46年組ホワイト家族

昭和46年にT所に入社した同期の、中さん、宇さん、田さん、安さんを中心とした連絡、雑談ブログです。

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26 コメント

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新規コメントは2月号に移転しました。 ()
2014-02-10 21:16:25
2か月たっので、次の「ねこなべ」に移転しました。

今後のコメントは、こちらのほうにお願いします。

http://blog.goo.ne.jp/mimi4613/e/581de52551cd6c20b25ec82d8bff22c9?st=0#comment-form
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世にも珍奇な物語 (海坊主)
2014-02-09 00:15:16
http://www.jinji.go.jp/kensyuu/201305_tyouki-takayama.pdf

釜山からのゴムボート男のニュースが、しばらくTV報道されたが、この内閣府職員は、なぜか名前が公表されていません。

だが、どうやら「高山直樹」氏らしい。
上に、本人の顔写真と、寄稿文が載っています。

防犯カメラのジャンバーの後姿がTV公開されたが、ヘアスタイル、骨格などから、写真の「高山直樹」氏と思われるし、内閣府からミネソタ大学に留学派遣されているのは、一人しかおらず、英語力が弱くて、博士課程の討論中心の授業で、語学力の弱さを嘆いている点が、本人の人生上の悩みとなっていたようです。

http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1829787.html
ゴムボートで、おそらくは韓国の大きめの漁船に有料で乗って、日本近海まで送ってもらって、あと数キロのところで船から降りて、ゴムボートで上陸しようと試みたと思われます。

ただ、ここで船のしろうとの悲しさ、「船外機(おそらく5馬力程度)は、素人には簡単にはエンジンが起動しない」という点です。

オイルの混合比、プラグの濡れ具合(プラグレンチによる確認が必要)、スタート起動のためのロープの引っ張り具合、ガソリンのキャブレターへの浸透具合と、チョークレバーの引き具合などが複雑に関連しているのです。

これについては、ベテランに教わって、一月ぐらい訓練が必要です。

さらに、あと5キロ程度でも、風が吹いて、波が高くなると、波に対しての、乗り切り角度、つまり運転技術が入ります。

もたもたしていると、対馬海流に乗って、どんどん流されてしまいます。

死因ですが、私の想像では、ゴムボートに乗り移った後、エンジンが掛からないか、波に打たれて、冷水をどんどん頭から被って低体温症から凍死した、と思います。

当局によれば、高山氏は生きているとの話もあるのですが、それでは、死んだ人物の名前が公表されないのは変です。

変といえば、なぜ内閣府のキャリアが、日本に密入国しようとしたのかです。

韓国の警察に、わざわざパスポートを包んでいるビニールの盗難届けを出していますが、これは、ソウルにいたというアリバイ作りではないかと報道されています。

アリバイを確かにした上で、釜山に来て香港人のアレックスという偽名で日本に密入国しようとした目的は何か、ひつとには、日本で殺したい人物がいて、完全犯罪を目指したか、と考えたのですが、これは違いそうです。

本当は、日本にいる家族に会いたかったのではないか、しかし公費では帰れない(と、本人が思い込んだ)から、うその国際会議で飛行機代をパクッて、残り200キロを自力で・・と想像しています。

キャリアが、英語圏の討論中心の環境で、ノイローゼとなり自分の経歴を汚さないようなテクニックを使って、日本に逃げ帰ろうとした、というのが真相ではないかと思っています。
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次回のなかよし会 ()
2014-02-07 05:05:17
2月26日、11時20分「松月庵」で、「野菜天ざる」に決定しました。
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雪が降る ()
2014-02-05 12:35:10
おほー!雪だ~予報どおりだ~

もう少し積もれば雪合戦ができるかも?

そういえば昔よくやったな~

土が混じったりしたけど、ドンドン雪団子
作って、そこらじゅうにホン投げて、結局
雪が解けてぐしょぐしょになって、服も濡れて風邪ひいたりして・・・・
でもそう考えていたら、昔遊んだ遊びの名前がどんどんでてきたよ~
メンコ、ビー玉、ベーゴマ、缶けり、ちゃんばらごっこ、縄跳び、馬とび、けん玉、キヤッチボール、鬼ごっこ、かくれんぼ、石蹴り、ゴム飛ばし、手裏剣投げ、ドッジボール、バドミントン、凧揚げ、釘刺し、折り紙、おはじき、腕相撲、カルタ、トランプ、すごろく、竹馬、・・・などなど懐かしいね~

で、話はとぶけど、どういうわけか日本蕎麦が急に食べたくなってね、次回は「松月庵」だね

2月26日、11時20分「松月庵」で、「野菜天ざる」を食べよう~~(カツどんでも可)

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雪が降る ()
2014-02-05 12:34:36
おほー!雪だ~予報どおりだ~

もう少し積もれば雪合戦ができるかも?

そういえば昔よくやったな~

土が混じったりしたけど、ドンドン雪団子
作って、そこらじゅうにホン投げて、結局
雪が解けてぐしょぐしょになって、服も濡れて風邪ひいたりして・・・・
でもそう考えていたら、昔遊んだ遊びの名前がどんどんでてきたよ~
メンコ、ビー玉、ベーゴマ、缶けり、ちゃんばらごっこ、縄跳び、馬とび、けん玉、キヤッチボール、鬼ごっこ、かくれんぼ、石蹴り、ゴム飛ばし、手裏剣投げ、ドッジボール、バドミントン、凧揚げ、釘刺し、折り紙、おはじき、腕相撲、カルタ、トランプ、すごろく、竹馬、・・・などなど懐かしいね~

で、話はとぶけど、どういうわけか日本蕎麦が急に食べたくなってね、次回は「松月庵」だね

2月26日、11時20分「松月庵」で、「野菜天ざる」を食べよう~~(カツどんでも可)

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次回は2月26日(水曜日) ()
2014-01-30 01:24:52
次回は2月26日の水曜日に決定しました。 (安)

26日の水曜日 11時20分。

場所については、中さんおいおいアップしてください。

68歳まで嘱託で元気に働いていたOoKさんについては、

残念なことをしましたが、あらためて、「ほかの人って、どうしてこう早く逝ってしまうんだろう」と不思議な感覚にとらわれます。

セ ラビ!
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キィーキィー鳥 (怪鳥)
2014-01-23 20:29:56
ここ2-3日、原チャリで走っていたら、エンジンのあたりから、「キェーとか、キョエーとか」叫び号が聞こえるようになりました。

