角砂糖の降らない夜に。

小野大輔さんの出演作品を中心にアニメやイベントの感想を語るブログです。
ネタバレ満載ですのでお気をつけ下さい。

アニメ「おそ松さん」5話感想

2015年11月04日 12時50分04秒 | おそ松さん
2015秋クール放送中のアニメ「おそ松さん」、
おもしろすぎて、毎週毎週爆笑しすぎて前の週の内容が吹っ飛ぶw
というわけで、「おそ松さん」だけはこまめに書いておくことにします。
…録画してるからもう一度見ればいいんだけどね…w
以下、ネタバレありです。




※注意※
1回目に見た時の記憶を頼りに書いているので、一言一句正確な台詞ではないと思っていただけると幸いです。
ご指摘いただければ修正しますが、あくまで、雰囲気ですから。
そんないい加減な記事ですが、それでもよろしい方はどうぞ。自己責任で!(自己責任アニメだけにw)







チビタのおでん屋さんで仲良くお酒を飲む6つ子。
お会計しようとしたら…チビタ寝てる!
ってことで、めいめいポケットに手を突っ込んで代金を支払おうとするんだけど…
(十四松の表情がにかっ!てしてて腹立ちかわいい)
取り出した代金がひどい!
おそ松、カラ松、チョロ松はかろうじてお金(というか10円程度の小銭)だけど、
一松は猫の手形(!?)、十四松はどんぐり、トド松は空き瓶のフタw
下3人!もはやお金ですらありませんけどっ!?

という小話が、本編に大きく影響するとは…


「カラ松事変」
ツケだらけでお代を払ってもらえないチビタは、6つ子の1人を誘拐し
身代金としてお金を払わせる作戦に出る!
哀れな人質は、カラ松。
しかし…松野家に電話するも…
おそ松「いいえ違います」
おいっw話聞いたげて!!w
てことでリテイク!
「わっせっわっせっ」と走り込んで玄関を吹っ飛ばして受話器をとる十四松、
それを見守るチョロ松。
十四松いわく、「えぇっ!?カラ松兄さんが妖怪に!?海で浣腸されて死ぬって!?」
なんでだぁぁぁぁあ!
それを復唱するチョロ松は、全然違う?と、ようやく真相を聞く。
しかし、チョロの焦りとは対照的に
「百万?高い」、とか、いなくなって喜んだりとか、誰が払うかなすりつけあったりとか、
あげくお母さんがむいてくれた梨に夢中になって
カラ松誘拐の件はスルー!!
呆然とするカラ松と、哀れみの表情のチビタ。
んでチビタがカラ松を居酒屋に誘って励ましてあげたりしてて、
チビタめちゃいいやつやん!!!
そして6つ子の家の前で芝居をして、カラ松を救出してもらおうとするんだけど…
5人はなぜかカラ松にモノを投げて負傷させたあげく窓しめて電気消したっっっ。
チビタ、哀れみの眼差しを送り、去っていきました。
てか6つ子のカラ松に対する扱いっひどいなっっ!


後半は「エスパーニャンコ」
一松、実はある猫と仲良しでして。
十四松が一松とともにお医者さん(デカパン)のもとを訪ね
一松が猫の気持ちをわかるようにしてあげたい、とお願いする。
んで、薬を、でかい注射器で一松のお尻に!ってなり、泣きわめく一松(レア!)、
それを見つめる猫は…直前に一松をかばって注射器に刺され、
結果、相手の考えてることがわかり、かつ日本語も話せるエスパーニャンコとなった!!
家で試そう!となり、チョロ、おそ松、トド松の3人が並んで猫に話しかけると。。。
「チョロ松はおしゃれ」「チョロ松はくそおしゃれじゃない」(以下猫はオレンジ)
「チョロ松はおもしろい」「チョロ松はくそおもしろくない」
「チョロ松はモテる」「チョロ松はくそ童貞」
「「あってる~~~~~!!」」とおそ松とトド松ww
wwwwひどいこと思われてる!
てかなぜチョロがdisられてんのwwww

そして……カラ松がいない。
(そのことに誰もふれない)

一方、部屋のすみで、人気になった猫をちらっと見る寂しそうな一松。
そこに十四松が猫を渡しにやってきた!
何気に十四松が一松を気にしてる風なのが嬉しい。
おバカなだけじゃなく、ちゃんと兄弟思いで、特に不器用な一松を影なから支えてくれる十四松。
いい子っ!
さて、トド松が「一松兄さんは友達とかいらないんだよー」みたいに言うから
一松ちょっとムッとしちゃって、猫にも素直に接せられない。
そしてまさかのシリアス展開。
友達なんていらねーし、という内容の台詞を一気に語る一松。
そこに、「なんで僕には友達ができないの。」
猫が一松の想いを代弁してしまった!一松ーっ・゜・(つД`)・゜・
猫に反論する一松なんだけど、その反論に隠された本音を代弁してしまう猫によって
次々と本音が明らかにされてしまう。
「友達にするような価値があるやついないし。」「そんな価値自分にあるとは思わない。」
とか、「自分に自信がない。」「期待裏切っちゃうかも、自分が」とか…!
そしてどんどん感情的になっていく一松。叫び始める一松。
「猫が友達なんてありえねーし!」「つーか、猫が友達だと楽でしょ。」
「言葉通じないし!」「だから傷つかないし。」
「あーばからしい!!」「あー、さみしい。」
「友達なんてまじいらねー!!」
「友達なんてまじいらねー。


