秋の花が満開です。
金木犀を見つけると、ちょっと立ち止まってマスクをずらして、いい香りを楽しんでいます。
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高校の時の友達2人とLINEのグループを作って、他愛のない話題を楽しんでいます。
時々出てくるのは・・・「あの時、こうだったよね」といった類の話題です。
その話を3人とも覚えていることもありますし、1人だけの記憶だったり、2人が「そうそう!」と覚えていることもあります。
こんな感じで・・・私たちの記憶は随分と頼りにならないんだとも思います。
もう何年も前の出来事で、その出来事に自分の感情が絡んでいたり、自分の推測が入っているのに、まさに「これこそが真実だった!」という固い意志で覚えていたりする事もあるんだろうな・・・・と思います。
それが良い思い出なら良いのですが、必ずしもそうとも限りません。
その時に戻って「どんな気持ちでそんなことを言ったの?」と誰かに訊くことは難しい・・・。
NLPで習った
「NLPの基本となる前提」の中にこういうものがあります。
1)体験(領土)と解釈(地図)は同じでない
出来事は冷静な事実ですが、それを自分がどのように解釈したかを私たちは覚えています。
雨は気象の条件によって降りますが、その雨を見て「悲しい」と感じるか「清々しい」と感じるか「浄化の雨」と受け取るか・・・その人の解釈で違います。
出来事をいかように受け取るか、解釈するかによって、自分の目にどんな風に映るか・・・も変わります。
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自分の思いは動かせないものではなさそうだ・・・。LINEでの他愛ないやり取りでそんなことを思いました。