もしかしたら、あひるがエンジン駆動系のあたりに入り込んで、「あひるがあがあ地獄」になったのか、白鷺が入り込んで、なんらかのサギが始まったのか、いずれにせよ、「モータースに駆け込まざるをえない」と、一万円札がつがいで2匹ほど大空を飛んでいくイメージが浮かびました。

しかし、一応自己チェック、
可能性①
「サスが錆びてきて、キィーキィー言っている」
サスにCRCをたっぷり、でもダメ。
可能性②
「水冷のクーラントが不足して、エンジンがあつぅーなっている」
ラジエターキャップを点検も、問題なし。
可能性③
最後のチェック
「キックペダルを踏んでみる」
おかしな動き
どうやら、駆動系BOXのなかに何らかの異常があると判明。
駆動系BOXのカバーを8ミリのボルト6本抜いて調べると、黒い埃と、グリースの混ざったものが、キックギアーの周りに、たこ焼きの衣のようにべっとりと付いていました。

ワイヤーブラシでよく掃除すると、あの怪しげな怪鳥は、跡形もなく気配を消していました。

名作「パン屋 再襲撃」のエンディングとおなじような、すがすがしい静寂があたりを包むこととなりました。
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「おおすみ」と「とびうお」 ( (海坊主))
2014-01-19 00:51:48
自衛隊輸送艦「おおすみ」と釣り船「とびうお」が衝突して、2名が死亡しました。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140115/waf14011522510046-n1.htm

「とびうお」は「おおすみ」前方を30ノット(50キロ)で横切って、その後、つり場所らしきポイントで停止していたようです。

客のひとりが、自衛艦「おおすみ」が「とびうお」の方向に向かってくるのを500メートルの位置で確認していたが、なにもアクションを起こさなかったようです。

このときの「おおすみ」のスピードは、30ノットで、500メートルは14秒で到達してしまいます。

では、船長は何をしていたのか、おそらくGPSに登録しておいたつりポイントに正確に到着させるため、機器を覗き込んでいたのでしょう。

では、なぜ自衛艦は、やや左のおおすみの方向へ舵をきったのか、これは、玉野市の三井造船の工場へ向かうため、呉を出航後、カタツムリのように左方向へぐるっとまわって、今治の岬を目指したからで、登録されている自動操舵のコースだったと想像されます。

それで、汽笛を5回鳴らして、「ドケドケ、コリャーー」って感じで、小船が立ち退くのを期待したと思われます。

さて、小船が勢いよく目の前を横切っていったのですから、自衛艦としては、そのときのスピードでどこかへ走り去っていくものと、普通は思います。

でも、突然停止してしまった。

小船が通り過ぎたので、巨船は自動コースにもどった。
念のため、汽笛を鳴らしたが、船長たちはつり(めばるのようです)に心をうばわれていて、巨船のその後の動きを確認しなかった。ただ一人、自衛艦に気づいていた客も、何の声も上げなかった。

こうして2名が死ぬこととなってしまった、と想像しています。

釣り船の船長が、船を停止させた後、自衛艦をチラッとでも見れば、ほんの5秒で危機は回避できました。

6年前の、釣り船と自衛艦あたごの衝突事故がありましたが、結局判決は、
「イージス艦「あたご」衝突事故、2審も無罪判決

千葉県房総半島沖で2008年2月、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と衝突した漁船「清徳丸」の父子が
死亡した事故の控訴審で、東京高裁(井上弘通裁判長)は11日、業務上過失致死罪などに問われた
同艦の元当直士官2人を無罪とした1審・横浜地裁判決を支持した。 」
ということで、理由は、漁船の急な方向転換が悪いということです。

「清徳丸」の場合は、アクセル全開で漁船を運転中、親子で、つりの仕掛け作りに心を奪われていたようです。

親父は、キャビンの中で仕掛け作りに熱中。

結論を言えば、漁船、釣り船の乗員には、「いい加減な人物が多い」ということになります。

どうしてそう思うのか、私の30年にわたる漁師、船長との付き合いで、この事故にかかわらず、つねづねそう感じているからです。

http://www.boatpark-hiroshima.co.jp/parkinfo/index.html

釣り船が出航した広島のマリーナに、沈没船と同じ型の船が写っていますが、きしくも私のボートと同型です。
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今週のお散歩 ((灰色ねずみ))
2014-01-13 01:04:09
ドイツ保養地の邦人料理店主なぐられ死亡、男2人を起訴

北海に浮かぶドイツ北部の保養地ジルト島で、昨年5月、アジア料理店経営の日本人男性、野沢幹さん(当時57歳)が殴られ死亡した事件で、独フレンスブルク地検は、37歳と50歳の男2人を傷害致死と強要未遂の罪で起訴した。

独紙ハンブルガー・アーベントブラットなどによると、男2人は昨年5月中旬、野沢さんの店を客として訪れ、注文した焼きそばの味に因縁をつけ、代金計20ユーロ(約2800円)を支払わずに店を出た。男2人は数時間後に、野沢さんと島内のバーで偶然再会、店外の路上で、代金の支払いを求めた野沢さんの頭などを殴り、放置したとされる。野沢さんは翌日、収容先の病院で死亡した。

(2014年1月12日22時23分 読売新聞)

こんな記事があったので、さっそくジルト島を見てきました。(グーグルアースによるweb旅行)

ドイツ北部のデンマークとの国境あたりに、海に突き出たこうもりが羽を広げたような、長い島がありました。

その中心にジルト島はあります。
20枚のストリートビューで見ると、春から夏にかけての半袖のドイツ人たちが、おもに夫婦、または再婚をめざすようなカップルみたいに歩き回っています。

夕暮れの浜辺の町は、的屋の屋台のようなものが立ち並び、浜辺に近寄った5階建てぐらいのホテルもいくつか見えます。

おおくのお客は年をとっています。女性は体が、ずんぐりと太っています。

若い女性や、子供たちは少ないです。

ふーん、こんな風に年金生活者の老人たちが、晩年の10年-15年を過ごしているのか。

では、ドイツ人の平均寿命はどのくらいだろうか。

長生きは日本人が世界トップだが、ドイツ人は25位くらいのようだ。
「ドイツ人は、予定通りに一生を送るから。
生まれた瞬間に人生設計を行い、70歳あたりで死ぬと予定する。
すると不思議なモンで、だいたいその時期に死んでしまう。
各人の人生設計の平均値がまんま平均寿命に反映されているのではなかろうか。

