goo blog サービス終了のお知らせ 

春琳のパレード

愛と狂乱の日々をつづる日記。

オフシーズンのヲタ生活

2007-07-28 19:41:14 | Weblog
同僚がわんさか日本からやってきてようやく2年目が始まった気がした。彼らがやってきても、あたしの室内ヲタ的な生活に変化なしなのかなと思っていたんだが予想をはるかに裏切るようなヲタを約一名発見し、「エヴァDVD絶対一緒に見ようね」条約を固く結ぶ。中華で美味しいスペアリブを堪能した後、エールバーで二次会、1時に帰宅し、プリキュア鑑賞しながらメイクを落とす・・・。乳化すること5分・・・。 

もうひとつのヲタ趣味フィギュアは現在シーズンオフです。
オフにファンがやることは少なくなってしまうのでとっても悲しいのですが、こまめにスケーターの予定をチェック。もう自分のスケジュール以上に頭に入ってます。もうそろそろショーがあるはず・・・。
アイスショーの後に動画がうpされてたら、紅茶をズズーと飲みながら新しい衣装とか表現力が上がっているかどうかをチェック。そういえばこの前のクールマイヨールでの真央ちゃんのNEW衣装は本当に良かった!可愛すぎる罪!ムハー! ー3 

他にもやることはあります。選手の新しいプログラムに使用される曲をチェックして、この辺で3A飛びそうだとかこの辺でスパイラル入れそうだなとか曲を聴きながら妄想します。これはとく寝る前にやる作業。どうやって長い曲を編集するのかもポイントになってくるのでそれも勝手に妄想。

試合が始まるのは10月・・・遠いよぉ。でもまだ色んな選手の曲がすべて決まっていないので、想像する楽しみが残っているのだ!小出しにしか分からないところがさらに焦らされているようで、関心が加速中。早くモリコロの動画うpされないかニャー



エスパーニャでソウルサーチ

2007-07-26 01:50:12 | Weblog
ただい真央。
ギャルでおてんば娘な友人が、スペインで世界遺産を背景に結婚するというので行ってきた。ザ・怒涛の2泊3日、睡眠6時間。友人にふさわしいのはどんなクレイジーな旦那なんだろうと思って新郎を見たらショックを受けた。絵に描いたようなパーフェクトな大人のパイロット。機長っすよ・・・某航空の。あの帽子といい腕章が制服フェチには堪らん。それがもう古典的に似合いそうなダンディーで落ち着いたハズバンド!彼がユニ着用で帰宅するたびに“ユールック・ソー・セクシー!”と言ってあげるんだそうな。新郎スピーチも2週間でマスターしたスペイン語を堂々と披露。ずるい!ちょっと待ってよ、去年の二股キス事件@某ロンドンのクラブは?!“ワインボトル並に大きくて悩んでるの"って打ち明けてくれたその後のストーリーは?!一年後、花嫁衣装に身を包んだ彼女に聞けるはずもなく。だけど真面目な旦那様をホテルに置いてきては朝までクラブで踊りまくる新婦の姿を見てなんだか安心した。世界は広し、ダンディーでかっこ良くて機長なのにシャイ、そんな貴重なGUYが清く正しくに生きているあたしを待っているはず・・・と。
その後マドリッドに寄って1年ぶりに会う同期3人と合流。変わってないね、と可愛くなったね、を交互に言われた。正解はdodge?

イギリス目指し押し寄せるヒトの波

2007-07-16 07:00:03 | Weblog
タイトルが新聞記事のようで色気もないが、記事自体は熱いかもネ☆

なにせ最近のロンドンは熱い。なぜなら夏休みを利用して世界中から同期やら先輩が英語の勉強をしに集まってくるから。そして各国から集まってくる同僚達をレセプションするのは本当に楽しいひと時であり。こーゆー時、やっぱり英国での研修は、途上国での研修に比べて恵まれているのかなと思う。たとえばあたしがインドネシアにいたとして、やっぱジャカルタを目掛けてみんなが大挙押し寄せるってことはないワケだし。一年ぶりに会う面々との夕食、そして盛り上がる一年ぶりの下ネタ話にみんなでハァハァって感じっす。そのまんまオケカラで二時間半歌って、日ごろ室内で一人練習した成果を披露。時計は午前3時を回り、疲労が溜まりつつもそのまんまラーメン屋へGO!ジャパンにいるのと変わらないような一日を過ごす事ができてお客も大満足!と接待が成功したリーマンのような充実感に浸れます。そろそろ英国内のおトモダチとの傷の舐めあいにも飽きて来たところで、こんなはしゃぎもなきゃやってられない修論生活。一日500ワードのノルマに遅れない程度に楽しみたいところ。 

