僕は僕なりの“マイ”Life

死ぬ前に読みかえして「クスッ」と笑ってみたい

春節2012

2012年01月23日 21時55分06秒 | 中国散歩道
はじめて北京で過ごす春節でした。

三環路の中では爆竹、花火は禁止されていると言いながらも、「やっちゃうんだろうな」と思い日付が変わる頃を見計らって寒空の下へ。
日付が変わる前からあちらこちらで花火は打上り爆竹は鳴っていましたが、年が変わるとその騒音はヒートアップ。
爆竹は鳴り続け、花火は上がり続ける。しかも街中で。
戦場に行ったことのない私がこんな発言をするのはおかしいかもしれませんが、街がまるでゲリラ戦の舞台になったよう。
ロケット花火も上を向いて飛んでるのなら良いですが、何かの拍子にいつ倒れてこっちに飛んでくるか分からない。
結果的に春節の1月23日だけで、北京の病院には火傷などで50人の人が運び込まれたようです。

あれだけ大量の爆竹を鳴らせば暴発などで怪我、火傷をする人も出てくるでしょう。
あれだけ街中で花火を打ち上げれば火災も起きるでしょう。
それでも例年続けられる。文化であり歴史なのでしょう。
物知り顔で専門家が「だから中国は...」と避難めいた発言をしますが、日本だって形を変えて似たような文化はある。
新年になった瞬間、境内を駆けぬけて神社境内への順位を競ったり、急な斜面を大勢ですべり降りたりと様々な文化があり、それにより毎年怪我人が出ている。
そして西洋にも花火祭りや、闘牛祭りなど怪我を顧みずに開催されるイベントはある。

何事も危険か否かの線引きをするのは非常に難しい。
でも未知の世界に出て行った時。最後に決めるのは自分。
本当のヤバさと、形作られたヤバさ。そういった違い、微妙な舵取りの感覚は常に磨いておく必要があると思う。

だからと言って、花火飛び交う街へ無防備に出て行くことにあまり感心はしませんが...
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