１９６０～７０にかけ学生運動が盛り上がったが
彼ら赤軍派はこの期に一挙に共産主義革命を実行すべく計画した。
一番影響を受けたのがキューバ革命で、反アメリカでも共通し、出来るなら
キューバに行って軍事蜂起方法を教えてもらいたかったが
当時今みたいに、世界旅行する時代じゃなく、巷では旅客機に乗った事が自慢
の時代。
彼らで、でもキューバ行きは不可能だと思い、
ならば、当時理想的社会主義国と宣伝してた謎の国を信じ、其処で軍事訓練を
受け半年で日本に戻り東京の官邸を襲い学生運動の連中が後に続いて革命が
出来ると信じて実行。
番組を見て思ったのは、２０そこそこの若者のマイブームが引き起こした事件
に過ぎなかったって事。
計画は杜撰で、ピョンヤン空港の地図さえない。
勿論相手と連絡なんかもない
下手すれば領空侵犯で撃墜される。
北朝鮮の指示ならとにかく、自分らだけで盛り上がった危険極まりない暴走
でしかなかった。
暴走族が問題化された時期が有ったが、本質同じじゃないかと思った。
お陰で国内の学生運動は熱が冷め、社会運動は下火になり、長い自民政治に
なって行く。
今彼ら実行犯半分は死亡半分隔離された様に暮らしてるが、生活は優遇され
困った様子じゃない（０１４取材時）
思想宗教信念とか若い時に爆発する様な燃え方する人が偶に居る。
後で考えれば、ほんと
若気の至り。
当人達を当時説得するのは無理なんだよね。
振り返ればバカだったと思うだけ。