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うたたねこと

ちょっぴり皮肉、かつ、お気楽
うたた寝ネコが薄目で見た日常と社会

やっぱり起きた? 冷凍食品中毒事件

2008-01-31 21:49:49 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
もしやと思っていた事が、やっぱり起きたという感じ。
昨日から報道されている、中国産冷凍食品中毒事件です。

製紙会社が再生紙で誤魔化しをしていた事件も気になるけど、やはり食品は健康、生命に直結してますからね。

今回、直接中毒を起こした商品は利用した事がないけど、回収対象になっている物の中には、過去に利用した物もあって、人ごとではないです。

我が家でも年末、私と子どもの3人が、下痢、嘔吐の急性胃腸炎を起こしています。
ウィルス感染かも知れないのですが、鍋にした台湾産合鴨の食中毒も否定出来ないところです。 他では起こってないんでしょうか?
それでナーバスになっているところに、この事件です。
今のところ我が家には該当の食品はないですが、冷凍のトンカツ、エビフライ、水餃子があります。 
まだまだ拡がりそうだし、はっきりするまで食べられません。

それにしても、冷凍食品に相当量の農薬が、どうやって混入したんでしょうか?
まだまだ判らない事が多いし、経過を見守りたいです。

食品偽装報道の裏側

2007-11-17 13:59:44 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
本当に、もうウンザリするような食品偽装事件続き。
今度は和食の老舗の名を冠した「船場吉兆」だそうで…。

いい加減この話題を離れたいのですが、主婦としては食の安全に無関心でもいられません。

でも、これは今に始まったことなんでしょうか? 「何十年も前に食品工場で偽装をしたことがある」という投書も見ましたが。
もうどのメーカーがどんな偽装をしていても驚かない感じ。
いや、食品だけとは限りません。 ガス器具や電化製品の安全もたびたび問題になってますし。

そもそも、そういうトラブルの報道をする新聞やテレビだって、情報を売り物にする営利目的の企業なんですから、その情報にウソや誤魔化しが無いとも限りません。

で、何で今頃食品偽装問題が次々出てくるのかな?という疑問。
もしかして、ほかに何か誤魔化したいことがあって、誰もが関心を持つ食品の問題ばかり持ち出して、注意をそちらに引きつけているのかも知れませんよ。

私たち一般市民は、新聞・雑誌、テレビなどのマスコミから情報を得るしかないのだけど、その情報も企業によって加工されたもの。 
受け取り方には注意した方が良いですね。

食品偽装についての朝日新聞記事~私の感想と意見

2007-11-06 21:58:44 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
このところ問題続出の食品偽装について、先週11月2日(金)の朝日新聞夕刊(大阪版)に特集がありました。

この問題に関して識者に聞いたという内容で、大澤真幸京大社会学教授、伏木亨京大栄養学教授、西川玄房東林院住職の御三方が意見を述べておられます。

正直言って、社会学教授の意見は良く解りません。

栄養化学教授の意見は一読してもっともな気もするけれど、読み返してみると随分企業寄りだなと思います。 
「賞味期限は『この日までが食べごろ』とメーカーが勧める期間であって、消費期限とは違う。作る側には、賞味期限を過ぎただけで、まだ食べられる商品が捨てられてしまうことに抵抗があるのだろう。…消費者の意識との間にギャップを生じ、書き換え問題につながる。」って、そんなのメーカー側の勝手な言い分じゃないですか! メーカー側から何時までに食べてくださいと勧めておいて、まだ食べられるというなら、始めから賞味期限なんて止めて消費期限だけに統一すればいいんです。
「においだけでも食べ物が傷んでいるかの判断はできる。捨ててしまう前に確かめてみてはどうか。」なんて、私はずっと前からそうしています。 多くの消費者がそうしていると思います。 わざわざお金を出して買ったものを簡単に捨てるわけないでしょ! 問題はスーパーやコンビニで賞味期限を過ぎたものを大量に捨てていることじゃないですか?

