日毎暑くなって、もう涼しげなものが欲しくなる。
打ち水に、風通しは省エネのご時世にも有用だ。
それで、できるだけ電気を使わず、初夏の涼感を得ようと、
あれこれ工夫を試みるのである。
そういえば何年も風鈴を出していないことに気づき、
今年は吊るそうと考えている。
かすかな音色に涼を感じるという習慣が、
随分と遠くなった気がする。
合掌
日毎暑くなって、もう涼しげなものが欲しくなる。
打ち水に、風通しは省エネのご時世にも有用だ。
それで、できるだけ電気を使わず、初夏の涼感を得ようと、
あれこれ工夫を試みるのである。
そういえば何年も風鈴を出していないことに気づき、
今年は吊るそうと考えている。
かすかな音色に涼を感じるという習慣が、
随分と遠くなった気がする。
合掌
真面目、不真面目は人を評する、いの一番。
誠意を持って、あるいは真剣に取り組むなど、
言葉を読みとけば、勉強や仕事だけではなく、
遊びにこそ、真面目であるべし。と思うのである。
どんな場面にもしっかり向き合い、取り組むなら、
すなわち真面目な人となる。
連休を控えて、今、真面目さが気にかかる。
合掌
初夏の色を問えば、薄浅葱(うすあさぎ)が浮かぶ。
淡い青緑色のそれは、平安時代から続くという。
他にもいろんな色を探すのだが、どれも、
薄さや淡さを含むものが、初夏には似合おうか。
さて、梅雨までの間、いくつ出会えるだろう、
曇天にもふわりとした優しさ、薄浅葱色が映る。
合掌
十年ひと昔。
が、今は数年ひと昔になりつつある。
新しい技術、文化慣習の波が押し寄せたら、
たとえ一年前とはいえ、遠い過去のものとなる。
望まなくても、急激な変化は起こりうるのだ。
あれよあれよと、年を取り、取り残されたような、
そんな気持ちがいつも心に渦巻いている。
合掌
畑の前に立つと、
この時期の雨は特に慈しみに溢れている。
育みの気持ち、優しさ。
人育ちにも同じことが言えようか。
優しさはときに、冷たく厳しい。
雨粒ひとつに、そんな心が見え隠れするようだ。
また、次の晴れ間がやってきた。
合掌