星の欠片 月の雫

「星の欠片(かけら)」は流星「月の雫」は夜露のたとえ。ほとんど気付かれずに、すぐに消えてしまうそんなささやかな日常。

閉店セール

2008年12月15日 20時57分05秒 | 日記
というのはありません。
再販防止法というのがありまして、書籍、雑誌は定価販売が義務付けられています。
だから、全国どこの本屋で買っても、値段は同じなんですよ。

勝手に値引していては、本屋をやっていけません。
ん??
もうやめるんだからいいんじゃないか、って?
いえいえ、一応コンプライアンスで生活してますので。
やっぱりまずいですよ。

その分、返品が出来て、仕入れ価格で引き取ってくれます。
ぼちぼち在庫整理してます。
引き出しの在庫のコミックや文庫、もう動かないだろうムック雑誌から。
送り返す運賃は、うちで出さなくてはいけません。
結構な額になりそうです。

転機

2008年12月12日 17時29分47秒 | 日記
昨年家を建てて、年末にあわただしく引越ししてから、もうすぐ1年になる。
思えばこの土地を買うと決めた時から、いろいろなことが大きく動き始めたように思う。

この年末で、本屋を閉めることになった。
ずっと業績不振で、辛抱してきたけど、もう今後上向く見通しもないし、ここらが潮時。
寂しさはあるけど、仕方がない。税理士の先生も「もう少しがんばりませんか」とは言わなかった。
来年、まだ片付けはしばらくかかるけど、わたしはどこかで働かないといけない。まだまだ子供達にお金は必要だ。(それもた~~~ぷりと!)


さて、有難いことに、夫に今年もボーナスが支給された。
さっそく右から左に移すために、銀行のATMに。そうしておかないと、夫が気にせず使ってしまいそうなので。
するとそこで、ばったり同級生に会う。近所なので驚くことではない。
しばし立ち話。お互い子供の学費に大変よね~~、なんて。
「お店閉めるんだ」という話をしていると、「以前某教室の丸付けの仕事をしてたんだけど、そんなのどう?」と。
「夕方からで、毎日ではないけど、先生もいい人だから。わたしは自分の生活の都合で辞めたけど、今空きがあるか聞いてみようか?」
願ってもない話である。ぜひに!とお願いした。
これが10日のこと。

そして翌日、さっそく彼女から電話があった。
先方も来て欲しいと言ってるので、直接話をしてもらった方がいいから、携帯の番号を教えてもいいか、と。
その夜に、先方の先生からお電話をいただいた。
「ちょうど結婚するために12月で辞める人が1人いるので、1月から来て欲しい。1月1日からとはいかないけど、1週間くらい前にもう一度連絡するので、会ってお話しましょう」と言ってくださった。
そう、これが11日。

なんとも不思議な話。こんな風に決まるもんなの?いや、そんなことないよね~~。
ATMで彼女に会わなかったら、なかった話だもの。人の縁って、ほんとに不思議。
いやいや、有難い。彼女に足を向けて寝られないね。

そんなこんなで、ここをお仕事ブログとして、再開することにしました。
まだ新しい仕事は先のことなので、プレシーズンというところかな。
ぼちぼち更新だとは思うけど、よろしくね。

写真は今日のお月様。まんまるだけど、明日が望(もち)の、14,4日の夕月。きれいでした。