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旅・ふ・る Tabi Full

フランス周遊2日め-1 <ボルドーのシャトー訪問>

~2016年5月3日(火)~

ぐっすり眠れたけど、やはり時差ボケで早く目が覚める。
朝食のレストランはロビーの一角だったけど、静かで落ち着いた雰囲気だった。




大好きなスモークサーモンをたくさん頂いてテンションが上がります(笑)
さすがフランス、クロワッサンもおいしかったです。


ホテルの外観


部屋の窓から。左にボルドー駅が見えます。

●ワイナリー(シャトー)選び

今日は待ちに待ったワイナリー訪問の日。
ボルドーでは、半日ツアーや1日ツアーがたくさんあり、ワイナリー(フランスではシャトーが多い)に3~6軒、連れて行ってくれるので人気がある。
でも私は考えた。
ワインは好きだけど、そんなに強くないし、飲んでは移動を繰り返すのはしんどい。
それにほとんどのツアーは、訪問するシャトーを選べないので、口に合わないワインでも、出発時間までそのシャトーにいないといけない。

そこで、ツアーには参加せず、自力で1ヶ所だけ気に入ったシャトーを訪問することに決めた。
でも有名なシャトーは訪問不可だったり、予約がいっぱいだったりして、決めるまでずいぶん時間がかかった。
いろいろ検索しているうちに、ダイナースカードのサイトで、魅力的な「シャトー・パップ・クレマン Chateau Pape Clement」を見つけた。
ワインについては詳しくないけど、なんとなくおいしそうで、とにかくシャトーがかわいい!
ワインと言うより、シャトーに一目ぼれして、予約を試みた。

「Chateau Pape Clement」のサイトから予約すると、自動的に「Wine tour booking」のサイトに入る。
グループのワインツアーは1人49ユーロ。
最初ちょっと高いと思ったけど、赤と白、合わせて5種類のワインをテイスティングできるので納得です。
予約を入れるとすぐにOK回答が届いてホッとした。

このWine tour bookingのサイトは優れもので、希望の地域を選び、「ワインテイスティングのみ」や「ランチ付き」、「プライベートツアー」や「グループツアー」など希望項目を選んで、簡単に検索することができるのだ。
サンテミリオンのシャトーもこのサイトで探して予約をした。

●シャトー訪問

Google mapによると、ホテルからシャトー・パップクレモンまではタクシーで約40分。
でもフランスのタクシーは高いので、時間のある私はフランスで初めて、バスにトライすることにした。
Google mapは、バスでの行き方も詳しく出るのでとても助かる。
しかも停まるバス停が全部出るからすごい!

ボルドー駅前からバスに乗り、途中1回乗り換えて、Pont de l'Orient まで約1時間と分かった。
Google mapも便利だけど、Google earthは、周辺の雰囲気がつかめるので、本当に助かる!
便利なものができたもんだ(^^)

ボルドー駅前の自販機で1日券(4.6ユーロ)をビザカードで買う。
スペインではほとんどアメックスが使えなかったけど、フランスも使えるところは少ない。
初めてのバスは緊張したけど、無事乗り換えもでき、目的のバス停に到着できた。
市街地を出ると、ぶどう畑やシャトーが見えてきて、ボルドーに来てるんだな~と実感がわいてくる。


シャトーはバス停の向かいだったのですぐに分かった。




シャトー・パップ・クレマン。立派な門構えです。

ワインツアーは11:30から。
迷ったらいけないので早めに出たら、1時間も早く着いてしまった(笑)
ショップをのぞいたり、シャトーの周辺を散策したりして時間をつぶす。


シャトーの中は日本庭園のようだった。




庭の花々。
まだ薔薇はつぼみで、全体的に花が少なくて残念だった。


ぶどう畑からシャトーを望む。


ぶどうの木はまだ低くて残念!
一面緑のぶどう畑が見たかったな~。


シャトーは宿泊もできる。
泊まってみたいですね~(^^)




こんなかわいいベンチがあちこちに。


ワインツアーが始まりました。
参加者は、イギリスからの6人グループ(男性2人と女性4人)と私の7人。
ツアーではシャトーの歴史やワイン作りの説明があり、その後、貯蔵庫の見学で合計1時間ほど。
英語の説明は、なんとな~くしか分からなかったけど(笑)、それなりに楽しかった。






