goo blog サービス終了のお知らせ 

進撃の巨人ストーリー 妄想物語 進撃兵団

進撃の巨人の世界の中に勝手に入り込み、勝手に妄想を繰り返し楽しんでいます。
一緒に楽しんで貰えると嬉しいです。

進撃の巨人 妄想物語 第2章 兵団入隊⑧ 立体起動装置訓練Ⅸ

2016-01-31 23:23:45 | 進撃の巨人 第2章 訓練兵団入隊
立体起動装置の取付訓練を何とか終えた僕たちは、いよいよ実践を想定した模擬訓練をする事となった。
誰もが緊張感と興奮の入り混じった感覚に酔いしれていた。

「さあ、いよいよお前たちが待ち望んでいた模擬訓練だ!じっくり楽しみやがれ!」
「だが、お前たちが思っている以上にこの訓練は甘くは無いぞ!」
兵団長の弩声が鳴り響いた。
この言葉を聞き、誰もが「必ずクリアして見せる!」と心に誓うのだった。
しかし、訓練が開始されて間もなく、兵団長の言っていた意味が痛いほど理解する事になってしまう。
立体起動装置は、思った以上に扱い難く、自分が望んだ所に移動する事が出来なかったのである。
これを初めから上手く使いこなせる者は、さすがにいない。
なんでもこなしていたミカサですら、手こずっていたのである。

僕はというと、跳んだはいいが、色んな所にぶち当たり、上手く操作出来ないでいた。
エイマもまた、同じように自分が望んだ所に移動する事ができず、少し苛立っているように見えた。
そんな時、ふとエイマと目が合った。
互いに絶対負けないとアイコンタクトを送りあい、競い合うかの様に、必死に練習に明け暮れていった。



1920x1080x0b336778fed0d1a43500da.jpg



マンガ無料立ち読み


コメントを投稿