アンヌの友人イシヤマルリコが、何者かに襲われ、姿を消した。円盤を目撃したアンヌの知らせを受け、駆け付けたウルトラ警備隊の調査によって、ルリコを連れ去ったのは体長２ｍほどで恐るべき怪力を持つ何者かとわかった。
その後、ルリコは浜辺で見つかったが、染色体が急激な勢いで減少しているために衰弱が激しい。
極東基地に侵入してきた怪物＝ブラコ星人を倒し、解剖した結果、ブラコ星人が赤い胞子を食糧にしていることがわかり、ルリコの染色体減少の原因は、その赤い胞子を植え付けられたためと判明。アンヌも赤い胞子を植え付けられてしまい、意識を失っていた。ブラコ星人は食糧である胞子を育てる牧場として地球人の女性を利用しようとしていたのだ。
アンヌとルリコを救うためには土星にある鉱石を使い、放射線α73を作る必要があるが、土星までの往復にはウルトラホーク２号でも3日を要する。しかし、ルリコとアンヌの命を救うためには15時間以内にα73を照射しなければならなかった。