アメリカ人の場合は、貧富の差が原因となっている食生活の無茶苦茶さ。
なにしろ、低ミネラル高たんぱく高塩分高脂肪の食生活である。
「フライドポテトは野菜」だの「ケチャップ小さじ二杯は野菜」とか言ってる連中が長生きするはずがない。」

そういえば、大学で、ドイツ語を選択すると、最初に習う単語は、「オクセン(牛)カルトーヘン(ジャガイモ)が朝食です」というのを思い出しました。

こういうのどかな町で、57歳の日本人が、焼きそばやを経営して・・・、いったいどんな経緯で、こんな島まで渡ったのだろうと、思いがめぐります。

欧米でラーメン屋が増えているようで、ラーメン一杯は、だいたい1400円が相場のようで、この戦列に焼きそばも加わっていたのか、と改めて感心しますが、1400円のうち、400円が消費税だったりして・・・。

エクアドルもこわいけど、ドイツもこわいな・・・。
そういえば、ミス・ベネズエラが運転中、強盗に襲われ、夫婦で射殺されましたね。

ちょっと、暇が出来たので、ついでにデンマークのコペンハーゲンに行ってきました。

5階建ての古いレンガ調のビルがぎっしりと道路の周りを埋め尽くしている町です。

アメリカと異なるのは、道路の真ん中に、高さ15メートルぐらいの位置で、巨大な蜂の巣のような釣鐘が、100メートルおきぐらいにぶら下がっていることです。

ビルとビルにワイヤーを通して、その中心になぞの半円のすり鉢がぶら下がっている、なぜだ、と叫びたいのですが、トロリーバスのワイヤーなのだろうか。

でも、高さがありすぎます。
日本のような2階建ての個人宅はなく、上空から見ても、とにかくレゴの積み木のようにびっしりと、雁行型のビルだらけです。

こんなコペンハーゲンの町でも、日夜殺人事件は、起きているのだろうか、と思いをめぐらす旅となりました。

グーグルのおかげで、熱海だろうが、竜飛岬だろうが、まるでいまそこに自分がいるかのように、全ての景色が見える時代となりました。

グーグルさんにはがんばってもらって、「あの世の景色」も撮影して公開してもらいたいものです。
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大津 秀一の緩和ケア (こねずみ)
2014-01-10 00:38:27
まじめすぎるのは終末期医療の大敵…医療者編

「穏やかに逝かせてほしい」と願うのに…

 医療に関しても、そんなところがあるのではないかと思っていました。

 とりわけ患者さんが「もう穏やかに逝かせてほしい」と願い、はた目にも回復がまず不可能なのにもかかわらず、「血圧を下げるわけにはいかない」と昇圧剤を使用し、なぜかを伺うと「命を縮めるわけにはいかない」と言う医師。

 意識が低下して苦しくなさそうなのに頻繁に管を口から入れて痰たんを吸引しようとして、逆に患者さんを苦悶くもんの表情にさせてしまい、「痰が詰まったら死んでしまうから吸引しなくてはいけないんです」と言う看護師。

 患者さんが苦しがって、ご家族も苦痛がないようにしてほしいと願っても、鎮静薬で呼吸を弱めてしまえば「死に近くなってしまう」からと絶対にそれを使わない。そんな例もありました。


強すぎる善意、医療現場の障害に

 医師として、医療者として一分一秒でも命を縮めるようなことがあってはいけないという強い気持ちが、もしかすると患者さんやご家族の気持ちや思いとかけ離れてしまうところに問題が起きていると感じました。

 終末期においても延命的治療に力を注ぐことがしばしば医師の利益追求がためと誤解されますが、実際はその「絶対に命を縮めない」という真摯しんしかつ硬直した姿勢にこそ、不信が増しているのではないかと感じたのです。

 アメリカの医療現場を知っている神戸大学教授の岩田健太郎先生が書かれた『絶対に、医者に殺されない47の心得』でも、日本の医師の強すぎる善意について指摘されています。

 『日本の医者の善意は必ずしもよい結果を患者にもたらしません。いや「自分はこんなに患者に尽くしているのに」という熱い気持ちは、「だから自分のやり方につべこべ文句を言うな」というメンタリティーに容易に変化します』(p133)とあり、これは非常に鋭い観察です。

 緩和ケアにかかりたいと希望しているのに、主治医が乗り気ではなかったり反対したりしてなかなか緩和ケアに紹介してもらえない、という嘆きをよく聞きますが、それも「私が一番患者さんのことをわかっている」「主治医ではない緩和ケアの医者になど患者や私の気持ちがわかるはずはない」「責任を負っているのは私であり、責任が取れない部外者は口を出すな」という熱すぎる「患者のため」の思いからです。もちろん素晴らしい医者は、そのさらに一段上をいって、「それでも患者さんのためには専門家同士が連携することが重要だから」と冷静かつ友好的です。

 さらに言うと、医師ばかりでなく、たまに看護師も上述の「私が一番患者さんのことをわかっている」というところから、患者さんを巡って医療者同士が代理戦争のようになってしまうこともあります。これはやはり皆がまじめで熱く、善意に満ちあふれているがゆえのことなのですが、現場は混乱し、うまく共同作業を構築できない原因にもなります。

 いずれにせよ現場は利益度外視で、一定のレベル以上の医療機関では多くのスタッフが善意にあふれているからこそ、こういった医師同士が対立したり、あるいは専門家との協働を厭いとったり、医師と看護師が仲違たがいをしたりということがあるのです。


治療の目標、はっきりと

 どうしたら良いのでしょうか?

