Under Resort Life

モルディヴ、ヨーロッパ、日本の内輪ネタ日記

およ?こんなところで?

2010年06月27日 | モルディヴ生活
 
モルディヴは海抜0mで視界を遮るものがないため、雨が「やってくる」のが見えます。
(雨の直前には風が急に強くなるのも特徴です。)
あぁ、今日は水上コテージの向こうで雨が降っているなぁ~!と思ったら、竜巻が発生しておりました。とても珍しいことです。海洋生物学者のMちゃんもカメラでパチリ
モルディヴ歴33年のオーナー曰く、赤道に近いので強い竜巻には成長しないとのこと。その言葉通り5分後には自然消滅してしまいました。リゾートに上陸することもないそうですが、ダイビングで水面に浮上した時に竜巻があったら…かなり困りますね~。あわないことを願いましょう…。

おまけ;モルディヴも日本同様にワールドカップの話題で連日持ち切り!日本サポーターのモルディヴ人も多いんですよ~各国の応援に励み、ついついブログの更新をさぼってしまっていますが、こちらの様子も後日レポートします。

悲報

2010年06月17日 | モルディヴ生活
6月17日お昼ごろ、多くのゲストに愛されたMRHのタイガーが、弟のオイリーンのいる天国へ旅立って逝きました。
いつものソファーで静かに、まるで眠っているかのようだったそうです。最期の2年は尿道結石との闘いでしたがよく頑張りました。これもゲストの皆さんの手厚い看護と励ましがあってのことでしょう…。
かれこれ18年以上(推定)MRHを見守って来たタイガー。今日はリゾートのみんなが悲しみにくれています。
私も少し遠く離れたBRSから今夜は彼の冥福を祈ります。タイガー、いっぱいの思い出をありがとう。

午前&午後のボートダイブ

2010年06月13日 | モルディヴ生活
新人くんも来て、ダイブマスターがお休みの今日は、午前&午後とボートダイブ担当でした。
2本ともガイドが私のみのボートは久々です。私がボートに乗ることを知って大喜びのゲストさんもいて嬉しさ倍増。
頑張らせていただきま~す

午前はマンタポイント。水中は私たちだけで流れはほとんど無し。故に透明度が悪かったのですが、ロブスターにナポレオン、カサゴとカメと出だしは上々。そしてクリーニングステーションではマンタさん。
ゆったりと私たちの上を通り過ぎるマンタを見送ったその先からやって来る24枚のヒメイトマキエイ(モブラ)。安全停止中にも巨大なマンタ。起承転結のある良いダイビングでございました。

そして午後は、有名な海洋保護地域 ”バナナリーフ”でのダイビング。
こちらも透明度が悪かったのですが、ヨスジフエダイの群れ、アオウミガメの親子、ゴイシウツボ、ナンヨウハギなどみるものたくさんでリピーターさんも満足。よかったよかった。

達成感を感じながらボートから帰って来ると、ダイブセンターには少々テンパリ気味の新人くんの姿…(苦笑)。彼の仕事をサポートして今日一日の仕事が終了。はじめてのモルディヴだから仕事に慣れるまでに少し時間がかかるのは当然だろうと思いつつも、お休みをもらっていて手伝ってあげられない明日が少し心配になってしまった私なのでした。
新人くん!

新人くん到着☆

2010年06月11日 | BRSの生活
やっとやって来てくれました新人くん!
25歳のカナダ人と聞いていたけれど、どう見ても私より年上、こんな老け顔の25歳がいたら年齢当てクイズにでれるんじゃないかしら、と思っていたらやっぱり...40歳でした。どこでどう間違ってこんな情報がながれるんだ!!まったくもう…。もしかして、はめられたのかしらん私?
ともあれ、台風を背負ってやって来た新人くん。可哀想に到着初日から豪雨です。
でも今日は午前と午後のボートダイブでとても感動していました。
正直、午後のポイントは悪天候のため、変更せざるを得ず、あまり魚影の濃くない平坦なリーフだったのですが、それでも「ここの珊瑚はタイのベストダイブサイトに匹敵する」とご機嫌。
あのぅ…タイってそんなに珊瑚が少ないのでしょうか…?

タイで一生懸命魚を捜す習慣がついているせいか、ここでのガイドも一生懸命。オーバーリアクションでゲストを楽しませようとします。はっきりいって面白いです。
親日家でもあるので、きっと日本人ダイバーさんとも相性が良いと思います。 日本語を勉強したいみたいなので、ぜひ教えてあげてください!
明日は、私の講習にくっついて来てハウスリーフを見る予定。驚くだろうなぁ…。

オーシャンクリーニングデイ

2010年06月08日 | モルディヴ生活
6月8日はモルディヴの「Ocean Cleaning Day」です。つまり年に数回の海のゴミ拾いの日。
一日早いですが、ここBRSでも今朝、海洋生物学者のMちゃんをはじめとするスタッフでスノーケリングによるゴミ拾いを行いました。
張り切って島を一週。ボートが並走してゴミを集めます。ここはゲストの皆様のマナーも良く、近くをボートが通らないせいか(?)よくありがちなワインボトルなどの目立ったゴミは見当たりませんでした。砂止めの岩を結んでいたコードが古びて落ちていたくらいです。それでも気がついたら2時間のスノーケル。水温29度とはいえ、結構冷えます。そして結構体力を消耗します。ちょっとげっそり、だけどなぜか気分は晴れ晴れ。お掃除って気持ちがいい~☆