西川住職の欲を諫めるご意見は、個人的には賛成出来る点が多いです。
しかし、「『赤福』は本来、伊勢参りをした人のおみやげだった。それが全国の百貨店などで売られるようになったのは、消費者が求めたからではなかったか。」という個所には引っかかります。 消費者が、百貨店や駅の売店で売って欲しいと署名運動をした、なんてことを知らないのは私が無知だからでしょうか? デパートや駅で売るようになったのは、そうすればもっと沢山売れて儲かると、メーカーが考えたからじゃないですか。 もちろん、消費者がそれを喜んで買ったのは、結果的には求めたと言えないことはないですが、明らかに責任転嫁があると思います。
この話がプライベートな場でされたのなら、
「ごもっとも、おっしゃるとおりです。」と言いたいところですが、社会的権力であるマスメディアによる上からの物言いである所に抵抗を感じます。

この記事は、(聞き手○○(記者名))となっていて、その内容が全て話し手の意見と受け取るのは早計でしょう。 
社会学教授の意見が良く解らないのは、聞き手の記者が理解出来ていないからかも知れません。 
結局は新聞社の意見なのでしょうが、消費者に責任を押しつけようとする意図があるようで警戒を要します。

食肉偽装のミートホープ社の社長は「安さを求める消費者が悪い」とひらきなおっているようですが、同等の品質表示があれば安い方が売れるのは経済の法則です。 それを悪用しておいて、厚かましい言い草です。

朝日新聞の論調にも同じニュアンスを感じます。
消費者は心して、勝手な責任転嫁を許してはなりません。

一連の事件は「偽装表示」が問題なのであって、賞味期限および消費期限の問題、期限切れ食品をどう扱うかは、また別に分けて考えることではないかと思います。





 

赤福だけじゃないよ

2007-10-31 23:58:01 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
赤福餅に似たあんころ餅、御福餅でも、製造日や原料表示の改ざんがあったと報道されています。

実は先週(10月23日)の朝日新聞夕刊(大阪板)に、赤福の偽装発覚後、この御福餅の売り上げが伸びているという記事がありました。

それを見て、ちょっと気になっていたのですが。

記事自体は表面的には売り上げが伸びているということを伝えているだけで、こちらは安全だとか大丈夫だとか言ってる訳じゃないので、問題なさそうに思えます。
でも、赤福そっくりのカラー写真入りのかなり大きな記事を見ると、赤福が無くなって寂しい思いをしている人は、「あ、これがあるのか」と買いに走るかも知れません。 
言葉で安全とか大丈夫とか言ってなくても、新聞に出ればついそんな錯覚をするものです。 新聞社の人がそんな読者心理を全く知らないとは思えませんが。
企業のやることなんて大差ない筈だけど、いいのかな?と思っていました。
そしたら案の定ですね。

赤福ほど有名じゃないけど、御福餅も伊勢土産です。

関西の小学校は伊勢に修学旅行に行く所も多く、私の小学校もそうでした。
土産物は前もって注文しておく仕組みで、赤福と並んで御福餅もありました。 実は赤福よりちょっと安いので、御福餅を注文する子もいたけど、うちの親や祖母は
「やっぱり赤福でないと!」というので私は赤福にしたことを覚えています。

こうやって修学旅行で刷り込まれたからか、関西人の赤福好きは根強いものがあります。
うちの子ども達など、ニュースで見るたび、
「赤福食べたい」
「期限切れで良いから食べたい」
とまで言ってます。
だから先の記事が出た後、御福餅の売り上げはさらに伸びたと思いますけど、新聞の責任はどうなの?

それにしても、売れ残りの餡と餅を分けてまたまき直すなんて、手間も経費も相当かかるはずです。 値引きして売る方が良かったんじゃない?
そうまでして、ブランドイメージを守りたかったんでしょうか?
本末転倒ですね。

御福餅本家は、偽装を自ら届け出たそうですけど、売れすぎて怖くなったのかな?
「赤福だけじゃない」というのが、名物、土産物としての存在だけでないのが皮肉です。


赤福と亀田と天声人語

2007-10-19 22:01:29 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
昨日(10月18日)の朝日新聞天声人語で、伊勢名物、赤福餅の偽装問題を取り上げていました。

8月の北海道銘菓「白い恋人」の賞味期限偽装問題を取り上げた際、「…赤福の餅は、ごまかせない『製造日限りの販売』…」と持ち上げたことで、不明を恥じる態度には好感が持てます。
しかし、気になるのは「天声人語も犠牲者だ」という読者の声を紹介して、さりげなく自己弁護していること。

新聞というのは情報を売り物にしているのだから、今回のことは大手スーパーがメーカーの言い分を鵜呑みに、偽装商品を大量に売りまくったのと同じことではないでしょうか。
その時、「スーパーも犠牲者」と快く許すことが出来ますか?
私も以前、ダンボール肉まんのやらせ報道を鵜呑みにして書いたことがあるので、偉そうなことは言えないのですが、新聞・TVといったマスメディアは情報のプロで、報道するしないに関わらず、入手する情報は一般人の及ぶ所でないでしょう。
それを一般消費者と同列に、物わかりの良いふりをして気軽に免罪するのはどうかと思います。