 だって僕にはみんながいるから。

うひょっ!?
ちょっと、なにこれ泣けるんだけどおおおおおおおおお!
一松ぅぅぅぅぅぅぅぅ!っ・゜・(つД`)・゜・
隠してた本音を猫に言われてしまった一松は
猫にどっか行け!と行ってしまい…猫も「どっか行け」と復唱して
つまり一松の本音だってことで、悲しそうに走り去ってしまう猫…。

なんて切ない展開なの。一松、過去になにがあったの?
友達に裏切られたことがあるんじゃないかな、と思うの。
「あいつら」って言い方してたし。
だから頑なに友達を作らない。作るのが、仲良くなるのが、怖い、のかなぁ。
やばい。一松、好きになった…!
あと、ここにカラ松がいないのも納得。
一松ってなぜかカラ松に対しては厳しいし他の兄弟に対するのと違ってぎくしゃくしてるし
そんなカラ松がこの場にいたら「だってみんながいるから」って言葉は出てこなかったと思うの。
だから、、前半の不憫なエピソードがあったのかなぁと思いました。


再開。
みんなで猫を探してる。もちろん一松も。
猫の鳴き声を聞いてゴミ箱をあさったり(違う猫だった)。
もう…、一松のこのひねくれた感じが愛しくなってくる。
屈折してるこの感じ、守ってあげたい。
けれど一松、「飼ってたわけじゃないし死んでも関係ないし。」と言ってしまうの。
それを聞いたおそ松は「一松がいいなら探さないよ俺たち」と、
チョロ松トド松に探すのやめるよう促す。
もちろん意地悪で言ってるんではなくて、「それでいいのかい?」と一松に問いかけてるのが
伝わってきてさ!さすがお兄ちゃん!!て感じなの!!!
ここにボロボロ十四松が猫を抱えて帰ってきた!!
さすが十四松!!!
そしていつもの口を開けたアホ面で一松に猫を差し出すんだけど
たぶんここ、猫のふりして十四松が「ごめんね。」って言ってね…
それを聞いた一松も「俺も、ごめん。」
猫「俺も、、ごめん。」
一松のもとに飛び移る猫、その猫を抱きしめる一松に、泣いたぁぁぁぁ!
これ、単純に猫が一松の台詞(本音)を復唱しただけ、なはずなんだけど、
それでも猫と一松が謝り合って仲直りしたみたいで、本当にいい話だった。
真剣に仲裁しようとするチョロ松のまじめさも、
一松の意思を尊重できるよう、自分の意思で動けるよう促してくれるおそ松の優しさも、
さりげなく一松を見守っててくれた十四松も、
みんなみんな大好きだぁぁぁぁ!!

※追記※
ずっと十四松が猫のふりして「ごめんね」って言って猫と一松を仲直りさせてあげたんだと思ってたけど、
もしかしてこれ、十四松と一松の仲直り??
十四松の口元が写ったあとの猫の「ごめんね」は、
十四松の声にならないつぶやき、もしくは心の声を聞いた猫が伝えてくれた、十四松の本音だったのかなって。
それで、一松も「俺も、ごめん」て、
本音を見抜く猫も「俺も、ごめん」と言ったことで、一松も本心で謝っていたのがわかるって場面なのか!
十四松!一松!
二人とも大好きだああああああ!!


帰り道、5人と1匹で並んで歩く。夕日に照らされて影が伸びてる。
こっそり泣く一松。ちゃかすトド松に「泣くわけないっっ。」と応える一松。
いやぁ…いい回でした!!

からの、オチ担当の放置されたカラ松が映って
扱いが違いすぎることを嘆いてましたwwwwww
最後は「おそ松さん」らしくギャグで。




今回は珍しくシリアスでびっくりしたけど
今まで謎だった一松のことを少し理解できた気がする。
それに福山さんの演技にただただ脱帽!
じとーーっとしたテンションから「友達なんてまじいらねー!」の悲痛な叫びまで
心に刺さりました。
あと、エンドロールで気付いたけど猫役、大川透さんだった!?
まじですか全然気付かなかった!!
間抜けな感じで、でも寂しそうなのも伝わってくるいい声・いい演技だと思ってたら、、
さすが大川さんでした!ありがとうございました!!


一松とカラ松の不仲な理由とか、一松に昔なにがあったのか、とか
そういうのも描かれるのかなぁ?
とりあえず来週はイヤミメイン回みたいだけど、引き続き目が離せない~。
来週以降も楽しみにしています!