銀座に店を構える「すきやばし次郎」の店主で、大正14年生まれのすし職人・小野二郎さんが握るすしは5年連続で「ミシュランガイド」三つ星を獲得し、大きな注目を浴び続けてきた。その味に魅了されたアメリカ人監督のデヴィッド・ゲルブが密着取材を行い、二郎さんの職人としての姿勢や、父を超えようと精進する2人の息子や弟子たちとの師弟関係を映したドキュメンタリー映画。
いつだったか朝の番組で…海外からのゲスト(超有名な10代?の男性シンガー…名前忘れた)が「日本の食べ物で何が好きですか?」と聞かれ、「お寿司。二郎さんのお寿司。映画も3回観て感動しました」と答えたので、この映画は絶対観に行こう!エーガルでしないからシネフクまで行かなくちゃいけないけど…でも観に行こう!と、決めていた。
先週、最終日にギリギリ観に行けたからよかった
印象に残った言葉があって…
「二郎さんのお寿司は三楽章。音楽のごとく、二郎さんの“哲学”を一緒に食べている」
「行ってガッカリしたことがいまだかつてない。こんなことは“奇跡”としか言いようがない」
「シンプルを極めていくと“ピュア”になる」
現役を続ける二郎さんの言葉では…
「この歳になっても完璧とは思っていない」
「今よりもっといい方向にいくにはどうすればいいか始終考えろ」
「いつも前と上を見ろ」
「日々努力」
二郎さんが亡くなられた後のことを想像すると…
「二郎さんの哲学を一緒に食べている」とお客様に思わせるお寿司だけじゃないものすごいものが存在?しているわけだから…
後継ぎの息子さんは大変なことだろうなぁと思わずにはいられない。
息子さんの腕前・力量が二郎さんと同じだとしても…
偉大な親をもつと、後継ぎとなる人は何倍もの“努力”はもちろん、親を超える“偉業”を成し遂げてこそ…となる
“揺るぎなき信念”と…“愛(支え愛)”は、必要不可欠ですね
この映画を観て、二郎さんのお寿司を食べてみたいなぁとつくづく思ったけれど…
「おまかせコース・お一人様三万円~」
こんな超お高いお寿司屋さんに連れっててくれる人は…
う~ん…ひとりしか思い浮かばない
正や~ん(笑)
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