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巷はロンドン同時多発テロのニュース一色だが、ここは敢えて国内ニュースに注目して「X線天体衛星ASTRO-EII(アストロ・イー・ツー)」の話題でも。この「ASTRO-EII」も「MTSAT-1R: 運輸多目的衛星
# 「運輸多目的衛星みらい1号」になる筈だったMTSAT-1も、2003年11月29日に打上げ失敗によりお亡くなりになってます
当初の打上げ予定は7月6日でしたが、天候不良のために7月10日以降に延期になりました。まぁ、天候不良が原因でこいつも打上げ失敗なんかされたら堪らないので、慎重になって打上げ日を延期したのは正解だと思います。
因みに、打上げに使用するロケットはM-V-6(ミュー・ファイブ ロケット6号機)です。
なお延期になった打上げ日程は現在未定ですが、打上げ日の11:30よりM-V-6打上げの模様がライブ中継される予定です。H-IIA・F7の打上げ中継を見損ねた人は、今度こそご覧になってはいかがでしょうか?
# 俺もか…
● M-V-6号機の打上げ実験日について - JAXA 2005年07月07日14:00
● ASTRO-EII/M-V-6 カウントダウンページ - JAXA (打上げ日11:30よりライブ中継あり)
● プロジェクト M-Vロケット - JAXA
● Astro-E2 Project 宇宙研X線天文グループ
● M5ロケット打ち上げ、また延期 10日以降に (朝日新聞) - goo ニュース 2005年07月07日17:27
● 朝日新聞宇宙探査特集 - asahi.com
ついで?に、レーザ光線照射で発生させた「人工の星」で天体撮影の精度を上げる試みも紹介。
まず、レーザ光線照射で夜空に「人口の星」を発生させる。この「人口の星」で大気の揺らぎを測定して、撮影したい天体に影響している揺らぎを取り除くんだそうだ。
# 屋外録音するときに利用する「別集音マイクでノイズを拾って主音源からノイズを取り除く」と同じような原理なのかなぁ
まぁ原理はよく分からんが、「ハッブル宇宙望遠鏡」の約3倍の鮮明さで撮影できるようになるということなので、これも期待は大だな。
● 「人工の星」で天体撮影鮮明に 国立天文台・理研が開発 (朝日新聞) - goo ニュース 2005年07月07日06:15
● レーザー光で「人工の星」 レーザー光線の照射装置 (共同通信:写真記事) - goo ニュース 2005年07月07日15:50
こんなのが宇宙にいるんだったら是非とも打ち上げ成功してほしいな~(^0^)/
バカまるだしのコメントでゴメン…(´Д`)
できれば、7/10に打上げてほしいなぁ