 岩田先生も前掲書で、アウトカム(治療の目標)をはっきりさせることを説いています。それによって、例えば検査値の正常化にこだわりすぎて副作用を出す薬剤を漫然と使用したりなどを避けることができます。一番大切な目標は何かを考えて、それで治療を取捨選択する必要があります。

 そして治療の目的の明確化は、とりわけ高度進行がんの医療や終末期医療で重要となります。

 先ほどの終末期患者さんの血圧に対しての昇圧剤もそうです。死が迫り、血圧が下がる。その際の血圧を上げる昇圧剤の意味はどこにあるのかということです。

 昇圧剤が苦しさを緩和するわけではありません。末梢血管を収縮させる昇圧剤だと、むしろ四肢末端の指が潰瘍を起こしたりすることもあります。死期が数日と考えられる患者さんに、それを行うアウトカムは何なのか、というと「血圧が下がっているから当たり前」「命を医者は縮めてはいけない」であっては、患者さんの幸福につながりません。ましてや「今までもそうだったから」であっては思考の停止になってしまいます。


患者さんの前で唱える「緩和ケアのじゅもん」

 私は「緩和ケアのじゅもん」として患者さんの前で唱えるものとしていくつかを考えました。

 「この方は今、何を望んでいるのだろうか?」

 「この方には、この方自身には、何が最良なのか?」

 検査値やデータにこだわるのではなく、この患者さんにとって何が最良なのかを考え、十分相談し、そうして立てた目標をアウトカムにして治療を行い、また不要な治療を排することが重要だと思います。

 治る病気でしたら治すことがアウトカムになるでしょうが、もはや進行して治らない病気の場合は「それでも治す」ことをアウトカムにするのではなく、残り時間に良いQOL(生活の質、生命の質)が達成されることにするべきでありましょう。医療は患者さんの残り時間が幸せなものになるように配慮されなくてはいけないと考えます。




大津 秀一(おおつ しゅういち)
緩和医療医。東邦大学医療センター大森病院緩和ケアセンター長。茨城県生まれ。岐阜大学医学部卒業。内科専門研修後、日本最年少のホスピス医(当時)の1人として京都市左京区の日本パブテスト病院ホスピスに勤務した後、2008年から都内の診療所で、入院と在宅、がん、非がんを問わない終末期医療を実践。著述・講演活動を通じて、緩和医療や死生観の問題について広く一般に問いかけを続けている。著書に『死ぬときに後悔すること25』(新潮文庫)、『どんな病気でも後悔しない死に方』(角川マガジンズ)、『「いい人生だった」と言える10の習慣』(青春出版社)、『傾聴力』(大和書房)、『死ぬときに人はどうなる』(致知出版社)などがある。
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平成36年に日本崩壊 (もの言うカラス)
2014-01-08 00:27:33
65歳以上高齢者--総務省
《H25年敬老の日(9月15日)現在》
3186万人となり、総人口に占める割合が初めて
25%となった。

30,000,000万人 H25
35,000,000万人 H30
40,000,000万人 H35

65才以上の平均年金一人130万円、
医療、介護費計100万円
計230万円《A》

《A》の金額を、上記人口にかけると、
年金+医療・介護費は

69兆円 H25
80兆円 H30
92兆円 H35

現在でも、危ないが、団塊世代を中心とする年金貯金残高110兆円を毎年10兆円取り崩しながら、なんとか持たせているが、10年後これがゼロになると、年金支払い可能額は半分になってしまう。

医療・介護費も太りそうだ。
したがって、日本崩壊は10年後となります。

日本にとって怖いのは、中国よりも、この忍び寄るイナゴのような高齢者の大群です。

これが思わぬゾンビとなって、生産人口世代に襲い掛かります。

結論は、
「高齢者にどんどん死んでもらうこと」となります。

医療技術の進歩は、もう止めさせて、安楽死の研究でしょう。
医者にかかるには、少なくとも、「半額自己負担」です。

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手作りコタツ ()
2014-01-07 18:06:16
電気製品といえば、冬はコタツです。

奥さんの発案で、「足の長い電気コタツ」を買って、台所の食卓用にしてはどうか、との発案があり、

結局、2年前に買った4000円程度の足長35センチほどの電気コタツをあと30センチ、伸ばすことを考えました。

その結果、50π(5センチ)の直径の1メートルの塩ビパイプ(家に、在庫があった)に継ぎ手エルボと、底蓋をして、立派に出来上がりました。

50πのパイプが、丸いコタツ足とぴったり合致したのです。

66センチ足の既成こたつは、量が捌けないので、15000円-20000円と値段が高いのです。

できたコタツに、コタツ布団をかけて立派に完成しましたが、こういうとき、とてもうれしくなります。
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80歳以上の健保5割負担と「安楽死」 ()
2014-01-07 16:36:51
お正月は、どんな塩梅で過ごしましたか?

うちは、正月という概念はないので、大晦日にかまぼこ等を買っただけです。家族の誕生日も40年間ありません。
法事は、ほぼ行きません。

今日は、七草粥を食べますか?

七草粥という単語は、うちにはありません。


その後、工作物はどんなものを仕上げましたか?

船外機の仕上げと、今日の昼間はクルーザーの内装をしていました。

その後、電気製品を何かゲットしましたか?

USBのハブとその電力加圧機を買いましたが、たいしたものではありません。

最近、何か芝居を見にいきましたか?

芝居は20年前に見た下北沢が最後です。

5年後の日本はどんな国になっていますかね?

バスの運転手がいなくなります。
団地のゴミのおじさんも不足します。

景気は悪そう。東南アジアに産業需要が取られます。

今年の終わりの相場は、どうなっていますかね?
15000-17000ていどかな

今年、少し体重を減らす予定はありますか?

今年は、「糖質ダイエット」で勝負します。

この正月、デパートで福袋を買いましたか?

デパートも死語です。

それからこの正月も、いろいろ変わった事件が
ありましたね~今年も楽しみですね~

体力低下が目立つようになってきました。
丘の向こうに死神のヒタイが見えてきました。

消費税でも解決しないので、80歳以上の健保5割負担と「安楽死」を導入しないと、国は破綻します。
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1月のなかよし会 ()
2014-01-07 16:18:02
ダ・チーボ前、1120で決定しました。
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ダ・チーボ前又は中で待つでオーケーです ()
2014-01-07 14:46:27
お正月は、どんな塩梅で過ごしましたか?
今日は、七草粥を食べますか?
その後、工作物はどんなものを仕上げましたか?
その後、電気製品を何かゲットしましたか?
最近、何か芝居を見にいきましたか?
5年後の日本はどんな国になっていますかね?
今年の終わりの相場は、どうなっていますかね?
今年、少し体重を減らす予定はありますか?
この正月、デパートで福袋を買いましたか?
それからこの正月も、いろいろ変わった事件が
ありましたね~今年も楽しみですね~


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4階のエレベーター前でなく、もっと絞ってピッツェリア ダ チーボ 4階の前あたりで待ち合わせ ()
2014-01-07 14:02:31
下記いずれかの前で待ち合わせては、どうでしょう。
理由

