本日電子書籍で一気読みしました。
途中人生の虚無に誘われてちょっと危なかったですけど何とか帰ってこれました。
浅野いにおさんという漫画家のことは全く知らなかったんだけども、作風がなんか古谷実に似てて、ところどころバガボンドの作者(名前忘れた)へのリスペクト(真似?)が見えました。
でも、この人の漫画はこれ一作でお腹いっぱいです(笑)
プンプンはまんま作者なんでしょうけど、何だろうな。
押し付けがましい感じというか、内にこもって自分で囲い込んだ世界の中では綺麗に完結した形をしてるんですが、その実外から見たら全く完成した形ではないというか。
もう少し自分の世界から脱却出来たら自分も周囲も幸せだろうに。
作者もプンプンも。
そんな感想。
こっからがっつり内容に触れます。
お話を知りたくない人は注意!
小学生編はめっちゃ好きでした。
工場から帰るときのみんなで手を繋いで空を仰いだ所とか子供時代の素晴らしさを感じましたね。
無知ってのはいいものだ。
本人にとっては。
工場火事になったときは誰か死ぬんじゃないかとハラハラしましたけど全員無事でよかった。関君はなぜあんなにトラウマになったんだか笑
しかしヒロイン愛子ちゃん…。
かわいそうで見てらんないぜ。
しかもプンプン、ちょくちょく愛子ちゃんから離れるんだもの。
なんで!すぐに!謝りに行かないの!
(一回目の鹿児島の待ち合わせの時)
そっから2年て!
意味がわからないよ!!
この2人、ちゃんと関係性が完結する前に離れるから思い出補正でお互いを幻想で補完して神格化して縛りあってただけなような。
はっきり説明されないから考察するし、分からないから知りたくなる、人間の性ですね。それを人間関係にあてはめるとこうなると。
あれ、なんかこれしっかり応用したらめっちゃモテテクにできそうじゃないですか。
どうでもいいですかそうですか。
高校までは希望があるんだかないんだか。愛子ちゃんしかいねぇのかお前には。
しかし矢口先輩はいい人だった。
結局足がどうなったのか知りたかった。
プンプンや愛子とは全く人生観が違うから普通に幸せになってそうだ。
社会に出てからはプンプンに全く覇気がなくなっちゃう。
一時はピラミッドになっちゃう(笑)
多分、この漫画主人公の顔がはっきり描かれてたら嫌いな部類かも。
自意識過剰が過ぎる漫画だから主人公の顔通して色々伝わってきたら食傷通り越して嫌悪感になってたでしょうね。
こんなの絶対幸は描かないだろ。
描いたのプンプンじゃないとおかしいだろ。
…私は一体この漫画好きなのか嫌いなのか。
いや、面白かったです。
好きですよ、この暗~いくせにところどころ甘ったれた希望のある世界観。
でまあ結局何やかんや過去を引きずりぐちぐちうるさいくせに大した行動もできないプンプン。
倫理観はいっちょまえで殺人の罪の意識におののき愛子を引きずり回して追い詰めて殺しちゃう。
そのくせ、結局与えられた罰は執行猶予つきで。周囲にはめちゃくちゃ良い人がいっぱいいて。その幸せの中に安穏と収まって日常に帰っちゃったプンプン。
幸せの中にいるのに、不満を吐き続けてる。
で、最後に突然出てきた教師の子もまた同じ。
人間はみんな同じ。
本当は幸せな日常の中にいるくせに不幸な気がしている。
日本に生まれてる時点で飽食民族万歳もといかなり安穏とした生活出来てるのに、日常の些細なことに凹むは妬むは憎むは殺すわ。
なんだか匿名掲示板みたいですね。
狭い一時的な世界だけに目を向けてると思考が単純になっちゃって良くない。
考え方変えればある意味みんな幸せだが、見方をかえれば同じ状況が不幸にも思える。
えっと、なんの話をしてたんでしたっけ。
そうかプンプンの話してたんだ。
どうでもいいけど関君の風貌はどこかで見た気がする。
何かの漫画か、漫画みたいな友人がいたのを思い出せないのかは分からない。
関君すごいね。この子きっと作者のお気に入りだろ笑
結局弁当屋やっとんのかい。
それとも、同窓会で見栄はって嘘ついてるのか。
現実が受け入れられなくって妄想交じりで話してんのかわからないけど。
清水君は一体何がどうして記憶喪失になったのか。ここだけ分からん。
本当は死んでて以前の清水君みたいに関君が幻見てるだけなんちゃうの?
