1983年から1997年にかけて放送され、パートIVまでシリーズ化された。
山田太一原作・脚本。主題歌はサザンオールスターズの「いとしのエリー」。
とある架空の四流大学を舞台に、学歴が恋愛や進路に暗い影を落としながらも、それを懸命に乗り越えようとする若者の姿を描いた作品。『男女7人夏物語』など、後に続く群像劇のさきがけでもあった。放映当時大学生のテレビ離れが叫ばれていたため、大学生の現実をテーマにしようという話になり、1980年代の大学の大衆化に伴って社会問題となっていた学歴差別を背景にして作られた。パートII以降は、個々の登場人物の成長に重点が置かれている。