東西にエレベーターがあった場合に、不明確な点を避け、ピンポイントで場所を定めたいため。

ピッツェリア ダ チーボ
コレド日本橋 4F

本場ナポリの雰囲気の中で
石焼窯で焼くピッツァを
ピッツァ発祥の地・ナポリをイメージした、本場さながらの雰囲気のお店。石焼釜で焼かれた本格的なピッツァは、もちもちとした生地が特徴です。トマトソースベースとモッツァレラベースが25種以上揃っており、ランチ、ディナーとも週ごとに替わるメニューが楽しめます。

http://mi-mo.jp/store.php?iid=0009&tid=00000048


シロッココレド
日本橋 4F

南米テイストを融合した新しいジャンル
お酒に合うスパニッシュとイタリアン
ラテン香る料理とワインを囲み、みんなでワイワイ楽しめる新感覚のスパニッシュイタリアン。モヒートやマティーニをはじめ、オリジナルカクテルも充実。こだわりの店内は、ハイチェアーのカウンターや開放的で眺めのよい窓際のダイニング、ゆったりくつろげるソファー席や個室を完備し、使い勝手も自由自在。

http://mi-mo.jp/store.php?iid=0009&tid=00000363
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今年の景気はどうなのかしら??? ()
2014-01-07 09:22:17

東京の年末・年始は、天気も良く、テロ・暴動もなく、美味しいものをたらふく食べ、暖かい衣服に包まれて平和で安全な都市「東京とその近所」を満喫しました。

初詣も、ハシゴして、「もっと豊かで、楽しい生活をあと30年ぐらい、よろしく~」とお願いしてきました。

でもホント、こんな感じの生活があとどのくらい続くんですかねー


それはそれとして、29日の事務打合わせのお店の件ですが、久しぶりに「みかわ」かな?と思ったのですが、あいにく水曜日は定休日でした。
そこで思ったのですが、年も改まったので、今回は、今まで行ったことがない店を新規に探してみるはどうですかね。提案ですが、例えばコレドで探すのはどうでしょう?4階のエレベーター前で待ち合せて、店はレストラン街を歩きながら、決めるということですね。
和・洋・中何でもあるので、面白いですよ。

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はるかなる墓標 ( (あんのん))
2014-01-05 03:51:28
金沢で結婚式を挙げた人見夫妻が翌日、エクアドルで強盗に教われました。30時間をかけた交通費の高い旅でしたが、むなしい結果に終わりました。

のんきそうな人見氏(28才)の顔も映っています。

http://www.youtube.com/watch?v=qrjggR_Osfg

中南米ではやりの、特急強盗らしい。

昔、オリバーストーン監督の「Salvador (1986) Trailer」って映画かあって、南米の危険性がいやというほど描かれていましたが、やはり・・というかんじでした。

http://www.youtube.com/watch?v=5e3na-7QZtA

参考
©2014 MapQuest | Terms
南アメリカのエクアドルを新婚旅行で訪れていた日本人夫婦が襲われ、夫が死亡、妻が重傷を負ったことが1月4日に分かった。12月28日に、同国最大の都市「グアヤキル」で8人組のグループに銃で撃たれた模様だ。47NEWSが以下のように伝えている。

地元警察の発表によると、夫はヒトミ・テツオさん(28)で3発撃たれ死亡。妻はマリコさん(27)で腹と右脚を撃たれた。警察は強盗殺人事件として調べている。大使館は「家族の承諾が得られていない」として夫妻の氏名や年齢、出身地を公表してない。

(47NEWS「新婚旅行の邦人夫妻、銃撃で死傷 南米エクアドル、強盗目的か」2014/01/04 06:40)
エクアドル警察は、2人がタクシーに乗車後に襲われていることから、タクシーの運転手が犯行に関わった可能性があると見て行方を追っている。NHKニュースが、こう報道している。

警察によりますと2人は28日の午後10時過ぎにレストランで夕食を済ませ、通りを走っているタクシーに乗り込み、午後11時半ごろに市内の道路脇でタクシーから女性が降ろされ銃で撃たれるのをそれぞれ目撃した人がいるということです。

警察は、2人がタクシーに乗っている間に銃を持った8人以上のグループが金品を奪うために2人を襲ったとみているほか、タクシーの運転手が事件に関わった可能性もあるとみて運転手の行方を追っています。

(NHKニュース「エクアドル日本人殺傷 運転手の行方を捜査」2014/1/04 12:00)
中南米では、ターゲットを一時的に拉致して現金自動預払機(ATM)などで現金を引き出させて、すぐに逃走する犯行が多い。その手口から「特急誘拐」(短時間誘拐)と呼ばれている。今回もそうした犯行だった可能性が出ている。一般社団法人の「日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)」ではメキシコでの特急誘拐の手口について、次のように報告している。

犯人グループ(6~9人)が2~3台の車に分乗し、ターゲットの車の後をつけ、その車が信号などで一旦停止した際に無理矢理乗り込んで、その車の運転手を拳銃で脅かし、殴りつけて顔を見られないようにします。そして、被害者の所持品すべてを要求し、キャッシュカードの暗証番号を聞き出し、そのカードを使って現金を引き出します。さらに、被害者の住所や、自宅にいくら現金があるか高価な品物があるかなどを聞き出して、被害者の携帯電話を使って被害者の家族に連絡し、聞き出した現金や高価な品物を要求します。最近では、犯人グループに女性1~2人が入っている場合が多いです。

(メキシコ / メキシコにおける治安情報)
エクアドルではタクシー利用中の犯罪被害が絶えず、運転手が共犯で特急誘拐に及ぶケースもあるという。日本の外務省では「流しのタクシーは利用しない」ことを勧める警告を出していた。

正規のタクシーであっても,道路を通行中の空車タクシーを呼び止めて利用することは極力しないでください。運転手が強盗等と共犯であるケースがあり,移動中に運転手が共犯者と連絡を取り合い,途中で犯人がタクシーに乗り込んで強盗・短時間誘拐に遭うケースが増加しています。

(海外安全ホームページ: 安全対策基礎データ)
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「白骨の章」 ( (海坊主))
2013-12-31 01:48:44
タイには、タイ人(中華系などは別)のお墓というものがありません。(王族関係や高僧は別)

お通夜やお葬式は一応あるのですが・・・・・それが日本の縁日(小さなお祭り)みたいに明るいのです(2,3日続く)。

そして最後に、お棺を明るい音楽を流しながら長い行列をつくり、祇園祭の様にして火葬場へ運びます。(お棺の山車には、極彩色の飾りやネオンサインが付いていて、日本人には、それがお棺だとはたぶんに気付かないでしょう)

火葬した後は、粉々にした人骨をロケット(大きな花火ロケット)に入れて、空中で爆発散布して終わりです。

タイには、ホントに「墓」が一つも無いのです!

