今できること・しなければらないこと

各地から励ましのお声をかけていただき、ありがとうございます。
今日はガソリンを節約するため、仕事を休みました。娘を久しぶりに徒歩で学校まで送りました。考える時間だけは山ほどあります。
今日はこちらは真冬に逆戻りしたかのような雪景色です。
自然の力の前で、私たち人はあまりにも非力ではありますが、いま何ができるのか、何をしなければならないのか、つらつらと綴ってみます。


これはあくまでも管理人の私見ですので、その点はお含みおきください。

まず、一つめ

１．今使っている資源を有限のものと考えて暮らす

水も、ガスも、電気も、灯油も、そしてガソリンもいつでも手に入るという神話は崩れました。
節約に最大限つとめ、万が一に備えるに越したことはないです。
我が家は日中の暖房を止めました。寒いですが被災地で避難生活を送っている方、救援活動を行っている方がたに比べたら、どうってことはありません。家の中にいられるだけましです。湯たんぽを出しました。
洗濯の乾燥機も止めました。部屋干しです。
コーヒーは朝のうち魔法瓶に作りおき。お風呂は回数を減らし、入るときは家族まとめて入る。
とにかく、ささやかですができることは全部尽くして節約、節電、節資源につとめるのが大事なのではないでしょうか。その分のエネルギーを痛みを抱えている方々に送れると考え、なんとか踏ん張りたいものです。

計画停電など順次予定されており、不便を感じていらっしゃるとは思いますが、国民総協力体勢でいつでもこい、ぐらいのお気持ちで受け入れて下さると、東北在住の身としては有難いです。

２．買い占めをしない
　　首都圏で買い占めが起こると、宮城・岩手などの被災地に十分な供給ができなくなる惧れもあるという報道もありました。こちらのコンビニ、スーパーはすでに品薄です。
　　どうか冷静な対応をお願いします。


３．無駄な携帯電話は使用しない
　　ガセメール、煽りメールに踊らされない

　　有事の際、情報は命の次に大事です。

４．家族はなるべくはなれず、できるだけ一緒にいる
　　
　　
５．一人暮らしのご近所さんに一声かける

　　
６．もしもの場合の集合場所を家族でしっかり決めておく


７．いつもの生活を大事に

　　仕事をもっているひとは仕事に専念する。子供は学校での勉強に集中する。家事をする方は、家をしっかりと守りきる。
　　仕事は必ず誰かのためになります。誰かに力を与えない仕事はない、社会に還元しない仕事はないと私は思います。
　　誇りを持って平素どおり勤務して世の中を支えましょう。（って私は今日は休みをもらいましたが・汗）
　　子供たちには、今こそ学びのときだと教え、この大地震に対応するための知識を、復旧するための知恵を勉強するんだと言い聞かせましょう。賢さは力です。力は復興するための手立てとなります。その人材がいま学校で育成されているのです。親として、しっかりそれを諭すときだと思います。
　　テレビをつけると暗いニュースばかりで、おうちにいらっしゃる専業主婦の方は気も沈むと思います。私もむっつり考えごとに気をとられ、娘をふさぎこませます。（反省）
　でも、お母さんはおうちの太陽です。お母さんが笑っていれば子供も安心します。こんなときだからこそお母さんは笑っていてください。たとえ不安で押しつぶされそうでも。私もがんばります。


そして、どうか義援金へのご協力をお願いします。
悲しいかな義援金詐欺がすでに発生している模様です。運営のしっかりした団体に、お志をお願いしたいです。

今思いつく限りのことを書きました。
自分が考えて、なるべく実行しようとしていることばかりですが、当たり前のことで、なんだか申し訳ないです。

こんな書き物でも、何かお役に立てることがあればいいのですが。
とりあえず思いつくまま。

安達薫