goo blog サービス終了のお知らせ 

定年オヤジの備忘録

趣味や興味あることを適当に備忘録として残すブログ

定年になったので、ブログタイトルも変更しました。

ニイニイゼミの抜け殻

2012-07-22 20:31:40 | 昆虫
今日平群へ行った時に久しぶりにニイニイゼミの抜け殻を見付けた。
大阪に住んでいると、ほとんどクマゼミしか見ない(たまにアブラゼミも見かける)ので、
ニイニイゼミの抜け殻を見付けたら、とても懐かしく嬉しくなった(笑)
ニイニイゼミの幼虫は小さくてとても可愛い。抜け殻は必ず土で汚れている。きれいな抜け殻は見たことがない。

虫に興味がない人に取っては、セミはセミであり、色んな種類が存在することを知らない人も少なくない。
とにかく大阪はクマゼミ天国である。今年は7月15日頃に初めて鳴き声を聞いたが、例年と比較して一週間位早い気がした。
朝早くからクマゼミの鳴き声を聞かされるわけであるが、この暑い夏を更に暑苦しくするクマゼミの声はすごいものだ。

大阪から阪奈道路を走り奈良へ向かうと、山を上り始めた途端にセミの鳴き声が変わることにびっくりする。
つまり、平地を走っている時はずっとクマゼミの声であるが、山に入るとアブラゼミとニイニイゼミの鳴き声に変わる。
8月になるとニイニイゼミの声に替わりミンミンゼミの声になる。
クマゼミの声が急にしなくなるのである。阪奈道路を峠に向かって走りながら、車のウィンドウを開けると緑の木陰からの
涼しい風に乗って、クマゼミ以外のセミ達の声が聞こえてくる。すると一気に涼しく感じるのである。
また8月~9月にかけてヒグラシの声が聞こえ始めると更に涼しさを増すのである。
これは本当に不思議である。

人間の思い込みによる精神状態がもたらす現象である(笑)
「心頭を滅却すれは火も自ら涼し(滅却心頭火自涼)」の意味を自ら体験できる瞬間である。

それでまた奈良方面から大阪方面に向かって阪奈道路下り線を走り、山を下り切ったところでクマゼミの声に変わると
急に30数度の暑い世界が待っているのである。

※夏休みになると毎日セミ取りをしたものだ。虫の中でセミも結構好きである。カブトムシ・クワガタ類とは別の魅力を持つ昆虫である。
 今後は、以前に撮影したセミ関連の写真も少しずつブログにアップしていくことにしよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴマダラカミキリ

2012-06-23 22:56:03 | 昆虫
今日外出しようと駐車場へ車を取りに行ったら、自家用車のボディにゴマダラカミキリが止まっていた。
見かけたのはもう10年ぶりくらいになるのだろうか?
とても懐かしい気持ちがしたので、すぐに携帯で写真を撮った。
たぶんゴマダラカミキリが一番知られている種類で、一般的にカミキリムシと言えばゴマダラカミキリを思い出す人が一番多いと思う。
実際に自分が子供の頃を思い出してみると、昆虫採集で採れたカミキリムシの多さの順位は
1.ゴマダラカミキリ
2.トラフカミキリ
3.ノコギリカミキリ
4.クワカミキリ
5.ウスバカミキリ
6.ミヤマカミキリ
7.キボシカミキリ
8.シロスジカミキリ
恐らく上記であると思う。

図鑑等で見てカミキリムシの最大種はシロスジカミキリであり、やはりなかなか採集はできなかった貴重な種類であった。
シロスジカミキリと言うが、実際のスジは黄色であったことが印象に強く残っている。
昆虫標本を見るとスジが白くなっていたので、多分生きている時は黄色で死ぬと白くなるのではないかと推測していた。
それと比較してゴマダラカミキリはどこでも見付けることができ、全く気に留められない残念な種類であったと思う(笑)
ただ子供の頃にゴマダラカミキリですごいと思っていたことは、脚裏が吸盤のようになっているのか知らないが、ガラス表面等のツルツルしている場所でも、
しっかりと引っ付いて離れなかったという記憶がある。

あらためてじっくり見ると、翅のデザインも悪くはないなと感じた(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キマワリ

2012-06-10 20:24:35 | 昆虫
今日は兵庫県三木市の三木山森林公園という所へ行ってきた。
京阪神日帰りおでかけマップという雑誌を見ていて偶然見つけた。
以前東京在住の時には、東松山市の森林公園によく行っていたので、森林公園という名称に釣られた感じだ。

東松山市の森林公園と比較するとそれほど広くはないが、駐車料金や入場料は無料であり、手軽に利用できるのがよかった。
6月に入り、そろそろクワガタを見付けられる季節になったので、公園内を歩いて探してみた。
しかし、樹液が出ている樹がなく、たまたまアベマキの樹の幹でキマワリを見付けて撮影した。
キマワリといっても、余程の昆虫好きの人じゃない限り名前を知らないと思う(笑)
遭遇する機会は少なくないが、それだけ目立たない、魅力が無い昆虫である。

キマワリは甲虫類ではあるが何の特徴もなく、子供時代、昆虫採集のターゲットにもならない虫であった。
カブトムシやクワガタ採集をする時に、キマワリの背中に騙されてガッカリしたものである。

そんな虫でも久しぶりに見たら、何か愛着を感じて思わず写真を撮ってしまったわけである。
もう少し知名度を上げてやりたいような気持ちである(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマキマダラヒカゲ

2012-05-27 23:35:40 | 昆虫
クヌギの樹に止まっているヤマキマダラヒカゲの写真である。
これから夏に向かって雑木林ではよく見るジャノメチョウ亜科の一種であるが、サトキマダラヒカゲとよく似ているのでパッと見での区別は難しい。
夏の雑木林の樹液には様々な昆虫が集まるが、カブトムシ・クワガタといったエース級の昆虫に紛れて、一般的に名前も知られていない沢山の種類がいることも知って欲しい。
昆虫好きなものにとっては、どんな種類であっても興味を魅かれる。
このヤマキマダラヒカゲという地味な蝶であっても、夏のカブトムシ・クワガタを探す際の道標になりうる存在であり、とても貴重なものの一つである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオスズメバチ

2012-05-27 20:23:53 | 昆虫
今日は天気が良かったので奈良県生駒郡平群町まで出かけた。
毎年5月のゴールデンウィーク頃から雑木林でクワガタを見かけるので、今年はどうかなと思い調べてみた。
樹液がしみだしているクヌギを探し出したが、クワガタを見付けることはできなかった。
その代りに一番嫌いなオオスズメバチが集まっていた。
刺激しないようにゆっくりと近付き写真を撮った。
クワガタやカブトムシを見付けた時に近くにスズメバチがいる場合は昆虫網を持っていれば問題無いが、持っていない場合はスズメバチが離れるまで辛抱強く待つしかない。
過去には待っている時に全身を蚊に刺されて、大変な目にあったことが多々あった(笑)
今日の場所にはオオスズメバチの他に、ヤマキマダラヒカゲとヨツボシオオキスイがいた。
ヤマキマダラヒカゲは写真を撮ったが、ヨツボシオオキスイは近付いた時に気付かれて樹からポロッと落ちて逃げられてしまった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする