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おとなりカフェ

もうすぐ9月、新学期、防災の日。

写真は戸塚にある福祉作業所「りんごの木」の皆さんが作られたクッキー。そこのスタッフの方からいただきました。
丁寧につくられていて驚くほど美味しい。もったいないので少しずついただいています。


広島の大規模な土砂災害の被害は、見聞きするだけでも信じられない思いです。
このたびの突然の土石流による大災害。始まってから1週間が経ったという報道。

眠っている時間の出来事。
いくら雨が強くても、まさか、飛行機に乗っているわけではないですから、最も安心な自宅にいて突然何かが襲ってくるなど、誰も想像できなかったと思います。

「ゆったりカフェ」を運営している仲間で、広島に実家がある友人がいます。
一応、実家は無事だけれど、とにかくこの災害は信じられないし、悲しいし、雨や自然が恨めしいと。
無事といっても、恐らくライフラインの不具合はあるはずですし。

私、本気で人工降雨装置について記事検索をしてしまいました。
(実は日本でも昔から研究されていたのだとか。最初は軍事目的。そういえば黒田官兵衛も水攻めしてた・・)

北京オリンピックで初めて知ったこの怪しげな装置?ロケット?雲に打ち込む?
当時は、そんなこと出来るわけないでしょ、と笑っていましたが、こういうこと、何でできないの??と今は思います。

ここ数日、夏休みも終わりに近づいているものですから、子どもと共に、予定していた行事などに出かけていますが、世田谷と川崎の豪華な花火の競演を見ても、大勢で料理を楽しんでいても、心底楽しむ心境でもありませんでした。。まあ、しようがない。

私が意気消沈しても、被災された皆様の力には何にもなれず。
ただ、こうした出来事を自分の身にいつでも起きるかもしれないという気持ちを持ち、重く受け止め、せめてこの大きな被害から教訓を見出さなくてはと思うばかり。

局地的な気象の変化やその対応などは、もう公的な情報を待っているようでは間に合わないようです。
気象情報を得ながらも、雲の流れを見て、五感を研ぎ澄まし、自分の判断で対処する以外にはなさそう。
「津波てんでんこ」と同じです。

また、行政は、「からぶり」に対する苦情を恐れて、避難指示などが遅れがちであることもたびたびあるようです。
避難指示があって、大したことはなくまた自宅に戻ることがあっても、住民として「それは幸いだった、指示をもらえてよかった」と言いながら自宅に戻るような文化が醸成されていくといいなと思います。


ちょっと飛躍かもですが、保険も、年金も同じ。
相互扶助のしくみですし、掛けた分が無駄のような気持ちになっちゃいけない。
保険金がおりた=大変な思いをした=保険に加入していたおかげで困らなかった。
何ももらえない=何事もなかった=無事で笑って暮らせる。

私は無事であることに感謝です。痛いのは嫌なので。

災害時の避難用品もしかり。
水・食料など、5年物でも、賞味期限切れで何度か新しくしました。
買い替えは、避難用品の出番がなかったことを意味します。感謝です。

今は、日常にストックのしくみを取り入れ、捨てずに済むようにしつつあります。が、無事な時にこそ考え、覚悟し、備える必要があるなーとつくづく思います。
もうすぐ防災の日ですね。


それ以外に、新潟の実家から戻る日の朝、娘が6日ほどお世話になった岩手・葛巻のお宅の奥さまの突然の訃報が入りました。60歳を少し超えたくらいの方で、数日前までご飯を一緒に作って、笑っていた方です。
生命の強さ、しなやかさに感動することもありながら、命の儚さも思い知る日々です。

どうか、すべての命が、幸せであるように。
できることは何だろうと考える。
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