ちょっと関係なさそうですが、ボクシングの亀田一家が試合での反則行為で叩かれています。
私はスポーツ・芸能には疎いのですが、それでも亀田一家(兄弟)の名は聞いたことがあります。 随分もてはやされてるな、という印象でした。
それが今は一転してさんざんな言われよう。
けれど、亀田一家が大きく変わったのでしょうか? 彼らの今回の反則に繋がるような側面を、マスコミが面白がって持ち上げていたのではないですか?
それなのに、マスコミがその点を反省している様子は、殆ど見られません。

この亀田家に対するいい加減な態度と、「天声人語も犠牲者」という言い訳が、マスコミの無責任さとして重なって見えます。

実は私、関西人なので、赤福は大好物です。
上品な甘みの餡と柔らかな餅の調和が何とも言えず、お土産にもらうと嬉しかったものです。
「製造日限りの販売」とすると、あれだけ出回っていたのは、やはり不自然だったと思う反面、天声人語氏の言うように「風味に自信があるなら、冷凍品が混じる事実を堂々と明かせばよかった」ので、それほど悪質ではないとも思っていました。
けれど、今日の報道ではそれだけでなく、もっと悪質な誤魔化しがあるようです。

この国の企業倫理は、何処まで落ちるんでしょうか?

携帯の値段

2007-10-06 11:38:33 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
2年半程前から、私も携帯電話使ってます。
あまり必要を感じなかったけど、子ども達が大きくなってくると帰りが遅くなることもあり、私も比較的外出が多いので。
もちろん新規0円機種なので、少し古めなせいか電波が入り難くメールが遅れることがしばしばありました。

さすがにもう2年以上使ったし、そろそろ新しいのに換えようかとショップに見に行ってビックリ。
機械本体価格が驚くほど高くなっているじゃありませんか!

今まで機種変更でも数千円からせいぜい1万円台だったのが、なんと5~7万円台!!
分割になってるけれど、使用年数によって月々の支払金額が違っていて、私のように2年超だと、最高額を払わないといけない…なんで?

いや、実際これだけ機能が付いて0円というのが、そもそもおかしかったのでしょう。
実際には基本料金の中に機械の代金も入っていて、知らずに払わせられていたんでしょうね。
長く使うほど余分に代金を払うことになって不公平、という話は聞いたことがあります。 それを是正するように政府が指導しているとかいうことも。 
その結果がこれなんですか? やっぱりおかしいことに変わりなさそうだけど。

今年になってからの料金値下げ合戦の裏にはこれがあったんですね。
でも一番おかしいのは、料金値下げは派手に宣伝しているのに、今回の機種値上げは寝耳に水、いつの間にかこうなっていたこと。 

私はソフトバンク(旧ボーダフォン)のを使ってます。 子ども達がそうだったからで、始めは家族割り、現在はホワイトプランにしています。 家族(それも子ども)との連絡以外あまり使いませんから。 ちなみに殆どメールで、電話はあまり使いません。

ところがソフトバンクは少し前から使用明細を送ってこなくなりました。 携帯に通知は来るのですが、金額や明細を知ろうとすると、改めてこちらからアクセスしなければならず、それには料金が掛かるという。 だから問い合わせたこと有りません。
おかしくないですか?  
知りたければ問い合わせるのが自己責任という理屈かも知れないけど、そこに誤魔化しがあると感じます。 
会社が説明責任を果たしていないと思います。 せめて問い合わせのアクセスは無料にするべきでしょう。

夫が使っているauは、今でも明細を送ってきます。

以前は明細と一緒に会社からのお知らせが入っていました。 宣伝が殆どだけど、今回のようなことは当然通知されたはずです。 それを誤魔化すために明細通知を止めたのではと勘ぐりたくなります。

5万、7万というまとまった金額を突きつけられると、今までも実質は払っていたんだから…とは思えません。 私のように使用頻度が少ないのにこの金額は高すぎる。
使用年数が長い程、支払いが多くなるというのも納得出来ない。

で、今回は買い換えは止めました。
今のままでしばらく使って、本当に携帯が必要かどうか考えて、場合によっては止めても良いと思っています。

ところが、また、止めるのに契約月でなければ高い手数料が掛かるという、おかしな規定があるんですね。
これも理由がわかりません。
一度契約したらある程度使ってもらわないと困るから、1年、2年以内の解約に高い手数料を取るというなら解ります。 でもある年限過ぎれば、いつ止めても自由、手数料も実質最小限とすべきではないですか?
契約というけれど、使用者と企業が対等ということはあり得ないです。 使用者はおかしいと思っても企業のいうなりに契約するしかありません。 そういう一般使用者を保護するはずの行政が全く役割を果たしてないと思いますね。

考えると腹が立ってきて、もう、次の契約月で止めたくなってきました。


情報捏造?