俳句にすると・・・・・・・・

 『ご臨終 お骨粉々 ロケットポン!』---Y


海坊主

うちの親は6人兄弟同士の結婚で、親戚もたくさんいましたので、私もあちこちの葬式に借り出されて「白骨の章」を聞かされました。

「されば、朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。既に無常の風来りぬれば、すなわち二の眼たちまちに閉じ、一の息ながく絶えぬれば、紅顔むなしく変じて桃李の装を失いぬるときは、親・眷属集りて歎き悲しめども、更にその甲斐あるべからず。 さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙と為し果てぬれば、ただ白骨のみぞ残れり。」

http://www.tulip-k.co.jp/todotoku/0108ofumi.htm

私の兄弟は3人家族ですが、一人は外国、一人は九州とはるか遠いので、ほとんど集まることもありません。

だから、法事なんてこともやりません。
子供は2人ですが、ますます法事からは遠のいています。

母親は飯能に霊園を買ったのですが、遠いので10年に一度ぐらいしか行きません。

私が死んだら「相模湾に散骨してもらうか、粗大ごみで処分すること」と遺言してあります。

親の墓は、30年分の管理費20万円を前払いして、あとは無縁仏にしてもらおうと思っています。

あの世というか、後生についてはまったく信じていません。

死んだら終わりというタイ式のほうがさっぱりしていていいですね。

同じ仏教国でありながら、日本は僧侶の墓利権がしつこいですが、だんだん自然葬のようなものがはやっていくのしょう。
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次回は29日の水曜日に決定しました。 ()
2013-12-29 22:28:11
29日の水曜日 11時20分。

場所については、中さんおいおいアップしてください。

sakaさんについては、去年健保で出会ったときに、ちょっと会話したのですが、1年後に亡くなるとは驚きです。

諸行無常ですね。

人類は、あと千年ぐらいの寿命じゃないでしょうか。

中国が靖国で騒いでいますが、戦争の恐怖より、北京、上海の空気汚染で大量死するほうが、早いんじゃないでしょうか。
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人間の歴史と恐竜の歴史 ()
2013-12-28 14:08:44
やあ、しばらく・・・でもないか?
日本橋だと、「ルノアール」があるから、1Fでなら禁煙(B1が喫煙)で、ゆっくりコーヒーが飲めて、田さんもニコニコでおしゃべりがはずみました。広さんも元気であと20年くらいはスキーとウインドサーフィンで活躍しそうです。

タバコが害になるってわかっているのに、高いお金払って吸う人がまだまだいるんですね。人間って賢いようで、案外アホなのかもしれません?
そういえば、現世人類ホモサピエンスの歴史はせいぜい20万年でしょ?あとどのくらい持つんですかね?
文字などで書いた資料ではせいぜい5~6千年前からの記録しかないようだから、未来といってもせいぜい数万年で終わりですかね?

氷河期だって来るし、天候異変も最近すごいし、ひょっとしたら1千年後くらいには、絶滅しているかもね。

最近はやりの、恐竜時代だって、滅びるまでに1億6千万年かかっているのに、ちょっと根性がたりないかも?
いずれにしても、地球が生まれて46億年、太陽系が無くなるのが今の予測だと、40~50億年後ぐらいらしいから、いずれすべて消え去るわけだけどね。
それまで大陸はどんどん移動するし、水もなくなり、酸素も無くなるらしいから、その時点で生き物はいなくなるけどね。

人間という生き物も早めに消えちゃった方がいいかもしれないね。


あ、それで1月の事務打合せ日ですが、29日の水曜日でお願いできると、うれしいです。
その時、それまでに元の会社の人事関係情報とか、起きた事件・揉め事とかで入手した情報がもしありましたら、是非教えてください。

そういえば、sakaさんが12月1日に亡くなったそうです(58歳)。会社辞めるときまで一緒に仕事していたので、感慨深いです。ご冥福をお祈りいたします。

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「真言密教僧 輪宝」は、誤り (masa)
2013-12-26 22:26:42
「真言密教僧 輪宝」は、誤り (masa)
2013-12-26 22:00:58
難病・奇病・不運と動物肉との因果関係

「喰われた動物の恨みや食べ物の恨みがあり、こうした恨みに生霊が取り憑き、また飢えを経験して食べられない霊が、不成仏霊化して、生身の人間に取り憑いている」
http://ameblo.jp/rinho24/entry-11727917618.html

という説は、誤りです。

生命とは、何か

「植物(生産者)、動物(消費者)、そして、微生物(分解者)と、大きく3つに分かれる生物が、有機物質と無機物質の相互変換システムを構成している。」

「この地球上には、さまざまな生物が満ち溢れているが、
生命とは、まず「個体」を維持する機能を持っていること。
すなわち、材料とエネルギーを外部より摂取して、自らの体を構成する部品を作り出す。これを「代謝」という。

つぎに、生命は、自分自身と同じものを作る機能を持っている。親が子を作り、「種」を維持する。これを「自己複製」という。

すなわち、生命とは、個体を維持する「代謝」と、種を維持する「自己複製」の2つの機能を持つものである。

では、これらの有機物から、どのようにして生命は誕生したのか。

最初の生命が誕生したのは、「海の中」ということで、研究者の意見は一致している。
水は、複雑な化学反応の組み合わせである生命にとって欠かせない場所である。
海のどこで、どんな条件で?
現在の有力な考えは、「深海底に噴出する熱水」の中で、という説だ。

海底には、地下のマグマによって熱せられた海水を、海に噴出する「熱水噴出孔」とよばれるものがある。
深海にある「熱水噴出孔」では、生命誕生に好都合な環境が存在する。
熱水と共に噴出するメタンやアンモニア、そして各種の鉱物が存在すること、そして高温度、高圧力の環境にあることである。
アミノ酸をつないでタンパク質を作る化学反応は、通常の水の中では起こらないが、高温高圧の環境の中で起こると考えられるのだ。

個体を維持する「代謝」は、化学反応の連鎖であり、タンパク質が化学反応を促進する装置として働く。
一方の、種を維持する「自己複製」は、「DNA」と呼ばれる高分子化合物が行う。DNAは、自己複製を行うための設計図なのだ。