警戒中・・・BUT 軽快に。 

2007-07-08 07:09:46 | Weblog
最近のロンドンは夏だというのに毎日雨が降って憂鬱だったが今日は久しぶりに晴れた。でも相変わらずどこへ出かけても警察が沢山いて、テロ警戒レベルが高いと実感。こっちのパトカーって、日本のみたいな、普通の車と同じサイズのやつと、大型バンの、警官が10数人乗り込めるタイプがあって、最近その大型バンタイプの車をよく見かける。今日はうちのアパートの前に3台その大型バンが並んで停車していて、物騒感を漂わせまくっていた。鮮やかな晴天とのコントラストがなんともイギリス。悲観的な国民性がこういった情景に一貫して反映されているの、ピーカン晴れの日ですら。不確実な天候がイギリス人の皮肉な性格を産んだと言われているけれども、21世紀のイギリス人は、ピーカン晴れの中のテロ警戒体制という経験を通じて、さらにsarcasticな国民に育ちそうです。

そんな日はOscar Petersonのピアノジャズを部屋で流して、アメリカちっくに軽快なノリで乗り切ります・・・

愛と狂乱を、供覧へ。

2007-07-03 05:37:01 | Weblog
最近のあたしのラブライフが知りたいって?そんなお声が聞こえてきそうです。
ええ、Y雄と別れてからずっとシングルライフ独走中で、特に好きな人もいなく、「自分と付き合って、自分と結婚するんです」というシュールなスタンスで一向に構わないのだけれど、そんなあたしだって英国留学中という不利な状況下でも多少のラブビームは受けている。

まず、海外から(英国からみて)のラブビーマー達は、学生時代いろいろあったO氏、社会人になってからいろいろあったN氏、そしてオーストラリア人のベンジー。
N氏とは毎週メール+スカイプのやりとりをしており、O氏からはたまに電話がかかってきており、ベンジーからもたまにラブいメール+電話が来る。

男という生態が非常に謎なのは、この3人のうち二人は彼女or新婚妻ありなのだ。それなのに手間隙かけて、エッチどころかデートすらできない女にラブいメールや電話をするというのがあたしには全く理解できません。目的は特にないようで、たまに「会いに行きたい」などとほざくのだが、3人とも仕事が忙しくて休みが取れず来れない様子。今んとこシングル(そしてこれからもずっと?)で夜がサミチイあたしに電話してくれたりするのは非常に感謝しているのだが、こちらに来て貰っても何も提供できないのでホッとしたりする。

じゃー現地で何もないの?!と聞かれるとこれは微妙。あんまり長期的な関係を持てそうな人がいない。先月は、某学会で出会った中国人と飲みに行ったら帰りに無理やりキスされそうになってマジでびっくりする事件もあったけどそれくらいかな。あとは今カザフスタンでフィールドワークしているスイス人研究者と何回か飲みに行ったりメール交換してるけど。 

やっぱりシングルライフはもう少し長く続きそうな予感がする。恋は落ちるもので、今のこの生活のなかから無理に相手を探してもいないってことは恋には発展しないということなんだろな。

色々あったの。

2007-06-14 19:52:30 | Weblog
ブログが死にすぎて息を吹き返させるべきか分からないままとりあえず投稿。
ふ~、色々あったの。以下、これまでのいきさつをざっと。