清水君は毒飲んでそうだし、教組と一緒にうんこUFOに乗ってたし。
しかし清水君は可愛かった。
関君と清水君の話は少年が大人になっていく姿を素敵な形で見せてくれたなーと思いました。
完結時点で、まだみんな二十代半ばなんですよねー。
人生はまだまだこれからだ。
つまんないことばっかり愚痴ってると、プンプンみたいなめんどくさい奴になっちゃうぞ若人たちよ。
個人的には、大学一年ぐらいの子供に読んでほしいなーと思う漫画でした。
あ、高卒社会人は読まなくてよし。
というか、思春期と社会出てすぐの人にはお勧めしない。
途中人生の虚無に誘われてちょっと危なかったですけど何とか帰ってこれました。
浅野いにおさんという漫画家のことは全く知らなかったんだけども、作風がなんか古谷実に似てて、ところどころバガボンドの作者(名前忘れた)へのリスペクト(真似?)が見えました。
でも、この人の漫画はこれ一作でお腹いっぱいです(笑)
プンプンはまんま作者なんでしょうけど、何だろうな。
押し付けがましい感じというか、内にこもって自分で囲い込んだ世界の中では綺麗に完結した形をしてるんですが、その実外から見たら全く完成した形ではないというか。
もう少し自分の世界から脱却出来たら自分も周囲も幸せだろうに。
作者もプンプンも。
そんな感想。
こっからがっつり内容に触れます。
お話を知りたくない人は注意!
小学生編はめっちゃ好きでした。
工場から帰るときのみんなで手を繋いで空を仰いだ所とか子供時代の素晴らしさを感じましたね。
無知ってのはいいものだ。
本人にとっては。
工場火事になったときは誰か死ぬんじゃないかとハラハラしましたけど全員無事でよかった。関君はなぜあんなにトラウマになったんだか笑
しかしヒロイン愛子ちゃん…。
かわいそうで見てらんないぜ。
しかもプンプン、ちょくちょく愛子ちゃんから離れるんだもの。
なんで!すぐに!謝りに行かないの!
(一回目の鹿児島の待ち合わせの時)
そっから2年て!
意味がわからないよ!!
この2人、ちゃんと関係性が完結する前に離れるから思い出補正でお互いを幻想で補完して神格化して縛りあってただけなような。
はっきり説明されないから考察するし、分からないから知りたくなる、人間の性ですね。それを人間関係にあてはめるとこうなると。
あれ、なんかこれしっかり応用したらめっちゃモテテクにできそうじゃないですか。
どうでもいいですかそうですか。
高校までは希望があるんだかないんだか。愛子ちゃんしかいねぇのかお前には。
しかし矢口先輩はいい人だった。
結局足がどうなったのか知りたかった。
プンプンや愛子とは全く人生観が違うから普通に幸せになってそうだ。
社会に出てからはプンプンに全く覇気がなくなっちゃう。
一時はピラミッドになっちゃう(笑)
多分、この漫画主人公の顔がはっきり描かれてたら嫌いな部類かも。
自意識過剰が過ぎる漫画だから主人公の顔通して色々伝わってきたら食傷通り越して嫌悪感になってたでしょうね。
こんなの絶対幸は描かないだろ。
描いたのプンプンじゃないとおかしいだろ。
…私は一体この漫画好きなのか嫌いなのか。
いや、面白かったです。
好きですよ、この暗~いくせにところどころ甘ったれた希望のある世界観。
でまあ結局何やかんや過去を引きずりぐちぐちうるさいくせに大した行動もできないプンプン。
倫理観はいっちょまえで殺人の罪の意識におののき愛子を引きずり回して追い詰めて殺しちゃう。
そのくせ、結局与えられた罰は執行猶予つきで。周囲にはめちゃくちゃ良い人がいっぱいいて。その幸せの中に安穏と収まって日常に帰っちゃったプンプン。
幸せの中にいるのに、不満を吐き続けてる。
で、最後に突然出てきた教師の子もまた同じ。
人間はみんな同じ。
本当は幸せな日常の中にいるくせに不幸な気がしている。
日本に生まれてる時点で飽食民族万歳もといかなり安穏とした生活出来てるのに、日常の些細なことに凹むは妬むは憎むは殺すわ。
なんだか匿名掲示板みたいですね。
狭い一時的な世界だけに目を向けてると思考が単純になっちゃって良くない。
考え方変えればある意味みんな幸せだが、見方をかえれば同じ状況が不幸にも思える。
えっと、なんの話をしてたんでしたっけ。
そうかプンプンの話してたんだ。
どうでもいいけど関君の風貌はどこかで見た気がする。
何かの漫画か、漫画みたいな友人がいたのを思い出せないのかは分からない。
関君すごいね。この子きっと作者のお気に入りだろ笑
結局弁当屋やっとんのかい。
それとも、同窓会で見栄はって嘘ついてるのか。
現実が受け入れられなくって妄想交じりで話してんのかわからないけど。
清水君は一体何がどうして記憶喪失になったのか。ここだけ分からん。
本当は死んでて以前の清水君みたいに関君が幻見てるだけなんちゃうの?
清水君は毒飲んでそうだし、教組と一緒にうんこUFOに乗ってたし。
しかし清水君は可愛かった。
関君と清水君の話は少年が大人になっていく姿を素敵な形で見せてくれたなーと思いました。
完結時点で、まだみんな二十代半ばなんですよねー。
人生はまだまだこれからだ。
つまんないことばっかり愚痴ってると、プンプンみたいなめんどくさい奴になっちゃうぞ若人たちよ。
個人的には、大学一年ぐらいの子供に読んでほしいなーと思う漫画でした。
あ、高卒社会人は読まなくてよし。
というか、思春期と社会出てすぐの人にはお勧めしない。
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