返ってみて2つのことが気になりました。
①なぜ本番の時に限ってコースアウトするのか
「54 中編」でも書きましたが、原因は電池にあるのではないかと薄々感じています。
というもの、対決時はいつも充電満タンの直後に電池を搭載して走らせていたのですが、走行中を観察していると、いつもより若干、本当に若干ですが速い気がしました。
まずこれは電池について、調べてみる必要がありそうです...。
パナソニック製エネループ....
1.2V.....min.1900mAh....はて、なんのこっちゃ ┐(´・0・`)┌
Vはボルトで、Aはアンペアでしたっけ....
昔、中学生の時に学校で習ったような覚えがありますが....正直よくわかっておりません><
ネットで調べてみると....
V(ボルト)=電圧、A(アンペア)=電流
mAhはミリアンペアアワーの略で1時間に何ミリの電流が流れるかってことだそうです。
min.は「分」と思いきや、minimumの略だそうで、最小を表します。
つまりmin.1900mAhというのは、
「最低でも1時間に1900mの電流が流れるよ~」
ということだそうです...。
えーと....だから....? ┐(´・0・`)┌
結局、電圧とか電流がそもそもうまく説明ができないのですが、とあるサイトで筒形の水鉄砲に例えて解説してくれているところがありましたので、簡単にご紹介したいと思います。
上のイラストのように、ピストンで押し出す力が電圧=ボルト。
押し出す力が強ければ強いほど水の勢いは強くなるってことです。
そういえば以前、モーターを9Vという高電圧でブレークインした際も、
大きな音で高速回転していました。つまり電圧=Vは力ってことです。
そして筒の大きさが流れる容量=アンペアということになります。
これは素人の僕にはとてもわかりやすい例えだと思いました。
と、電池について簡単に理解したところで、次は充電についてです。
充電満タンは力が強い?という体感的に感じた疑問ですが、これにバッチリ答えてくれるグラフを見つけました!
こちら、メーカーさんの紹介よりエネループは一定の電圧で長時間使えるって
ことがわかりますが....それよりこちら!!
やっぱり!最初は電圧(パワー)が強かったんだ!!
なるほどねー!やっぱりね!うんうん、そんな気がしてたんだよ!
つまり、いままでの練習の時は一定の電圧をキープしていた時で、
充電を満タンにして臨んだ対決の時は瞬間的にパワーが上がっていたってことなのでしょう。納得です。
うーむ、これは検証するときも大事なポイントになってきそうですね。
ていうか今になって知ったのは遅かったような気がします...orz
これはまず検証していくにあたっては、一番始めに知っておかないといけなかったですね....。
まあいいか、負けて己を知るってやつですよ....。
グラフによると、使い捨てのアルカリ電池は使用時間に比例してパワーが下がっていくようですが、エネループ(ニッケル水素電池)は一定時間安定したパワーを出してくれるので、これはミニ四駆にとってはありがたいアイテムではないでしょうか。
話がそれますが、ついでにこちらのグラフも見つけましたのでご紹介します。
スマホなど、最近のハイテク家電に搭載されているリチウムイオンバッテリー。今年はノーベル賞で更に話題になりましたよね。
グラフは「リチウム乾電池」と表記されていますのでリチウムイオンバッテリーとは少々異なるものかもしれませんが、まあ同じリチウムですので仮に同等のものとしますと、リチウムは始め安定的な力で、途中から力が急激に弱まっていくことがわかります。
これも、体感的に感じていたのですが、スマホって電池残量が100~80%の時と比べ、70%~くらいから急激に減っていきません?違いますかね?
僕はそんな気がするので、このグラフを見つけてた時は「ああー!やっぱりねー」と思ったのですが....僕だけかな....。まあこれは余談です....。
※まとめ
充電電池(ニッケル水素電池)は、充電満タンの時は普段より力が強いのでコースアウトを起こす可能性あり!!
もしかしたら当たり前の話だったのかもしれませんが、僕にとっては大きな発見でありました。
次の対決で安定を求めるなら、電池は少し消費してから臨んでみようと思います。
②なぜアンビ君のマシンは軽いのか(なにかインチキしてる?)
これは本当~~に気になりました。見た目は前回からそんなに変わった様子はないのに、一体どんな改造をしたのかと。
僕「今回のマシンは軽かったね。どんな改造をしたの?」
こうなっては恥もへったくれもありませんので、素直に尋ねてみました...。
アンビ君「実はこれ...」
スッ
なにこれ!?いつもの電池と違う!?
お、おのれーー!まさか、このような電池を使っていたとは!
今まで一緒のエネループを使ってきたのに、まさかこんな裏切りをするとはね。
(今回は電池を揃えてとは言っていないので、裏切りではありません)
これはアレか、タミヤさんの純正品ってやつですね?
もしや、僕の使っていたエネループより凄い電池なのでしょうか?
こちら、タミヤ製のネオチャンプという充電電池でした。
見比べてみると...
Ni-MH(ニッケル水素)....どちらも同じ性質のようです。
スペックはどうでしょうか....
1.2V Min.950mAh...... ん?まてよ.....
エネループ・・・Min.1900mAh
ネオチャンプ・・・Min.950mAh
ネオチャンプは電流が半分ということになります。
電流が半分...? ん?弱いってこと?
いやいや、違うか、電圧=パワーは同じ1.2Vだったなぁ。
えーと電流=容量が半分ということは...
僕「電流=アンペアが半分ってことは...?」
アンビ君「容量が少ないってことは軽いってことだね」
軽い電池!!?
同じ大きさの単3電池なんだからだいたい同じ重さだとばかり思っていました。まさか、そんなものが存在するとは...。
電池1つで、8.6gもの差が!!
道理でアンビ君のマシンが軽かったわけです。
電池で重さが違うとはねー。これは盲点でした。
(以前、読者の方からタミヤ製の電池を使った方がいいよとコメント頂いておりました。こういうメリットだったのですね)
タミヤさんのネオチャンプは、正にレース用に開発された軽量タイプの電池ってことか。これはマストアイテムだなぁ。
つまり、容量が少ないということは、例えば長時間耐久レースだと大容量のエネループのほうが有利かもしれませんが、短期決戦では軽いネオチャンプのほうが相応しいというこです。
対決は負けてしまったけど、今回は勉強できて大きな収穫を得ました。
次は僕もネオチャンプを用意しよう...。
まてよ....
僕のマシンがネオチャンプを搭載していたら...?
充電満タン→少し消費した後ならコースアウトしてなかった...?
同じネオチャンプなら、もうそろそろ次は勝てるのではないでしょうか!?
次こそは....次こそは.....勝ちたい!
早速、僕もネオチャンプを買ってみたいと思います!!
おわり
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