テストは終わったし、あとは修士論文を書くだけ。
そして来年の大学が剣橋に決まってひとまず安心。
5月にゲイ疑惑のある友達とダブリンに、6月に同期とスペインに行ってきた。
先週は高校の友人crouchが出張で来たので一緒にSOHOでご飯を食べに行った。
元彼のY雄とは微妙に連絡を取り始めたが、先週やっぱり断絶することに。
悔いはなし。早く来い来い次の恋。

なんか妙に楽しい夏。9月は語学プチ留学でフランスのヴィルフランシュという町に一ヶ月滞在予定です。

英女性殺人事件の波紋

2007-04-25 09:31:09 | Weblog
が、どの程度のものになるのかが気にかかる。
日本の新聞は読めないし、テレビも視れない状況なので日本でどう報道されているのかは良く知らないが、英国の新聞ではルーシー・ブラックマンさんの殺人事件にかかる織原被告の無罪が大きくとりあげられている。その内容は、日本の警察に対する不信を隠さない。例えば、日本には死刑制度が残っており、特にひどい連続殺人犯については死刑を求刑するはずなのに、なぜ地検は無期懲役しか求刑しなかったのか、といった議論。それから、同じ事件が日本ではなく、アメリカや英国で起きたならば被告の有罪が認められたはずだ、という議論も書かれている。
http://www.guardian.co.uk/japan/story/0,,2064304,00.html

最近起きたリンゼーさんの殺人事件が記憶に新しいだけに、もともと危なげな日本のイメージがまた悪くなるな、と感じる。はるか遠い場所で起きているように感じることでも、どう在外邦人に影響が出るか分からないので、気をつけたほうがいいと思う。当然ながら、イギリスにいる多くの邦人はこの事件の酷さと何ら関係もなく、日々留学やら駐在やらで頑張っている。しかし外国にいる時にこそ、国籍国のイメージが良い時に得をすることもあれば、悪いときに苦労することもあるだろう。

イギリスでは一昔前まで移民に対する犯罪の取り締まりに差別があったという噂(たとえば、移民が殺されても警察が動かなかった等)があるが、今回の事件で日本の行政・司法の追及と判決が甘かった報復として日本人に対する凶悪犯罪への対応が鈍るなんてことが絶対にないといえるだろうか。イギリス人は冷静にみえてナショナリスティックだ。繰り返すが、日本人が思っているほどイギリスにおける日本イメージは良く無い。捕鯨問題や、英捕虜への補償問題で過去何度もメディアで叩かれており、はっきりいって日本の良いところは最近流行りのSUSHI位しか認められていない気がする。日本人男性がアジアで買春をしていることはよく知られているし、戦時中の慰安婦に関する最近の政治家の発言により、日本人男性の女性に対する暴力は特にひどいと思われがちだ。イギリスにおける日本のイメージは、他のヨーロッパ諸国やアジア諸国においてのそれとは少なからず異なる。

もちろんイギリス人の友人達は両国間のセンシティブな問題をおくびにも出さない。友人に対する一応の礼儀は尽くすイギリス人。こちらに伝わりにくいからこそ気をつけないと、嫌味を言われても気づかず、裏で「日本人てやっぱり・・・」と痛烈な陰口を叩かれかねない。

超!蝶々夫人

2007-03-11 09:10:57 | Weblog
町長婦人でも超・調布人でもなく。ロンドンにマダム・バタフライが来ているので悪友兼同僚のYちんと行ってきた。オペラ処女を齢25にして失った、記念すべき日。いやーいっすね、やっぱり生オケ。もっと生のクラッシック音楽に触れなければ、Jポップばっか聞いてないで。
でも肝心のオペラは突っ込みどころ満載。細かい似非ジャポニズムが鼻についてならないのは、あたしがオバサンにな~った♪から??まず、着物の着付けは、帯が偽物でペシャンコ、その上裾広がり。あれは本当はロングスカートなのでは?主役の蝶々夫人も赤い内掛けを脱いだら下は真っ白の無地着物!死装束そのもので顔もコワイ。主役も準主役の下女スズキも日本人じゃなかった。変なタイミングでおじぎをペコペコしており、誰に対しても最敬礼をしていた。なんて腰が低いんだよ!

