地蔵仏頭二体 2007-02-05 21:57:31 | 仏像彫刻 > 桧、10センチの角材から掘り出した。 地蔵仏頭は髪の毛に手間がかからないので、仏の顔の練習には向いている。お地蔵様は基本的の男性の顔をイメージしながら彫った。
仏手 2007-02-05 21:42:42 | 仏像彫刻 > 30代後半から神社仏閣、とりわけ仏像に興味を持ち始め、同じく仏像好きの友人と共に、 奈良、京都をはじめ、関西一円の仏像を見て歩いた。 その頃、ある塾の成人講座の仏像見学ツアーにも参加。 奈良に数泊して、東大寺ほかを見学したが、前夜は著名な学者さんによる講義、学習、翌日に解説付きで現場見学という夢のような体験をした。 次第に見るだけではなく自分でも彫ってみたいと思うようになった。 その時の第一作が、このような仏手だ。
救世観音 2007-02-05 21:37:21 | 仏像彫刻 > 桧、25センチの角材から。 法隆寺夢殿の救世観音を簡素化したものを彫った。 明治17年にフェノロサによって、初めて開扉されたこの仏像はスリムな身体、日本人離れしたエキゾチックなお顔。 本当は私も本来の救世観音の渡来人らしい面長な百済仏のお顔にしたかったが、天平仏のようなふっくらした日本人の顔にしてしまった。 私も年2回のご開扉の折に見に行ったが、厨子の中は暗くて、良くは見えなかった。
観音仏頭二体 2007-02-05 20:55:26 | 仏像彫刻 > 桧、高さ35センチ。 10センチの小さいもので練習したら、高さ35センチの大きめのに挑戦。 一体を彫り終えてから、練習のため、もう一体を彫ってみた。 描くのも彫るのも、やはり観音様ということになる。 観音様に魅力を感じるのは、各地の観音信仰でも分かる。
地蔵立像 2007-02-05 20:49:36 | 仏像彫刻 > 桧、長さ30センチの角材から、本体は一木つくり。 大きな仏像も彫るときに破綻がきて難儀するが、小さいものも細部が細かくて彫りにくい。 お顔は勿論、手も光背も細工が小さくて、本当に彫りずらかった。
観音佛頭の習作三体 2007-02-05 20:43:34 | 仏像彫刻 > 桧の10センチ角材から。 観音仏は基本的には女性ということで、髪型も女性らしいスタイルだ。 顔つきも女性らしく美しく優雅にを心がけて彫った。
聖観音立像200 2007-02-05 20:13:30 | 仏像彫刻 > 檜の一木作り。高さ50センチ。 一木つくりの難しさを存分に味わった作品。角材から身体をバランスよく掘り出すのは、 私にとっては至難の業だった。 前から、横から、後ろから、彫っては眺め彫っては眺め、一向に前へ進まない。 我慢と辛抱の連続。友人の誘いも断り、壁に向かって一人で孤独に彫りぬいた。 師、三戸岡伯翠先生(昭和の大仏師、松久朋琳氏に師事された)からは、掘るのではない。仏様をお迎えするのだと、よく言われていた。
弥勒菩薩坐像 2006-11-20 10:31:36 | 仏像彫刻 檜の板に彫ったレリーフ。40センチ角。 もともとはレリーフが好きな私だ。 これは、仏画を元にしてレリーフに彫ってみた。 私の彫刻はヤスリやサンドペーパーは絶対に使わない。彫刻刀だけで彫り、ひと彫りひと彫りの彫刻刀の彫りあと、つまり、ひと彫りの「証し」を残すのです。
釈迦仏頭習作 2005-04-13 21:50:33 | 仏像彫刻 桧、10センチ。 お釈迦様の髪型、ラホツの練習です。ラホツとは巻貝のことで、仏像によってその数は異なるのだそうです。東大寺の大仏は966、鎌倉大仏は656,すべては右巻きになっているのです。 全ての悟りを開いた仏の特徴を現したものであるため、仏像では釈迦如来像だけに見られる 髪型なのです。 自分の彫ったラホツの数を知りたかったが、数えきれませんでした。