燃え尽きた🏰チェネレントラ公演🏰

夏休みも終了で、いよいよ2学期ですね！
生徒さんからは、夏休みの楽しい思い出を聞けて嬉しいです。
みんな、キャンプに行ったり、旅行に行ったり、おばあちゃんのお家でゆっくりしたりと、素敵な夏休みを過ごしていましたね🎶

私の今年の夏といえば、毎年夏に長年リサイタルをされる河村潤子さんと、河村さんも所属の《ジョイヤ》の定期公演が重なり、２日に渡り、ロッシーニ作曲の《ラ・チェネレントラ》公演を終えて、すっかり燃え尽きました。

会員６名と男声ゲスト、そして、コーロ横浜と横浜ピッコロのメンバーが一丸となって、舞台で演じるだけでなく、舞台設営から転換から道具から衣装から、全てをこなします。そのパワーの源となるのが、演出をして下さる永澤三枝子先生✨
三枝子先生は、私が学生の頃から河村潤子さんを通じてお世話になっている先生。この先生に会わなければ、今の私は居ないだろうと断言出来る程、信頼のおけるとにかくパワフルな先生です。

そんな三枝子先生とのツーショット写真を



とにかく、妥協を許さず、信念を持って突き進む。音楽に対する情熱を沢山教えて頂きました。
今回も本番の前日から小屋入りし、ステージ準備、照明合わせ、場当たり稽古。
当日は、ゲネプロ、本番。それが２日間という強行スケジュール。
今回のオペラは３時間を超えました。それを２日で4回やりました。

弾き続ける事には、普段から慣れてはいるものの、やはり集中力との戦い…
響きの豊かなホール、そして、スタインウェイの煌びやかな音色のピアノ、そこから紡ぎ出すロッシーニの音楽の立体感を常に求められました。期待膨らませる序曲に、シンプルなスタッカート、嵐の壮大な音楽に、めまぐるしく、快活な早口のオンパレード、最後のハッピーエンドには、花火も上がる程の華やかさ
その都度、悩みながらも何とか感覚で掴むしかありませんでした。
そんな、私をサポートしてくれたのが、二台ピアノのパートナー、井向結ちゃん
ぴったりと寄り添い、同じテンションで最後まで楽しく演奏してくれました。



写真はカーテンコールより

そして、指揮を務めてくれた、山本達郎くんいつも、優しく努力家で、日頃から色々お世話になっています。



ステージの写真からは、嵐のシーンの雷が落ちる照明はこちら



雷の音は、ピアノ低音の爆音を鳴らしました。手を痛めない様に打ち所を考えながら…笑

全員のカーテンコールも、とても感動的でした。



とにかく、色んなチャレンジと共に、無事に大成功で終えられて、燃え尽きた…というところです。

そんなチェネレントラですが、来週はレストラン驛にて、こちらも2回公演です。
お食事付きでゆっくり楽しみたい方、一度見てみたくなった方
今からでも大丈夫ですので、ぜひ、ご予約お待ちしております🎶




9月も頑張って参りましょう〜〜