2007-07-20 16:39:07 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
先日取り上げた中国のダンボール肉まん事件、やらせだったという報道がありました。

取り上げた以上はお断りしておかないとね。

肉まん捏造かと思いきや、情報捏造だったというわけですか。
何を信用して良いか、わからない状況に変わりはないですが。
事件があったというのも、間違い、やらせだったというのも、メディアを通じて間接的に知るだけですから。

ネット情報も同じ事。
信用するかしないか、結局自分にかかってくるんですね。
ただ、単なる興味や知識の為の情報と、購買活動に結びつく情報とでは責任の重さが違う気がしますが。 まして命や健康に直接結びつく商品の場合は。

もっとも、興味や知識というのも世論や社会の雰囲気に影響するのだから、軽く見るわけには行きませんが。

今回の事件では、先のミートホープ事件の影が薄くなってしまって、密かにほくそ笑んでいるような気がしてしまいますが。

羊頭狗肉~食肉疑惑

2007-07-14 12:06:51 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
北海道のミートホープ社が、牛ミンチと偽って他の肉を売っていた事件、まだ解明しきれていないのに、今度は中国で、もっと酷いごまかしが発覚しました。

何とダンボールまで混ぜてたというから驚き。
さすが「羊頭狗肉」の国、というか、それ以上? 食品ですらないんですから。
中国三大伝奇小説の1つ「水滸伝」に人肉饅頭という恐ろしい話があるけど、これにも匹敵しそう。

いや、ダンボール=紙は元々植物なんだから、加工すれば食べられないこともない? 
なら、いっそ安全に加工する技術を開発すれば、食糧危機対策に一役買うかも? なんて事も考えてしまいました。

こんなに不祥事が続くと、食の安全なんて全く信用出来ませんね。

元々私はあまり肉類好きじゃありません。 
夫は若い頃、肉にこだわってたので、使うようにしてたけど、彼も寄る年波か、最近はそうでもなくなってきました。

元々日本人はあまり肉食しなかったんですよね。 むしろ野菜が欠乏するとビタミン不足に陥りやすい。
ヨーロッパで肉食が発達したのは、土地がやせていて、人間には食べられない牧草ぐらいしか生えないから、それを動物に食べさせて、その肉を食べるようになったんだという話を聞いたことがあります。 彼らが野菜を食べなくてもビタミンが不足しないのは、内臓や血液も食用にしてそこからビタミンを取っているからだそうです。 
でも、日本人は内臓や血液を食べるのには抵抗があります。 たまになら良いかも知れないけど、常食しようとは思わない。 そこまでしなくても、日本には野菜がたくさんあるのですから。

風土により、生活習慣、文化が決まってくるということですね。

体質も決まるのかも知れない。 
日本人には牛乳で下痢をする人や、アルコールですぐ顔が赤くなる人が欧米人より多いけど、これらの物質を処理する酵素が違うそうです。 
肉類については、まだ聞いたことがないけど、調べてみれば何か出てくるかも知れません。

そんなこんなで、これからは肉類を減らして、日本人に合った菜食を研究してみようかと思っている、今日この頃です。



ずるいぞ!新聞 ~ 年賀状遅配を巡って

2007-02-05 15:20:50 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
先月末、新聞投書欄(朝日新聞大阪版)に年賀状の配達が遅かったという投書が、2,3通まとめて載せられていました。 その前にも、年賀状の遅配を指摘する囲み記事が掲載されていました。 確かに今年は年賀状の配達がいつもより遅いようで、1月中旬頃まで、ダラダラと届いていました。

けれども、それは年末から予測できたことで、その責任の一端はこの新聞にもあると思うのです。

昨年12月中頃のこの新聞の日曜版に、年賀状はいつまでに出せば元日に届くか、という記事で、「郵便局は25日までに出せと言っているが、30日でも元日には届く」という内容のものがあったのです。