アメリカ人の夫(ピンカートン)の帰りを待ちながら部屋を花で飾るシーンでは、蝶々夫人とスズキが家の周りの花をむしりとって花びらを畳の上に撒きちらしていた。散らかるでしょうが、日本ではそんなことせんわ!!とここでもツッコミ。そして恋敵ケイト・ピンカートン夫人にすら最敬礼をしまくる下女・スズキ。誰に仕えてんだよコラ!と。
段々と夫との再会の希望が絶たれたことがはっきりしていくうちに、オーディエンスからはすすり泣きが・・・。私のいた列に座っていた少女は、自決シーンで泣き出して途中退場してしまった。でも最後にあたしはなんだかすっかり白けてしまっていた。ストーリーの中のピンカートンもひどいが、日本人の描き方もひどかった。
gracelessな蝶々夫人に超違和感を覚えずにいられなかった・・・「なんだか疲れた」とYちんもゲッソリ。あーあ、なんで外国人が描く日本ってあんなになっちゃうんだろうなー。




My mind is my own church.

2007-02-26 08:47:56 | Weblog
ほとんど徹夜でエッセーを書き上げ、打ち上げ花火のような大盤振る舞いのつもりで40ポンドの日本食コースを食べにレストラン「サキ」に行ってきた。ロンドンにおける寿司大賞1位とかいくつか賞を取っているレストランらしいけど、ネイティブジャパニーズで舌だけはプロフェッショナルなあたし(狭い意味で)からしてみれば、うーん、この程度なら日本では半額で食える・・・というのが正直な感想。料理はさておき、同僚のゆきりんと、そのフラットメートのJessとの会話の方が強烈だったという報告。

オランダ人で敬虔なプレスビテリアンのJessは毎週教会にも通っていて、ひょんなきっかけから「宗教は自分への贈り物」なのだということを語りだした。彼女の思考や生き方をおおいに影響しており、自分にとって大切な人が同じ信仰を共有していることはかなり大切だそうだ。だから現在ちょっと気になるアイツが世俗的なプロテスタント(セレモニーをしない)なことに躊躇を覚えているらしい。例えば結婚式や埋葬にやり方が違うというのは、彼女としては大変面倒なことらしい。

あたしとゆきりんは普段から「宗教ってめんどくさいね」とアンチ信仰ポジションでコンセンサスを得ているので、何も言えずただただ黙って聞くしかなかった。シーンとしてしまうと気まずいから色々と質問したけれども、返ってくる答えに、我々との大きな溝を感じずにはいられなかった。例えばカトリックとプロテスタントでは、あたしらからしてみれば仏教とキリスト教の違いよりは近そうだが、どうやらそうでもないらしい。カトリック教徒からしてみれば、セレモニーが比較的に少ないことと、法王を信じない者は異教徒と同じく天国に行けないので、プロテスタントと結婚することは難しいだろうとの話。

勿論ジェスとゆきりんは仲良しだし、出会いのきっかけはフラットシェアなので、ジェスはゆきりんに布教を迫ってくるわけではないらしい。でもジェスの発言を真に受けるならば異教徒だということで、表面的な友情しか築けないということなのだろうか?ちなみにジェスの親友のアンジェリーナもプレスビテリアン。彼女も元彼がカトリックだという理由で振ってしまったらしい。「神を信じて、それに基づいた考え方を共有することが大事」と言うジェスにとっては、異教の恋人が「あなたが死んだときはプレスビテリアンの教会できちんと埋葬してあげる」と言ったとしても、満足はいかないということなのだ。
宗教色の薄い日本で育ち、尚且つMy mind is my own churchをモットーにしている身には理解しがたい感覚だなぁ、と。今まであたしは、異教徒と付き合うためにはセレモニーの邪魔をしないということと、限られた範囲で自分もそういうのに参加すれば信仰の違いを乗り越えられると思っていたのだが、信心を基礎にした思考まで共有できなければならないという前提を甘く考えていた。
そういえばこの前ゼミで、額に灰の十字架をつけて堂々と教室にやってきた生徒が何人かいた。クラスメートに聞いたら、それもキリスト教の行事だという。自分がどの宗教に属しているかということをあまりおおっぴらにしない日本とは様子がちがうなぁと感じた。