チョークで書かれた暗号のようものを説明していたけどさっぱり分かりませんでした(笑)
1人の男性が、説明している女性にワインの量や日数など質問攻めにしていたら、グループの女性が「あなた、ワイン作りでも始めるつもり?」とつっこんだので、私もみんなと一緒に爆笑してしまった。
それをきっかけに6人グループとしゃべるようになり、ワインティスティングも一緒に、と誘ってくれ、楽しいテイスティングになった。

●ワインティスティング


シャトー内の説明が終わり、いよいよワインティスティング。
最初に白。いきなりおいしくてテンションが上がる(^^)
他の人達もおいしい、おいしいと飲んでいた。
そうそう、ボルドーは赤が多いけど、ここは白もあったことが選んだ理由の1つなんです。










数えてみると、6杯飲んでますね!
5杯の料金なのに・・・ラッキー(^^)
しかも皆さん、おかわりしてましたよ(笑)
太っ腹なシャトー・パップ・クレマン、最高です★
どれもおいしかったけど、やっぱり一番最初の白が私は好きだな~。
ティスティングが終わって、イギリスグループの女性に「どれが一番好き?」と聞かれたので、一番最初の白と答えるとみんな同じ意見だった。
自分の味覚が変じゃないと分かってうれしかった(^^)
みんなと一緒に私もその白ワイン Chateau Perenne 2012 を購入。


ワインショップ。おしゃれですね。

●一緒にランチ


ランチのレストラン

6人グループが、「もし予定がなければ一緒にランチしない?」と誘ってくれたので、喜んで参加することにした。
シャトーからぶどう畑の中を5分ほど歩いてレストランに到着。

皆さん、イギリスに住んでいるけど、国籍はバラバラでイギリス、カナダ、アメリカ、中国など。
1人のイギリス人女性は昔、四条畷市に10年住んでいたことがあるそうで、時々通訳してくれるので助かる(^^) でも関西弁なのでおかしかった(笑)
九州の地震のことを知っている人が多くて、心配してくれた時はうれしかった。


メニューはフランス語だけなので、フランス語の分かる人が私の料理を選んでくれた。




料理もデザートもおいしくて、この3コースで14ユーロは安い!
ボルドー名物のカヌレを食べたかったので、テンションが上がりました(^^)
初めてのカヌレはしっとりしていて、上品な甘さでおいしかったです。


ワインは赤と白をボトルで。ごちそうしてもらいました(^^)

男性2人は仕事のため、早い便で帰るので、レストランからタクシーで直接空港へ向かった。
残りの女性4人は夕方の便なので、ボルドー市内のホテルに荷物を取りに帰り、空港へ向かうそうだ。
親切にタクシーにも同乗させてもらえることになって喜んでいたところ、来たタクシーは4人乗りだった。
もう1台手配しようとしていたので、慌てて止めて、私はバスで帰るから4人で乗って帰って。とお願いした。
4人は「本当に1人で大丈夫?ごめんね。ごめんね。」と何度も謝りながらタクシーに乗って行ってしまった。
本当に優しい人たちだったな~。
楽しかったワインテイスティングやランチの余韻に浸りながら、こういう出会いがあるから、1人旅っていいな~と思った。
1人だと親切にしてもらうことが多いので、その分、出会いも多くなるんだろうな。

その後も親切は続きます(^^)
レストランに戻り、バス停を聞くと、シェフがわざわざ歩いて連れて行ってくれたのだ。
時刻表もチェックしてくれて、「これに乗りなさい。」と言い、バス停にいるおばさんに私のことを託しているようだった。(フランス語なので分からないけど)
そのおばさんと一緒にバスに乗ると、おばさんはドライバーさんに「この人は〇〇で降りたいんだって。」と伝えてくれ、私に「ここに座りなさい」と席まで決めてくれたのだ(笑)
フランス人てこんなに親切だったっけ???(フランスの方、すみません!)
ボルドーの田舎だからかな~。
でも親切にされるとうれしくて、その街、その国がますます好きになりますね(*^^*)


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