弊社で活用している「netatmo(ネタトモ)」ネタをご紹介します。
・顔認識電子錠(顔認識カメラ+サーボモーター)
・温湿度、気圧、騒音、CO2濃度モニター(環境センサー)
・雨量モニター・集中豪雨自動通報システム[工場内雨漏りダメージ防止対策](環境センサー+雨量計)
の3つです。今年3月に発刊された新聞技術№235号へ投稿しましたが、
ブログにもアップさせて頂きます。
【顔認識電子錠】
netatmo welcome(顔認識カメラ)+LEGOマインドストーム(教育用ロボットサーボモーター)を活用、顔認識電子錠を導入しました。
顔認識カメラは、学習機能があり、認識した顔を登録していくことで顔認識精度を向上させることが出来ます。
同システムの構成は下記の図をご参照ください。
【温湿度、気圧、騒音、CO2濃度モニター】
netatmo ウェザーステーション(環境センサー)は、屋内モジュールと屋外モジュールで構成(下写真参照)され、温湿度、気圧、騒音、CO2濃度(屋内モジュールのみ)を測定可能。
屋内モジュールはUSB給電で設置場所にコンセントが必要ですが、屋外モジュールは乾電池(単4、2本)給電で場所を選ばず設置可能です。
屋内・屋外モジュール共にワイヤレスでクラウドサービスに接続し、測定データをアップロード、webページへアクセスすることで蓄積された情報を取得、表示することが出来ます。(下記の表示画面参照)
この環境センサー導入により、年1回外注で実施していた騒音測定を取りやめ(設備変更まで見送り)、コスト削減に繋がりました。
netatmoウェザーステーション
netatmoデータ表示画面
【雨量モニター・集中豪雨自動通報システム】[工場内雨漏りダメージ防止対策]
netatmoウェザーステーション(環境センサー)とそのオプション雨量計(下写真参照)を活用すると、
工場現地の雨量データがリアルタイムに測定、モニター出来ます。
以前、集中豪雨発生時、工場内で雨漏り多発、工場メンバーの対応でなんとか生産設備へ大きなダメージなくしのげましたが、
昨今の異常気象で集中豪雨が発生した場合を想定、雨量モニター出来るようになっています。
また、netatmoの機能で設定以上の雨量を検知した場合、担当者へ集中豪雨自動通知、担当者が緊急対応出来るようなシステムも運用しています。
雨量計