まぁ宗教の敬虔な信仰者との恋愛の心配をしなくとも、身近な恋愛の種すら最近は見当たらないのだけれども。

『キムタクは自分より「ちょっと上」』の危険

2007-02-18 08:13:54 | Weblog
日ごろからお世話になっている日本人の先輩方に、バレンタインチョコを渡すためにゆきりんと出かけてはチャイナタウン。チャイニーズ・ニューイヤー・イブなのだ。

最近はゆきりんと毎晩のように恋愛持論をシェアしては自己満足の会話で傷の舐めあいに精を尽くしている。そのセオリーを試すためにも男性の意見を聞くつもりで色々と話を聞いてもらった。最近のあたしの有力説は、女は自分よりちょっと上の男性を狙える(身体の魅力があるから)のだが、実際はちょっと冴えない二番目のアイツを結局は選ぶ、という説。それを説明しようとして、たとえ話を出そうとしたらこれが思いもよらず難しかった。「自分よりちょっと上」や「自分よりちょっと下」の例えを出すのに、知人をひっぱってくるわけにはいけないし。そこで図らずも「たとえば、あたしが金(ハングル読みして)タクをワンナイトスタンドでゲットすることができたとしても、結局は選ばないのよ」という言葉が口をついて出てしまった。そして言った瞬間後悔したも既に遅く、相手もどうつっこんでいいのか分からないとばかりに失笑しまくっていた。いいえ、あたしのタイプは金タクじゃなくてトヨエツなの・・・って付け加えたところでさらに突っ込みどころが増えるし。トヨエツも「あえてフる」のか!!と。
あー恥ずかしかった。でもさ、「自分よりちょっと下の異性」ってそもそもどういう人なのかを想像するのも難しくないか?固有名詞をもってくることは気まずい思いをするのでおすすめしません、ってことが言いたいだけなんだけど。そもそも時価が毎日下がっている気がしてならないあたしが言うのもおこがましいんだけど。でもそこすらも「あえて」追及しなかった先輩方にさらに感謝。来年もあげますからね、チョコ。ちなみに今日の第二の名言は「センパイ、あたしのことが大切すぎて手が出せないんでしょ」だった。「うん、金タクを振る女には手が出せないよ」だって。

それでも日々は過ぎてゆく

2007-02-14 07:03:41 | Weblog
ブログが死んでいる。そして心を殺して切り抜けて来た怒涛の1週間も過ぎたけど、まだ完全に復活しているわけではなく。いいの!ネクラなのよ!どっかで読んだんだけど、女が悩む生き物であるのは仕方がないんだって。子供を産むためには必要なことなんだとさ。なんだかな。

昨日はコベント・ガーデンの近くの水道管が破裂したとかなんとかで、あたり一体がパワーダウンしてずっとネットが使えなかったんだけど、今日になって復活。一日で復活するあたり、先進国なんだなと思った。といっても、水道管が突然破裂してしまうところが日本との差なんだけど。
そこでケンブリッジにいる先輩に見学がてらに訪ねていった。ケンブリッジはオックスよりもさらに田舎で、イギリスの田舎を夏に沢山みてしまった自分としては少し怖いくらい物足りない所だ。てやんでい、やっぱり東京っ子のあたしは都会が好きなのじゃ。でも気がついたらロンドン生活もあと半年しかない。まだ観光してないところが沢山あるのに。時間を今まで以上に有効に使おうと思う。

戦敗記念日

2007-02-05 03:49:49 | Weblog
土曜日に電話がかかってきて、別れに納得するという返事をもらい、
あたしとY雄の愛は過去のものとなってしまった。
やるせない。色んなものに負けた気がしている。
彼の要領が悪すぎたことが原因だけど、あたしの方も結局薬局協奏曲、規則を破ってまで会いにいくことができなかったのだ。ただ、それが本当の愛じゃないなんて、自分を責める程ナイーブじゃない。

