道後温泉 全８室の旅亭うめ乃や ＜夕食と朝食＞

●うめ乃やの贅沢な夕食

その日は大阪からの飛行機が遅れ、市内も渋滞したので、予定よりだいぶ遅れて到着しました。
夕食を19時に依頼していたのに、到着が19時半頃になりそうだったので、途中でお詫びの電話をして「お料理はまとめて出してもらっていいですので。」と伝えましたが、温かく対応して下さいました。


うめ乃やのこだわりのお料理




チェックイン後、２階の部屋に荷物を置いて、夕食のため、急いで１階の「湯月」の間へ向かいます。


畳の廊下、雰囲気ありますね。
暗くて何も見えませんでしたが、右側が庭で、左側が食事をする「湯月」の間です。


私１人でした(^^;
他のお客様は既に夕食を終えていたのか、部屋食だったのか分かりませんが、個室感覚で静かに頂きました。


お品書きには難しい漢字が並び、分からないメニューばかりでした（笑）
タイトルが「灯涼しの御料理」なんて、風流ですね。
うめ乃やは、お料理に力を入れていて、絶賛の口コミばかりだったので、とても楽しみにしていました。


まず、愛媛県西予市城川町の栗焼酎「おくりおくら」を頂きました(^^)
地元の栗を100％使用しているそうです。
おいしくて疲れが取れます～♡

遅れたので「まとめて出して下さいね。」と伝えましたが、一品ずつ私のペースに合わせて出して下さいました。　
さすがですね。
では、心のこもった瀬戸内のお料理を頂きます＼(^o^)／


箸附：大和蓴菜（じゅんさい）　旨出し　（蕃茄（ばんか）　山葵　セルフィーユ）

蕃茄がトマトって初めて知りました。
セルフィーユはハーブの一種でした。
写真がボケてしまってすみません。
　

前彩：栄螺（さざえ）旨煮、虎鯊（とらはぜ）南蛮漬け、団扇冬瓜（うちわとうがん）、車海老黄味酢、陸蓮根（オクラ）、岩石（がんせき）玉子

メニュー通り転記していますが、難しい漢字ばかりでクラクラします(> <)
メニューは漢字だけで読み仮名がついていないので、調べるのが大変でした～！！！
それにしても、オクラはオクラだと思っていたので、漢字があるなんてびっくりです（笑）
冬瓜の飾り切りが、うちわになっててかわいいですね～♡


冷碗：玉蜀黍（とうもろこし）すり流し（マスカット、滑子（なめこ）、クコの実）


造り：天然鯛、障泥烏賊（アオリイカ）、間八（カンパチ）


焼酎の次は、日本酒にしました。
愛媛では有名な水口酒造（みなくちしゅぞう　愛媛県松山市道後）の「道後蔵酒　大吟醸酒三十五」です。
お酒は何でも好き（弱いけど）ですが、日本酒は普段飲まないので、特別感があります。
美味しいお造りと冷酒は合いますね～♡


焚合せ：鮎煮浸し　五色素麺　蓼（たで）あんかけ（絹皮茄子、隠元豆（いんげんまめ）、針葱）


焼物：鰻蓮焼き

鰻だけでも美味しいのに、蓮根と合わせるなんて、贅沢な一品です。


ふと見ると、爪楊枝入れもそら豆の形で和みます。
爪楊枝も家庭のものと違って高級感がありますね（笑）


油物：海老丸十巻き揚げ、青唐

やはり、塩は愛媛の「伯方の塩」でした。


食事：鯛めし、鱧の赤出し、香の物

お腹いっぱいですが、鯛めしがおいしくて全部食べられました。
これは炊き込みの松山鯛めしですが、個人的には鯛のお刺身を乗せて秘伝のタレで食べる宇和島鯛めしの方が好きです(^^)


デザート：枇杷ヨーグルトアイス、巨峰、スイカ

枇杷のアイスなんて贅沢ですね。
メニューにスイカが入ってなかったので、サービスでつけてくれたみたいです。
嬉しいですね(^^)

全部美味しくて、大大満足です。
すべて手が込んでいて、繊細で美しく、見て感動、食べて感動のお料理ばかりでした。
料理を出して下さるタイミングもちょうどよく、時々話しかけてくれたりして、気持ちよく楽しく食事ができました。
今回は夏のお料理でしたが、できることなら、季節毎に伺って、こだわりのお料理を味わってみたい！と心から思いました。
Go To トラベルで行こうかな(*^^*)

●朝食

朝食も夕食と同じ「湯月」の間で頂きました。


焼き魚はカマスだったかな？　
すみません！忘れました(^^;
美味しい朝食でした。


素敵な庭を眺めながらの朝食、ぜいたくですね～。
豪邸に招待されて、朝食を頂いているみたいです（笑）


廊下にもかわいい手毬。
にくい演出ですね(> <)

次は庭園とお風呂のご紹介です。
しばらくお待ち下さい。