おそらく明日はいろいろなリゾートで、(場所によってはゲストも参加して)ハウスリーフのお掃除が行われるはずです。
一足先にすませてしまったBRSなのでした。今夜は良く眠れそうです。

案の如く

2010年06月05日 | BRSの生活
 
6月に入ってからというもの、先週とはうってかわって晴天のモルディヴです。
良い天気はそれだけでゲストさんに笑顔をもたらすので、本当にありがたい限り。

しかし…案の如く問題発生…
臨時君が5月いっぱいでリゾートを去りました。当然、新しいインストラクターが翌日には来るものだと思っていたら、なんと8日まで来ないとのこと…。
オーナーも知ってはいたけれど、これ以上、臨時君をリゾートに置いておきたくないとかでマーレに返しちゃったって…そんな~っ!つまりインストラクターは私一人ということでございますよ~。
二連休から戻って愕然…。でも実をいうとこの事態をすでに予想はしてました。
翌日から講習に明け暮れるも、ここのゲストさんがみな良い人たちばかりなので、ゲストさんと天気に助けられて今のところ順調です。
それに、忙しいとなんとなくダイブセンターが活気づいて良い気が…。
このまま8日まで無事に過ぎますように。そして新人君が良いインストラクターでありますように…

日本では知られていないリゾート

2010年06月03日 | モルディヴ生活
少々無理があったけど、オーナーが2連休をくれました!(奇跡だ!)
せっかくなので、他のリゾートを訪れてみることに。やって来たのは同じ北マーレ環礁にある「ガスフ○ノル アイランドリゾート」。日本人ゲストが”ゼロ”の三つ星リゾートです。(笑)

一歩足を踏み入れてみるとそこは、5年前に働いていた(リニューアル前)のハラ○リビレッジにそっくり。昔ながらのモルディヴらしさ満点の自然溢れる古いリゾートです。なんだかとても懐かしい気持ちになってしまいました。
蚊がいるのは当たり前、ここはそんな小さなことにはこだわらないゲストが訪れるそうです。
 
ダイブセンターは私の古巣でもあるOP。今回ここを訪れることができたのもこのダイブセンターのおかげ。今も大変お世話になっております。 
ボートダイビングにはなかなか良い場所に位置しているこのリゾート、隠れマンタポイントも持っていて、先週はそこにジン様まででちゃったそうです。でも巨大なラグーンのため、ハウスリーフダイビングはありません。
リゾートのクラスにあわせているのか(?)なぜかここのダイビング料金は他の同系列リゾートよりも安めでした。
 
それにしても桟橋がなが~い!(350m!)夕焼けを撮影するにはいいかもしれません。
レセプション横のバーの雰囲気もなかなかです。オールインクルーシブなのでお財布を気にせず、好きなだけ飲めます。
食事はバリエーションが少ないものの、価格からすれば十分な内容です。味も濃すぎないので日本人に合うんじゃないかしら?と思いました。こういうリゾートは少なくなりましたね~。
しかし、このリゾートも来年にはリニューアル工事でクローズされると知ってまたも淋しい気持ちに…。
一泊だけでしたが、貴重なリゾートに訪れることができて良かったなぁと思います。

さらに値上げ

2010年06月02日 | モルディヴ生活
新しいリゾートが続々オープンする中(大抵が高級リゾート)、人気リゾートの値上がりも止まりません。私が昔働いていたリゾートは部屋数がとても少ない小さなリゾートですが、訪れたゲストやリピーターからの評価が高く、現時点では外国の投票サイトで”南アリ環礁のBEST1リゾート”となっています。
そのリゾートが来年は20%の値上げを決定しました。
…とはいっても、もともとはダイバーズアイランド。
部屋の広さはそこそこ、バスタブや歯ブラシ等はなく、小さい島だからプールだってありません。ジムもスタッフジムかと思う広さです。このこじんまり感が良く、ダイバーにとっては不要な設備だったので気になりませんが、値上げによってどのように評価されるかちょっと心配です。

ダイブセンターとしては、さらに厳しくなります。なぜなら滞在費にゲストの予算がまわるため、ダイバーが減ることが予想されるからです。実際に年二回おとずれていたスイス人カップルも「来年からは年一回が限度かな。」と言っていますし、昔は一日2本潜っていたリピーターさんも今は一日1本潜るか潜らないかだそうで…。
もっとダイバーを増やそうと、今年は「ダイビング料金20%オフ期間」を一ヶ月ほど設けるそうですが、吉とでるか凶とでるか…。

サービスは間違いなく価格に見合うと太鼓判を押せます。
でも、こういう話ってこのリゾートだけではなくて、全ての高級リゾートに共通しています。
BRSの場合はお部屋はもちろんのこと、レストランの評判がもの凄く良く、そちらにゲストの予算がまわっているようですし…。

モルディヴ旅行も、何を重視するかがますます大事になってきますね。

私としては少し寂しい話なのでした。