ところが、タンパク質が作られるためには、その設計図であるDNAが必要だが、一方で、DNAが複製されるためには、タンパク質が必要だ。
タンパク質とDNAは、いわば、「ニワトリと卵」の関係にあり、どちらが先にあるということができない。
個体と、その設計図が、同時に誕生したという、ありえない仮定に研究者は悩まされることとなった。

さて、DNAと、よく似た高分子化合物に「RNA」がある。
DNAが複製されるときに、先ず、DNAの遺伝情報をコピーしたRNAがつくられ、(転写という) その遺伝情報を基にタンパク質が作られる。

1980年代の初め、 特別な能力を持つRNAの一種が発見された。
このRNAは、遺伝情報を持つと同時に、タンパク質のように、化学反応を促進する装置としても働くことができる、特別なRNAだ。

このRNAは「リボザイム」と名づけられた、リボザイムは、RNA、すなわちリボ核酸と、酵素(化学反応を促進するタンパク質)とをあわせた造語だ。
つまり、リボザイムは、タンパク質とDNAの機能の両方を併せ持つ。

かくして、代謝機能と自己複製機能を併せ持つリボザイムは、DNAと、タンパク質との、「ニワトリと卵」の問題を解決することと考えられた。
まずRNAが出現した。RNAの中から自己複製ができるリボザイムが現れた。リボザイムは「代謝」し、そして「自己複製」する。
RNAによる生命世界が出現したのである。

続いてリボザイムは、リン脂質の合成反応を促進する機能を獲得し、RNAが細胞膜に包まれる。

続いてタンパク質の合成反応を促進するリボザイムが現れ、細胞にはRNAと、タンパク質が包まれるようになった。
さらにリボザイムは、DNAを合成する機能を獲得した。

ついには、RNAはDNAに機能を譲り、ここにDNAによる「自己複製」と、タンパク質による「代謝」機能を持つ生命が出現した。

、生命は、いつ、誕生したのだろうか。

まず、地球が誕生した。46億年前に、太陽系のガスやチリが集まって、原始地球が形成された。
地殻が形成され、大気中にあった水蒸気が、雨となって、地表に降り注ぎ、海洋が形成された。40億年前ごろと考えられている。
やがて海洋には、生命が誕生した。現在の研究者の知見では、40~38億年前のことと考えられている。

では、一体、どのようにして生命は誕生したのか?
この究極の謎を人類は、いまだに解明したとはいえない。しかし、研究者たちは、その考えうる道筋にせまっている。
半世紀前に一つの実験が行われ、この実験を機に、生命誕生の謎の解明の試みが、いっせいに行われることとなった。その実験とは?

1953年、アメリカのスタンレー・ミラー博士は、メタン、アンモニア、水蒸気を満たしたフラスコの中で電気の放電を繰り返し行った。
j実験装置で、原始地球を見立てたのだ。
何日かたつと、フラスコには、アミノ酸(タンパク質の材料)や塩基(DNAやRNAの材料)などの有機物が合成されていた。

それまで、アミノ酸などの化合物は、生物だけが作ることのできる、特別な物質であると考えられており、この実験は衝撃的だった。
その後、多くの研究者たちが、同じような実験を始め、生命誕生の謎の解明に挑むこととなった。


さて、有機物が地球上で合成されることがわかったが、地球上だけではなく、地球外、すなわち宇宙から有機物がもたらされることも、わかって来た。
1969年、オーストラリアに落ちた隕石から、アミノ酸が発見された。
さらに1986年、ハレー彗星探査機が、彗星の組成を調べた結果、そこに複雑な有機物が存在することを突き止めた。

4.物質循環システム

光合成と酸素呼吸による、「無機物質と有機物質の相互変換」は、この両方の反応が、同じ大きさで、継起すれば、すべての物質が、過不足なく、循環する。
しかし、この相互変換に、アンバランスがあると、いずれか一方に物質が偏在してしまう。すなわち循環する系が不安定化し、滞ることになる。

たとえば、地球の生命体が、植物だけで構成されているとしよう。
植物は、当然、光合成の過程が、酸素呼吸の過程より大きい。したがって、左から右への反応のみが現れることになる。
その結果、右側の物質が偏在し、左側の物質が不足してしまう。つまり植物にとって、食物の不足及び廃棄物の蓄積という事態になる。

事実、太古の時代、地球は、光合成を行う藍色細菌(藍藻)が、ほぼ単一かつ独占的な生物だった時代があるが、藍色細菌(藍藻)は、大気中の二酸化炭素を、ほとんど酸素に換えてしまったのだ。
これは、ある意味では、資源を食いつくし、廃棄物で満たしてしまったということになる。

では、この相互変換をバランスさせるものは何か? それは、光合成生物の作り出した有機物を摂取し、酸素呼吸で分解する生物--いわゆる動物だ。

生態系が、安定したシステムとして機能するためには、多種多様の生物が、複雑な網の目のような経路を作って、1つの経路が壊れても、他が代替するようなバックアップシステムと呼べるようなものがなければならない。

「生態系」は、その誕生から、現在に至る、長い進化の道をたどることになる。

藍色細菌は、「原核単細胞生物」である。20億年前に、原核単細胞の共生によって、「真核生物」が誕生した。
真核生物とは、遺伝情報を担う物質を収納する核を持った生物である。

真核生物から、「多細胞生物」が誕生した。そして「動物」と「植物」が分化した。
6億年前に始まる、カンブリア紀(地質学の分類)には、「生命の大爆発」が起きる。

長い間、藍色細菌が優勢に繁栄した単調な世界に、一気に多種多様な生命が誕生した。
その理由については、植物食の真核生物のある種が、藍色細菌を大量に食した結果とも、あるいは、
地球気候の大変動によって、藍色細菌が滅んだ結果とも言われている。
いずれにしても、支配的生物の藍色細菌の絶滅が、多種多様な生物が誕 生するための条件を整備したと考えられる。

4~5億年前に(光合成による酸素排出の結果として)、大気の上層に、オゾン層が形成され、地球に降り注ぐ有害な電磁波を防ぐ傘となった。
生物は、海から陸に上がって生活を始め、陸上植物や、脊椎動物が出現した。
 