それを見た時、今まで30日でも届いていたとしたら、それは多くの人が早めに出しているおかげだろう。もし、この記事を真に受けて30日に出す人が増えたら、とても元日には間に合わないのでは?と感じたものです。

主婦がグウタラな我が家では、正直言って期日までに出したことありません。 でも、それで遅くなるのは仕方ないと思っています。 ま、気持ちの問題だから、出すことに意義がある、なんちゃって。
元日にもらう方が嬉しいのは解るんですけどネ。 遅れてずいぶん失礼しているかも知れません。 でも、師走に入ったばかりで、「明けましておめでとう」なんて、なんか嘘くさくて… まあ、それも言い訳なんですが。
それにしても、郵便局がこの日までと言ってるのに、何の責任も持たない新聞がもっと遅くていいよ、みたいなことを言うのはどうかな?と思っていました。
案の定、今年はだいぶ混乱したようです。

ここで納得できないのは新聞の態度。
あんな記事を書いた以上、自分たちだって責任があるはずなのに、お詫び、反省どころか、そんな記事を書いたことさえ素知らぬ顔で、郵便局を責める調子なんですね。

ほんっと、ずるい、汚い。 前の記事のことを読者が覚えていない、知らん顔で通ると思っているとしたら、全く読者をバカにしてますね。

みんながみんな、この記事を見て出すのを遅らせたわけでもないと思うけど、こういう情報って、出所がはっきりしないまま、口コミで広がったりしやすいんですよね。 「30日で大丈夫らしいよ」なんて。 人間って弱いものだから、都合のいい情報は信じたくなるものです。

責任逃れみたいに、(郵便局が期限とした)25日に出したのに遅れた、という投書を載せたり、民営化による混乱、なんて分析してみせてるけど、民営化による混乱なんて、十分予想が付くでしょ? そういう時期に、遅出しを奨励するような記事を出せば、一層遅くなるに決まってるじゃない? むしろ、混乱で遅れが予想されるから、早めに出しましょうと勧めるべきじゃない?
悪く解釈すれば、そういう混乱を起こして新聞種にしたくて、わざわざ12月に遅出し奨励記事を載せたとも受け取れます。

先頃のテレビの情報捏造について、「批判的に見よう」なんて記事をこの新聞は載せていたけど、新聞だって同じ事。
頭から信用しない方がいいですよ。






不二家の品質管理を巡って

2007-01-21 08:59:03 | ネコまたぎ~よけいな一言・社会批評
 近頃騒がれている、洋菓子の不二家の品質管理問題。 消費期限切れの原料を使っていたとか、賞味期限を長めに表示していたとか。 親しみ深い店だけに気になります。

子どもの頃、繁華街に喫茶部付きの大きな店があって、家族で出かけた時にはよく立ち寄ったものです。
イチゴのショートケーキがおいしいのだけど、高いのであまり食べさせてもらえない。 安月給の親に気を遣って、安いホットケーキで我慢していたことを思い出します。
最近そんな大きな店は見かけなくなって、小規模の売店があちこちに展開していました。 我が家の最寄り駅前にもあって時々買っていたけど、今はその店も閉まっています。 実家に年始に行った帰りに、「ペコちゃんのほっぺ」を買ったのが最後になりました。 

懐かしい記憶と結びついている店だけに、きちんと問題を解決して、再開して欲しいなと思っています。

ところで

このニュースを見ていた夫が、
「ウチでもやってるやないか。」と言い出した。
アハハ、その通り。
買ってきた食材、うっかり忘れて賞味期限を切らすのはグウタラ主婦の得意技。 ケチケチ精神を発揮して期限切れ直前の値引き品もよく買うから、一層ひどくなる。 それを、
「1日や2日過ぎても火を通したら大丈夫!」なんて言って、使っちゃってます。 スミマセン。

ま、自分で承知の上で自己責任で消費するのと、商品として他人に売るのとはちょっと違うと思いますが。 賞味期限と消費期限も違うはず。 そこのとこ解り難いですが。

それにしても、
消費期限切れの原料を使った商品を売るのは、間違いなく商道徳にもとる良くないことだとは思います。 けれど、期限切れとなった食品を大量にゴミとして廃棄しているという現実もどうなんでしょうか?
日本は自給率の低い食糧輸入国。 世界中で飢餓に苦しむ地域も多いというのに、大量に食料を輸入して、そのかなりの部分を消費せずゴミとして捨てている…。 この矛盾、何とかならないものでしょうか?