MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

勝負した日

2008-06-20 00:18:21 | Weblog


2006.2 ~ SINGLE 『EASY LOVE』

2006.10 ~ SINGLE 『SWEET REVOLUTION / IN THE NUDE』


「渾身の三作」 


「怒涛の連続リリース」


そして畳み掛けるかのようなアルバム発売。

2006.12 ~ ALBUM 『IN THE MOOD』

この流れは凄かった。

まさに氷室京介始まって依頼の超攻撃的な展開だった。


このアルバムが売れなければ何が売れる?


そんな仕上がりのアルバム『IN THE MOOD』だったが・・。

結果は前作のFTWよりちょっと良いくらいの売り上げだった・・
(7万枚弱・配信は含まず)

「氷室は売り上げを意識して作っていない」

こんな言葉が聞こえてきそうだが、

意識することと、結果を分析することとは別の話。

俺が氷室の立場ならこう考えただろう。


「じゃあ、何をやればいいんだよ」


客観的に見ても本当にそう思う。

これが売れない日本の音楽って何?

いや、これを聴かないって何?とさえ思った。


売るとは?


聴かせるとは?


それは、「聴き手がいて初めて成立すること」

どんな名曲でも聴き手がいなければ売れない。

涙を誘うような、

あたかもそれ目当てで作られたような、

そんなコスイ曲なら一人歩きもするだろう。

しかし氷室はそれをメインで曲作りはしていないだろう。

氷室に今して欲しいこと、

それはとりあえず聴いてくれる人を見つけること、

いや、氷室の作品を多くの人間に魅せ付けること。

あたりかまわず、ただがむしゃらに・・・

氷室京介を聴いてなかったことを後悔させるのは、

そこから始まるのではないだろうか。














         
                 IN THE MOOD