このようにして、真核生物を始祖として、地球の生命と物質とエネルギーの循環は、生物の進化の過程で、受け継がれて、そして進化してきた。
しかし、太古の生態系は、現在の生態系と一直線につながるわけではない。

カンブリア紀の生命の大爆発や、顕生代の大絶滅、中生代の恐竜の絶滅など、地球環境の 激変による大規模な種の分化と交代の後に、また新たな生態系が形成され、物質と生命とエネルギーの微妙なバランスが保たれることになる。

喰われた動物の恨み、というならば、喰われた植物の恨みが、それを食った動物にとりついて、祟りとならなければならないが、そんなことはない。

すでに喰われてしまった動物は、脳がないので恨みを持ちようがない。
恨みがどこかに存在したとしても、恨みのエネルギーは、その動物に復讐を図るだけの力はない。

食う、食われるは、地球上の生命の「基本、根源的な行為」であり、それを非難する必要はない。

結論

「恨みや食べ物の恨みが、生霊に取り憑き、また飢えを経験して食べられない霊が、不成仏霊化して、生身の人間に取り憑くということはない。」

http://home.q08.itscom.net/ryo-tai/ecosys.htm
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Unknown (うし)
2013-12-25 17:33:38
牛乳

http://www.nakanoyakubou.com/ninfomes/nyuukabyou/nyuukabyou.html
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今週のお散歩 (灰色ねずみ)
2013-12-20 23:16:12
雑司ヶ谷霊園に行ってきました。
都電、メトロの雑司ヶ谷駅の目の前です。

けっこう有名人の墓があります。

サトウハチロー
島村抱月
ジョン万次郎
竹久夢二
東郷青児

永井荷風
夏目漱石

東條英機

墓マイラーという人々がいるようです。

http://www.nokotsudo.net/news/201111/post_457.html

一方、墓募集に合格しても、辞退する人もいるようです。

「平成25年度都営霊園倍率:平成25年(2013年)の平均倍率は約6.7倍でした。
せっかく当選なされても辞退なされる方が非常に多い3割程度。

処刑された東條英機の墓と、ガダルカナルの戦死者

https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9D%B1%E6%A2%9D%E8%8B%B1%E6%A9%9F%E3%81%AE%E5%A2%93&tbm=isch&source=iu&imgil=fz0fzUsP7v_EAM%253A%253Bhttps%253A%252F%252Fencrypted-tbn3.gstatic.com%252Fimages%253Fq%253Dtbn%253AANd9GcQ1tJFrOr_i4TvUvN8OlG9ZhvtxbU92JcHSa2Zxg55KI5IdbPR8%253B1200%253B800%253BqY6ip8Bevxp1bM%253Bhttp%25253A%25252F%25252Fja.wikipedia.org%25252Fwiki%25252F%25252525E6%252525259D%25252525B1%25252525E6%25252525A2%252525259D%25252525E8%252525258B%25252525B1%25252525E6%25252525A9%252525259F&sa=X&ei=JUm0UrHnMMy5lQXVw4CwCg&ved=0CD4Q9QEwAg&biw=1512&bih=840#facrc=_&imgrc=fz0fzUsP7v_EAM%3A%3BqY6ip8Bevxp1bM%3Bhttp%253A%252F%252Fupload.wikimedia.org%252Fwikipedia%252Fcommons%252Fe%252Fe5%252F%2525E6%25259D%2525B1%2525E6%2525A2%25259D%2525E8%25258B%2525B1%2525E6%2525A9%25259F%2525E3%252581%2525AE%2525E5%2525A2%252593.jpg%3Bhttp%253A%252F%252Fja.wikipedia.org%252Fwiki%252F%2525E6%25259D%2525B1%2525E6%2525A2%25259D%2525E8%25258B%2525B1%2525E6%2525A9%25259F%3B1200%3B800

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AC%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%AB&rls=com.microsoft:ja:%7Breferrer:source?%7D&rlz=1I7RNQN_jaJP491&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=uW6oUqz-E8iGkgWZnoHoCA&ved=0CJoBEIke&biw=1331&bih=742

都電を渡って、西に行くと、100年以上の歴史をもつ東京音楽大学、その近くになぜか「みみずく」について資料を集めた「みみずく資料館」というのがあり、鉄筋3階建てのりっぱな建物です。

豊島区は、トキワ荘については、ちっちゃな模型を作っただけで、今月喫茶店のようなものをオープンさせましたが、みみずくについては、まことに立派なビルディングを建てています。

http://www.toshima.ne.jp/~zukuspot/Owl%20corner1.html

「こんにゃくえんま」なんてお寺もあります。

http://happism.cyzowoman.com/2012/10/post_1357.html

一方、一般人は入れない「豊島岡墓地」という墓地が、雑司ヶ谷霊園の東にあり、ともにざっと3万坪規模の広大な敷地です。

http://sanahana.exblog.jp/18117827

これは、皇族関係者用の墓地です。

天皇の墓地が八王子なのに、天皇よりずっと暇そうな皇族関係者の墓が、こんな都心にある必要があるのか、疑問です。いくつかの既存の皇族関係者の墓は、八王子のほうに移転してもらえば、国としても助かります。
3万坪を、単価3百万円で計算すると、約1千億円の売却収入が国に入るほか、再開発で雇用、乗数効果で5千億円ぐらいの景気浮揚効果が見込まれます。

この効果を、10組程度の皇族関係者が、固定資産税も、相続税も払わずに独占しているわけです。

なんとかしてほしいものだなぁ、と思いながら池袋のほうに向かうと、鶏白湯の麦蕎麦店「『浮浪雲』(はぐれぐも)」の暖簾がかかるラーメン屋がありました。向かい側は「幸福の科学-豊島支部」になっています。

この日は、高田馬場病院から、豊島区役所へ向かう歩き旅だったので、やがて池袋駅周辺に到着しましたが、餃子の王将前で、「ギョーザ100円引き」の券をもらいました。そのうち、使わせてもらおうと思っています。
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次回のなかよし会 ((安) )
2013-12-12 20:24:41
26年1月のなかよし会は、とりあえず1月30日(木)としました。
中さん、ほかの日がよければ、とりあえず日にちをアップしてください。
私は、いつでもOKです。

場所は、おいおいということで。

なお、本ブログは 2ヶ月たったので「今週のお散歩」から、こちらに移動しました。
2ヶ月に一度、更新しなければならないgooブログの規定によります。
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会合 ()
2013-12-11 08:34:36
本日のなかよし会は、丸善にて1100
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