愛の旅人宣言を、謹んで採択いたします。


ボタンのかけ違い

2007-01-31 20:49:11 | Weblog
どこでボタンをかけ違えたのか。
突然ですがあたしの恋はとうとう臨終を迎えつつありマウス。
昨日大きなプレゼンがあったのにもかかわらず、先週の土曜日に
3週間ぶりに電話をかけた際、「忙しい」の連発に耐え切れずに
「別れようと思って電話をかけたの」と切り出した。
相手は驚いて(驚いたことに驚きだけど)考えさせてほしいと言われて、
「自然消滅はなしね」と約束して電話を切った。

距離がなければうまくやれたかもしれないけれども距離じゃない。離れてからこの半年間はなんか虚しかった。でもこの半年で相手がどういう人かもよく分かった。
きっと次の電話は早くて週末、おそらく二週間後の日曜日になるだろうと予測できる。いいえ、彼はこちらの期待を悪い意味で裏切る天才だ。3週間後や一ヵ月後だってあり得る。やはり考える時間なんか与えずにバッサリ言い切った方が我が身のためだっただろうか。

などなど一人になると考えるのだけれども、彼氏と別れて3週間経ったゆきりんは禁断症状がでているらしく、最近毎日電話がかかってくる。傷跡が完治していないのに色々な人達にモテモテなゆきりんは、モテることすら悩みの種らしい。次から次へとやってくる男性をどうすれば嫌われずに振ることができるのかアドバイスを求められるのだが、ボタンを掛け違えて悶絶するあたしに聞かないでほしいのだ。

3C

2007-01-17 10:12:43 | Weblog
今日やっと昨年末に提出したエッセー3本の結果が返ってきた。
結果は驚愕の3シー。ええ、ABCのシーです。それより下はあたしの胸のカップと
同じのしかない・・・。厳しいことばかり書いてある評を読むのすらも辛くなって、途中休憩しながら読んでも、余計傷口が広がるだけで。受験時代に一番最初の模試で(ほぼ)最低順位だった時を彷彿とするこの最悪の結果が、夢かインチキ占いだったら良いのに。「大凶?捨ててやるー!」と叫びながら結ぶ神社のアレもないし。
3つともC。これがあたしの実力なのね。これがあたしの這い上がり人生なのね。
今までも、そしてこれからも、何度でも這い上がってやる。恋愛だショッピングだ酒だと愉快そうに振舞っても、自分自身で輝くことができる方法は、満足できる結果を残す以外無いのだ。

バランス感覚

2007-01-16 02:14:04 | Weblog
を得るためにというか、セラピー的に日本語の本を買ってみた。
私的にロンドン随一のセラピースポット、ジャパンセンターで。
外国に長く住む人が祖国を懐かしく思う現象を「帰国子女ノスタルジア」というってどこかで聞いたことがある。それはきわめて自然な心理現象だと思うし、自分も多かれ少なかれそのヤマイにかかっていると認めざるを得ない。
本の話に戻るが、日本より割増の値段でも読む価値があると思って、立ち読みしてわずか3分たたずして購入したのが渡辺幸一さんの「イギリス発・私的日本人事情」(1999年出版、朝日文庫2002年版)。
そして若々しく、輝かしい乙女の毎日をつづったこのブログでめずらしく本の紹介などするからにはやっぱり名著だと思ったからにほかならない。
イギリスに住んでいる日本人、留学生、イギリスに住んだことのある人、旅行者、海外旅行が好きな人に是非おすすめしたい。
渡辺幸一さんは、あたしが普段から(頭の中で)くりひろげている憂国論をそのものずばりと述べている上に、表現が分かりやすくメッセージが一貫していることに感服させられた。あたしと違って奥さんと子供を連れて、現地採用の日本人としてロンドンのシティ(金融街)で働かねばならなかった著者の苦労は計り知れない。自らの甘えボケと恵まれた境遇に恥ずかしさと反省を促される。
そして年始に読んだからこそ、これからのあたしの英国での生活やものの考え方に大きく影響を与えそうな書物となりそうだ。

他方で輝かしい乙女の毎日は続く。ロンドンでの初めてのベリーダンスレッスンに向けて、まずはムダ毛の処理にいってきマウス☆