手術が終わった。
前日はアルコールの摂取もせず清く正しくまじめに手術を受けた。
20分ぐらいで、ほんの2cmばかり手首を切ってもらうだけ。
手術だなんて大層な。
処置室で座って受けるのかな、半袖Tシャツ中に着用、コレでよし。
と、思いきや病院側はもっとまじめだった。
鼻から綿棒でコロナの検査。アイタタタタタタ
陰性だった。
術衣に着替えてベッドで点滴、そのあと手術室へ。
見慣れたライトに照らされながらナース4人に執刀医が2人。
大層なことになった。
聞いていたとおり麻酔の注射はめっちゃ痛かった。
そしてナースの説明通り麻酔が効いても触ってる感覚はちゃんとあった。
最初のメスを入れる感じも、筋ひっぱてるぅ〜って感覚も伝わってきた。
どうなっているのかものすごく見たいけど、見えないようになってしまっているのが残念だった。
縫合しているのもわかった。
そして予定通り20分ぐらいだったし、傷も2cm程度で終了。
傷の手当方法の説明と次回予約、痛み止めを処方してもらってお会計は1万円でお釣りがきた。
痛みはと言うと、正直すっかり取れたとはいえない。
麻酔が切れてみると角度によってはまだ痛い。
それでも昨日の痛みよりは楽だ。
ドクターが言うように「明くる日から爽快っすよ」とはいかない気がする。
そりゃそうでしょと思う。
長い間圧迫されて炎症し続けてきた腱がトンネル切開で開放されてもすぐには沈下しないだろう。
徐々に回復してくれればいい。
やりたいことは山積みなのでできるだけ早い回復を望んではいるが。
家事も昨日までできていた事はできる。
夕飯の準備も時間通りにできた。
掃除はぼちぼちで片目つぶってもらおう。
こうしてタイピングもできている。
明日は出勤。