お参りの方とお話させていただく度、
みみづくさんのご縁だと痛感するばかり。
その方の人生のほんの一瞬の出来事ながら、
我が身をして、今日を生きた確かな証。
皆々様の願いが叶えられますよう、
あらためてお祈り申し上げたい。
合掌
お参りの方とお話させていただく度、
みみづくさんのご縁だと痛感するばかり。
その方の人生のほんの一瞬の出来事ながら、
我が身をして、今日を生きた確かな証。
皆々様の願いが叶えられますよう、
あらためてお祈り申し上げたい。
合掌
こんなに素敵な、幸せを導く言葉はないだろう。
それは「ありがとう」である。
ただこのひとことにすべては表されようか。
たくさん言える暮らしは贅沢とさえ思うほどだ。
原点にして究極。
どうだろう、今年の振り返りをするなら、
いくつのありがとうがあったのかを思い返してみては。
師走のまちには感謝の言の葉がよく似合う。
合掌
誰もが忙しがつている寒月があった
山頭火
暦は今日から師走である。
気忙しさが湧いてくるのは、
情報社会になってもあまり変わらないようだ。
年を越すという喫緊の課題を前に、
たとえ、外出しなくても画面とにらみ合ったり、
あれこれとすることは多いだろう。
追われつつ、それでも平穏に暮らせるなら、
この忙しさもまた有難いもの。
一日一日、丁寧に過ごしていくとしよう。
合掌
実りの感動からひと月あまり。
今、寒樹の枝に残る柿の実が
冬空に静かな色をなしている。
鳥たちの冬ごしらえにもなろう、
視線を下げていけば、南天の実は
また違う趣を醸し出している。
山内の冬、枯色を補う彩はある。
合掌
日暮れ近くなると、途端に空気が冷えてきて、
ついさっきまで温もっていた体が手や足は、
じわりと冷たくなる。
それで首巻きや手袋をするのだが、
その感覚が世の風から自分を守る
盾のようでもあり、逃げ場のようでもある。
寒さが増してくるなか、気持ちをおらずに
歩いていけたらいいのだが。
合掌