95歳の木

　　今日もお父さんは山で仕事をしていました。

　　今日の仕事は造材作業と言って、間伐した木を市場に出せるように長さをそろえて切るのです

　　
　　人工林のほとんどは、炭焼きなどをして雑木を切った後にヒノキや杉を植林している物で、今の山は４０歳くらいですが所々に前から生えていたヒノキが残っているようです。今日切った木の中あったのですが一番大きな切り株の年輪を数えてみると９５歳でした

　　ヒノキや杉の木は土の表面に根を張るので水もちが悪く、下に草が生えないくらい茂ってくると木の育ちも悪くなるのです

　　そこで地面に日が差すように間伐をして草やシダ小さな雑木をはやしています。森の中に生えた下草や雑木は水を蓄えると同時にがけ崩れなども防いでくれます

　　立派な木を育てるって大変なんですね