という事で今日は、エピクロス氏です。
タイトルはサークル『SYNC.ART'S』様の東方ヴォーカルアレンジ曲です。良い曲ですので興味が湧けば是非ご視聴ください。
さて、名言の前に軽くエピクロス氏に触れておきます。詳しくはウィキとかを参照すると吉です。
エピクロス氏は古代ギリシアの哲学者です。
彼エピクロスが追求したのは現実的・社会的な煩わしさから解放された自己充足的な精神の快楽なのですが、『エピクロス派は快楽派』という言葉だけとって勘違いしている方も多いのでは。別に今で言うような『快楽に耽る』的な意味はあんまりありません。多分。
実際、『エピクロスの園』というらしい閉鎖的な共同体を作り、弟子たちとそこで質素な暮らしを営みながら哲学の研究をしていたらしいですからね。どっちかというと世捨て人のような感じが強いのかもしれません。
と、前置きが長くなりましたが本日の名言で。
≪エピクロス――教説と手紙≫
「もし神が人間の祈りをそのまま聴き届けていたならば、人間はすべて、とっくの昔に亡びていたであろう、というのは、人間はたえず、たがいに、多くのむごいことを神に祈ってきているから」
基本的に人間を信じていないような感覚がヒシヒシします。
まぁ実際問題、誰かが死ねば良いのにとか、そこまでいかなくてもいなくなればいいのに、とか思ってしまう事は多くの人にある事でしょう。嫌な事をされたり言われたりした時、何らかの悪い感情を抱くのは聖人でもない限り普通の事ですからね。
と言っても、神に素晴らしい事を祈っている人も多少はいらっしゃるでしょうから、そこまで捨てたものではないと信じましょう。
何か宗教的になった気がしますが。気のせいですね。
という事で、本日はこれにて失礼しますー。
―――さぁ、おかわりはいかが。トキ
タイトルはサークル『SYNC.ART'S』様の東方ヴォーカルアレンジ曲です。良い曲ですので興味が湧けば是非ご視聴ください。
さて、名言の前に軽くエピクロス氏に触れておきます。詳しくはウィキとかを参照すると吉です。
エピクロス氏は古代ギリシアの哲学者です。
彼エピクロスが追求したのは現実的・社会的な煩わしさから解放された自己充足的な精神の快楽なのですが、『エピクロス派は快楽派』という言葉だけとって勘違いしている方も多いのでは。別に今で言うような『快楽に耽る』的な意味はあんまりありません。多分。
実際、『エピクロスの園』というらしい閉鎖的な共同体を作り、弟子たちとそこで質素な暮らしを営みながら哲学の研究をしていたらしいですからね。どっちかというと世捨て人のような感じが強いのかもしれません。
と、前置きが長くなりましたが本日の名言で。
≪エピクロス――教説と手紙≫
「もし神が人間の祈りをそのまま聴き届けていたならば、人間はすべて、とっくの昔に亡びていたであろう、というのは、人間はたえず、たがいに、多くのむごいことを神に祈ってきているから」
基本的に人間を信じていないような感覚がヒシヒシします。
まぁ実際問題、誰かが死ねば良いのにとか、そこまでいかなくてもいなくなればいいのに、とか思ってしまう事は多くの人にある事でしょう。嫌な事をされたり言われたりした時、何らかの悪い感情を抱くのは聖人でもない限り普通の事ですからね。
と言っても、神に素晴らしい事を祈っている人も多少はいらっしゃるでしょうから、そこまで捨てたものではないと信じましょう。
何か宗教的になった気がしますが。気のせいですね。
という事で、本日はこれにて失礼しますー。
―――さぁ、おかわりはいかが。トキ