ダン・ブラウン著。
ダヴィンチ・コードの著者ですね。
文庫が出たので読んでみました(本日の待機、かれこれ6時間)
…一緒じゃん(ダヴィンチと)
ヴァチカンvs秘密組織。
これがこの人のテーマなんですかね。
ミステリーとしては、一捻りも二捻りもあって楽しめた。
が、出だしも謎解きの過程も、どうしてもワンパターンかなぁ…
むしろダヴィンチより薄い。
どっちを先に発表したのか知らないけど、もしかしたらこっちが先なのかな?
まあどうしても、神だったりキリストだったりについては、無宗教な私には信じる信じない以前に馴染みが無く、そうなんだ~、って感じ。
神が白いアゴ髭のお爺さんだとは思わないけど、例えば宇宙誕生であったり、自然の理に大きなエネルギーが存在しているのは明らかだと思うし、結局はそれを神と呼ぶか呼ばないか、名前をどう呼ぶかなのかなぁ。
奇跡だ救済だなんだはまた別の話でね。
「教典」的なものは、人の手が作ったものだと思うから。
こういう話題は本当きりがないよねぇ。
とりあえず自分の考えの方向としては、森羅万象~が1番近いかな…
それは宗教じゃないか。
この本についての感想…結局は利権や金が絡んでるんじゃないか、とキリスト教を批判しつつ、心の寄り処を求めてもいる現代人、といったところ?